ワイヤレス充電を使うとバッテリーが悪くなると!?

便利なワイヤレス充電に対応したスマホが増えています。ワイヤレス充電にはいくつかの規格がありますが、メジャーな規格は「Qi(チー)」で、 iPhone8/8Plus以降のすべての iPhoneに採用されていることもあり、日本でも多くのQi対応ワイヤレス充電器が販売されるようになりました。

そのワイヤレス充電器ですが、利用の際にいくつか注意点があります。安全に関連する内容も含まれるため、理解したうえで使いましょう。

1、異物を乗せないこと。異物検出機能(FOD)を備えていないワイヤレス充電器の場合、受電機がないにもかかわらず電力が放出され続けると異物発熱や故障の原因になります。ワイヤレス受電器と受電機の間に金属片があると、危険度はさらに高まります。最新のQi規格ではFOD対応は必須化されており、異物を検出するとLEDが点灯する製品も存在します。

2、熱に気をつけること。対向配置されたコイルに磁界を発生させ電磁誘導を行うという構造上、ワイヤレス充電器は熱がこもりやすく、特に夏場は温度がかなり上昇することがあります。安全回路を備えたワイヤレス充電器は自動的に電源オフにされますが、そうでない場合はスマホなど受電機側のバッテリー劣化が早まるなどのダメージもあります。

このような危険は、Qi規格を定めたWireless Power Consortium の認証を得た製品であれば、ある程度回避できます。価格だけで決めず、互換性が検証されていることを意味するQiロゴの記載があり、安全対策がされた製品を選びましょう。

今回はお客様からQi充電器を使うと「バッテリーが悪くなるのか」とお問合せをいただきましたので記事にしました。iPhoneのことで分からない事や知りたいこと等もありましたら、お気軽にお問合せください。

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