povo2.0も出たことだし、楽天unlimitedを無料で運用する話でもしましょうか。

筆者は楽天unlimitがリリースされた際、すぐに乗っかった口です。
当時筆者は博多店を拠点としていて、バス通勤が長かったのと通信制の大学に在学しているということもあり、バス時間を有意義に過ごしたいなと思い低速でも1Mbps/sもの速度が出る楽天しかないでしょ!

さらに、ここは福岡で移動経路は博多から薬院を通り比較的都市部ばかりを移動するから電波も問題なかろうもん!という根拠。当時iPhoneは対応していなかったのですが、筆者はiPhone修理屋でシステムエンジニア。

どうとでもなるくさ。という発想。
まあ最初はどうにもならんでシャープのアンドロイド端末を中古で購入して2刀流でなんとかしたんですけどね。
その際の顛末や心模様は博多店のこちおらの記事をご覧ください。

そしてやっと本題の楽天unlimitを無料で運用するとはどういうことなのか?

楽天回線はシンプルな1プランで使った量に対して段階的に課金されていくシステムになっています。
そして1Gしか使わなかった月は0円なのです。
これを利用してうまいことやりましょうと。

なんで話題のpovo2.0の話ではなく楽天の運用を今更書いているのか。

povoはAU回線で運用されています。
楽天は独自回線で運用されていて、楽天圏外ではAU回線をローミングして運用されるのです。
これがポイントで、povoは1つに対して楽天は2つの回線を使うことができるのです。

今回の記事の趣旨は先日のdocomo回線障害のリスクヘッジについてです。

まだ記憶にも新しい、10月14日のdocomo回線での通信障害。
この時にインターネットが使えずに困った方も多いかと思います。
当iatQグループにもたくさんの問合せが入りました。

急に電波が入らなくなったんですと。

そしてdocomoが通信障害を出しているとわかってからは、ひたすら回復を待つだけ。
耳にした話では、課金しまくって頑張って強くしたゲームでログインできない間にやられてしまってゲームを引退したという話が1番の衝撃でした。

筆者は基本的にゲームをしないので、その感覚はわかりませんが、そういう憂き目にあった方はドコモに対して訴訟を起こすくらいの気持ちになるでしょうね。100万円単位でつぎ込まれていたらしいので。

2回線を運用する準備

単純にスマホ2台持つという手もあるのですが、それでは邪魔すぎます。
筆者も一時期iPhone2台とiPad、その他と持ち歩いていたので非常に邪魔で、常にどれか電池が切れているしという状態になっていました。

現在はプライベート用の電話は1台だけなので運用が楽になりました。

1台で複数回線を運用するには?

いわゆるデュアルSIM対応の端末を利用します。
それもDSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)という方式が使える端末です。他にも似たような仕組みがありますが、基本的にどれでも同じようなもので2つのSIMが入っていて、両方同時に待ち受けすることができるので、どちらの番号に電話の着信があっても電話を受けることができる。

また、パケット通信も行うことができる。
このことに対しては楽天がわかりやすい説明を出していましたので、ご参照ください。

対してDSSS(デュアルシムシングルスタンバイ)は切り替えながら使うタイプです。
こちらでもいいのですが、サブで運用しているSIMで通信している時はメイン運用のSIMの着信ができないのが弱点です。

iPhoneでDSDSに対応している機種は?

基本的にiPhone X以降に発売された機種は対応しています。
日本で発売されているiPhoneは物理SIMとeSIMという組み合わせになっています。

eSIMに関してはドコモにわかりやすいページがありましたのでご参照ください。

ということで、iPhoneのX以降の機種を使われている方は、メイン回線にコスト追加なく楽天回線を導入できるチャンスがあるということです。

楽天回線をどうやって0円で運用するのか。

現在メインで使っている機種にeSIMを追加します。
この方法などは、別の機会に詳しくご説明いたします。

楽天モバイルのトップページから申し込みを済ませてeSIMのQRコードをダウンロードします。
それをiPhoneのカメラで読み込んで情報を追加したら準備完了です。

この準備ができたら設定のモバイル通信の箇所をタップすると下のように複数の回線が登録されているのがわかります。

この中から電話とインターネット通信の回線を選びます。
着信に関しては何も設定しなくても両方着信しますが、発信に関しては自分でチョイスする必要があります。

筆者の場合はソフトバンク回線がかけ放題になっているので発信はソフトバンク回線。
そして同じソフトバンク回線が古い契約で5Gしかついてないのですが、その5Gを使い切るまではインターネット通信もソフトバンクを使います。

筆者は楽天回線がプライベート用に位置付けているのですが、その番号から無料で電話しようとすると、楽天アプリからの発信になり少し面倒なのです。ということでデフォはソフトバンク回線から発信。

そしてソフトバンクの5Gを枯渇させないように頑張るために、タウンWIFIというAPPを入れています。
これ意外と役に立つので、別の機会にご紹介いたしますね。

それでも足りない時は

これは条件が厳しく、どなたにでもできる技ではないのですが筆者はLTEモデルのiPadを使っていて、そのiPadにはiijmioという会社のeSIMを入れて運用しています。その辺の顛末はコチラ
このiPadに対してインスタントホットスポットという技を使い通信を行います。

インスタントホットスポットは同じApple IDで運用されているiPhoneやiPadなどが近くにある際に使える方法で、一般的な言い方としてはテザリングになりますが、通常のテザリングと違いインターネットの提供側からでなくてもテザリングをONにできるのです。これが便利。

つまり、通常のテザリングであれば筆者の場合iPadを取り出しインターネット共有をONにして手持ちのiPhone XSで接続をするという段取りになるのですが、iPhone XS側から強制的にiPadのインターネット共有をONにできるというやり方です。

楽天を0円運用するために、意外と毎月必死です。

上記したように涙ぐましい努力を毎月繰り返しているのですが、このおかげで楽天さんでかかるはずの通信費は0円で済んでいます。
本当はソフトバンク回線の契約を変更すればいいのですが、古い法人の契約で来年の4月にならないと契約変更できないのです。

変更できるタイミングになったらLINEMOに変更しようかなと。
そしたらソフトバンク回線をお得に使えることになります。
そうすることで、今のような運用ではなく、基本的にはLINEMO1本で通信は事足りるかなと。

そしたら手元にソフトバンク回線、楽天回線、ローミングのAU回線
この3回線があるので通信障害に対しては強い環境が出来上がります。ついでにiPadのIIJの回線も独自回線になりますので、4回線を手元に置いておけるという安心感もありますね。

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