天神店に朝一番でご来店されたのは初代SEのバッテリー交換です。

最近のインキューブ天神店は初代SEのバッテリー交換が多いです。
小さな波なんでしょうが、古い機種を大事に使ってくれていると思うと嬉しいですね。
おそらく、Yモバイルなどの格安SIMキャリアがiPhoneをセットで販売しだした初期の頃の端末のバッテリーが限界を迎えたのかなと思います。

うろ覚えではありますが、格安SIMキャリアがiPhoneのファブリッシュ品を販売し始めたのはiPhone7の頃だったと記憶しています。iPhone8がリリースされるちょっと前くらい。

iPhone6sとiPhone SEのリファビッシュが販売され始めました。
ということは4年ほど前になりますので、バッテリーを上手に使う方でもそろそろ限界のタイミングです。
そういった方が天神にバッテリー交換にご来店されているのでしょう。

iPhoneのバッテリーは乾電池などと違い基盤が入っていて絶妙に制御されています。

iPhone SEについている付いているバッテリーの基盤

 

この上の方のやつです。

iPhoneから、この基盤に向けてバッテリーの状態を確認してその回答を画面に表示させているのです。
ここの基盤が管理人で、その下のエリアは入れ物なんです。
ペットボトルの入れ物と蓋のようなイメージです。

蓋のところに管理人さんが常駐しているような。

バッテリーが使えなくなる理由は大まかに2つで、1つはバッテリーそのものが経年劣化によって電気を蓄える能力がなくなる。先ほどはペットボトルで例えましたが、このイメージは風船が萎んでいくという方がイメージがつきやすいかもしれませんね。

2度と元の大きさに膨らまなくなった風船です。これは経年劣化です。
だんだんと小さくなっていき、最終的には全然膨らまなくなるという様なイメージです。
これがiPhoneの設定アプリから見ることができるバッテリーのパフォーマンスです。

次にバッテリーについている基盤の故障です。
これが厄介で、iPhoneに間違った情報を返すことがあるのです。
バッテリーの中に蓄えられている電気が残り少ないのに50%以上あるよ!とか。

こんな返事を返したりします。
この状態になると危険です。iPhoneが要求する以上の電気を流したりするので、これで基板が故障することがあります。そしたら、ちょっとびっくりするような金額で基板を修理する必要が出てきます。

この予兆はさっきまでたくさんあったはずのバッテリーが急に0になって電源が落ちる。
また電源が落ちたiPhoneに充電ケーブルを繋ぐと急に70%とかの状態になるというのがわかりやすい症状です。

他には、もう数年使っているiPhoneなのにバッテリーのパフォーマンスを見ると100%だったり。
iPhoneのバッテリーは単なる入れ物ではなく、色々と管理をしているので怪しい動きをしていたら起動不良になる前にバッテリー交換をしましょう。

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