iPad mini4のリンゴループ!結果は?

iPad mini4のリンゴループ案件が持ち込まれました。

このお客様は当店の常連さんで、iPhone5時代から当店を利用していただいています。
今日のiPadは、このお客様のお父様のiPadで、使い慣れたiPadなので何とかしたいということで持ち込まれました。

iPad mini4は2015年に発売された機種ですが、液晶の表現力なども高く、名機の一つでした。
発売から9年経った今でも現役で活躍できる機種です。Apple pencilの第一世代が使えるというのも魅力の一つです。

リンゴループの場合、バッテリーが悪い場合はバッテリー交換すればいいのですが、それ以外が悪くなっている場合は高額な修理になる場合が多いのです。

ということで問題点の切り分けをします。
今回は電気の流れに問題がある可能性が高いと思ったので、まずはバッテリーが悪くなっている可能性を探ります。

画面を開けて観察してみると、バッテリーにシワが入っています。
一度膨らんだ形跡がありますね。

 

やっぱりバッテリーの問題?
ということで、バッテリーを切り離して基板に直接電気を流してみます。

電圧は3.82Vです。

リンゴループは改善せず。
この後にエラーを出すパーツ類を切り離してテストするも症状変わらず。

ということで、基板に問題が出ていることが確定しいました。

iPad mini4は名機なのですが、9年前の機種なので、中古の相場も下がっているのです。
基板修理は高額になるが、中古の値段は下がっている。

ということで、今回は修理を諦めて新しくiPadを購入するということになりました。
これも選択の一つです。新しいiPadとも仲良くしてあげてください。

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