宮崎県から、色んなお店にNGを出されたiPhoneの修理にチャレンジ!
中々多忙な日々で、記事の更新が滞っていた福岡で頑張るiPhone修理屋さんのiatQでございます。
最近、やっと余裕が出てきましたので、iPhoneの修理記事やiPhoneネタなどを書いていこうかと。
ということで、再開(中断してたわけではないのですが)1発目の記事です。
宮崎県から福岡までご来店のお客様です。
これで、あとは鹿児島からご来店いただければ九州制覇になります。
鹿児島の方、お待ちしております。
さて、この遠来のお客様ですがiPhoneが起動しない!
という症状。
話を聞いてみると、iPhoneのバッテリーが消耗しすぎていたようで、ある日突然起動しなくなり宮崎と鹿児島の色々なお店に問合せたり持ち込んだりしたが起動させることが出来なかったようです。
そして、絶望に暮れながらも当店にたどり着いたということで、そこまでの思いでたどり着いたのであれば、駆け込み寺のiatQが頑張ってみましょう!ということで修理開始。
まずは定番の作業でバッテリーを交換して起動を試す。
当然、他のお店も試しているだろうけど、基本に忠実に一つ一つ試します。
当然、このくらいで起動するなら宮崎から福岡までは来ません。
次にパネルや近接センサー。
この近接センサーがエラーを出してiPhoneが起動しないこともあるんです。
こいつです。
インカメラと近接センサーが一体になったパーツです。
そして、こいつも原因ではなく。
エラー信号を出すパーツは一通り交換してみるもダメでした。
さて。ここからがIT屋さんが運営するiPhone修理店の真骨頂ですね。
随分企業秘密的な部分が多いので、細かくは書けませんがハード的なアプローチとソフト的なアプローチの両面からアタックします。
テスターなどで試していたらCPUや、その周辺パーツまで電気が流れていることはわかっていたので、iPhoneを無理やり叩き起こすような感じですね。
まるで、の◯太君を叩き起こすママのようなイメージです。
そして無事に起動。
実は、ここまでやって起動しなければ次の手は無かったのです。
起動したことをお客様にお伝えすると実は・・・とポツポツと話していただいたのですが
iPhoneの中にご兄弟の結婚式の写真や動画が入っており、何としてでも取り出したかったということのようです。
それで一縷の望みを繋ぐために宮崎から福岡まで高速で数時間かけてお出でになったということでした。
無事にデータも取り出す事ができて嬉しそうに、西新で有名な蜂楽饅頭をお土産に帰って行かれました。
※蜂楽饅頭は福岡の、というか西新の名物かと思い調べてみたら熊本の企業で鹿児島や宮崎にも店舗があるようですね。