iPhone自己修理の悲しい結末。

iPhone修理が一般的になってきて、以前はマニアックな一部の人が自分でiPhoneを分解して修理するという感じだったのですが、最近では色んな方が自己修理をされるようになってきました。

流石に天神や博多あたりでもiPhoneのパーツは売ってませんが、Amazonなどでは普通に売られています。

それを購入して自分で修理をして成功したり失敗したり。

1番多い失敗は外したネジをどこにつけるかわからなくなった系の失敗ですね。
当店は自己修理失敗した端末の修理などもやっておりますが、iPhoneはネジの種類が多いので中々大変な作業になります。

次は買ったパーツが不良品だったという内容も多いです。
iPhone4シリーズの頃は画面の修理をして最後閉める時にケーブルを挟み込んで断線させてしまうというのも多かったですが、今はそういった作業ミスによるパーツ故障は減った感じがします。

今までも散々色んな失敗を見てきましたが、久しぶりの炎上案件です。

炎上したiPhone8

中々見事な焼け方ですね。このお客様は高宮から西鉄電車に乗ってお越しになったとのことでしたが、以前ご来店された方も南区と言われてました。
南区界隈では自分でバッテリー交換を行うと炎上する呪いでもかかっているのか?
その端末は見事に復活を成し遂げて、iPhoneってすごいなーと思った記憶があります。

今回の端末は、まったくダメでした。
ピクリとも反応致しません。
使えるパーツもなさそうですし。

ということで、廃棄するしかない端末ではありますが、当店は簡単に廃棄致しません。
持続可能な社会です。サスティナブルです。
こんな端末でもネジは無事なものが多いので、取り外せる範囲でネジやブラケット類を取り外して次に繋げます。

雑な業者さんのところで修理されたiPhoneはネジが足りないことがあります。
そんな時に少しでも正常な状態に戻すために同じ規格のネジをストックの中から探し出して補完するのです。そうすることによって少しでもお客様が修理に持ち込んだiPhoneを元の状態に戻すのが私たちの役割かと考えています。

ということで、この端末からはひたすらネジを外して当店のネジストックの中に収めてしまいました。
本当はボディなど使いたいのですが、ここまで見事に焼けてしまうと再利用は不可となりますね。

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