iPhoneXのバッテリー交換のお話

さて、今日はiPhoneXのバッテリー交換です。
iPhoneXが発売されて、1年半が過ぎたところです。
早い方で、そろそろバッテリーの消耗が激しくなるころですね。

ということで持ち込まれたiPhoneXのバッテリーを外したところです。

  

見事な膨らみ方です。
iPhoneXは中の作りの問題か、バッテリーは2つを合体させたような作りになっているのです。
Appleは機種ごとに細かく設計しているので修理屋さんは新機種が出るたびに勉強をしているのです。

iPhone8からはqiが搭載されているので、バッテリーを無理に剥がすとqiのコイルを破損してしまって置くだけ充電ができなくなります。
つまり、バッテリーを外す際にも従来の機種よりも注意が必要ということです。

iPhoneのバッテリーは強力な両面テープで接着されていて、剥がす際にはテープの端を持って引っ張ってテープを取るのですが、古くなった機種や寒い時期はテープが切れるんです。
そしてテープが切れたら、極力バッテリーにストレスをかけないように持ち上げて、テープが切れた場所を探し出して再びテープを引いてバッテリーを外します。

iPhone5までは、力技で剥がす作りだったのですが、iPhone5s(5c)からは引っ張るタイプに変わったので大変なんです。

と、色々言ってみましたが売り物は苦労ではなく修理ですので涼しい顔でiPhoneを修理しておりますが。

さて、話がとっちらかって来ましたので、強引に軌道修正を。
このiPhoneXのお客様は、ゲームが好きな方で充電状態で長時間ゲームをされているとおっしゃってました。
これはダメな使い方です。

理想はバッテリーが20%を下回ってから充電器に挿して満充電になったら外して使うというのがいいようです。

中々理想的な使い方は出来ないと思いますが、iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためにiPhoneを使いながらの充電は避けましょう。

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