iPhoneがAndroidより優れている理由【iatQインキューブ天神店版】
3月末の記事にはなるのですが、ネットを見ていると今日のタイトルのような記事が出ていたので、なるほどと思いながらiPhone修理店であり、元システムエンジニアの観点から同じテーマで記事を書いてみようと思います。
https://www.lifehacker.jp/article/2203why-you-should-switch-from-android/
- 値崩れしにくい市場価値
- セキュリティリスクの低減
- 極めてユーザーフレンドリーなインターフェイス
- 優れた補償プラン
- シームレスに統合されたAppleエコシステム
- 偽物を見分けやすいこと
- 機能的なカメラと自然な写真
- 迅速なアップデート
- 使い勝手の良いApple Pay
上記サイトではこのように書いてありました。
これに対して、重箱のすみをつついてもいいのですが、前述したようにiPhone修理店だからわかるiPhoneの方が優れていると思うところを挙げてみましょう。
目次
- iPhone（iOS）の普及率
- 世界中にiPhoneを修理できる修理屋さんがある
- 長く続くiOSのバージョンアップ
- ネジ一本から設計されている精密さ
- ウィルス感染に強い仕組みが作られている
- 日本では使っている人が多いので日本語の情報が多い
- アクセサリ類が充実している
- iPhoneがAndroidより優れている理由【iatQインキューブ天神店版】 まとめ
iPhone（iOS）の普及率
statcounterによれば世界的にみたiOSのシェアは
- iOS 27.57%
- Android 71.7%
日本に限定したシェアは
- iOS 65.68%
- Android 34.16
個のような結果が出ています。
今回の記事には普及率という前提条件も必要になりますので1番最初に記載させていただきました。
世界的にはiOSの普及率は低いですね。
世界中にiPhoneを修理できる修理屋さんがある
なぜiPhoneの修理屋さんは世界中にあるのにAndroidを専門とした修理屋さんがないのかという問題です。
この記事でも書いているようにAndroidは種類が多すぎて在庫を常にストックしておくのが難しいのです。
iPhoneであれば中心機種の修理パーツを多めに持っておいて、それ以外の機種のストックは少なめで問題ないので、商売として成立しやすいのです。
世界中の至る所でiPhoneの修理ができるということは、トラブルに強い端末であると言えます。
いい端末とは単体を指していうのではなく、包括的なサービスなど全部含めて「いい端末」となるのだと思います。
長く続くiOSのバージョンアップ
これも前段で紹介した
Androidスマホのケースやフィルムなどを購入しておくタイミング
この記事で書いているようにAndroidのバージョンアップ期間は、約3年でiPhoneは約6年と2倍の違いがあります。
頻繁に機種変更する方なら価格が安いミドルスペックのAndroidを乗り換え続けた方が安いケースも多いですが、1つの機種を愛着持って長く使うという観点から見ればiPhoneの価格はAndroidと比べて実質半分といえるので、実はiPhoneの方がAndroidスマホよりも安いと言えるのです。
ネジ1本から設計されている精密さ
iPhoneを修理するのにiPhone7以降で使うドライバーは最大で4種類使います。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- トリクル（ヘックス）ドライバー
- Y型ドライバー
Androidのほとんどの機種はプラスドライバー1本で分解することができます。
ちなみにiPhoneも3Gシリーズはプラスドライバー1本で全部分解できますけどね。
iPhone4G以降から最低3本になっています。
iPhoneを修理している立場として、これだけネジの種類が多いのはメンテナンス性が悪いということも言えますが、細部に至るまで全部設計されているとも言えます。メンテナンス性よりも性能を優先しているのだと思います。
ネジの長さや太さも場所によって違い、共通ネジはほとんど使われていません。
iPhone7や8での共通ネジは液晶の裏についているヒートシンクプレートを止めている6本のネジくらいです。それ以外は全部微妙に違います。
ここまでこだわって作られた端末が性能が悪いわけがないと思います。
ウィルス感染に強い仕組みが作られている
iPhoneのウィルス感染に対する考察などは下記にまとめてありますので、お時間ある際にどうぞ。
iPhoneもウィルスに感染するのか？iPhoneに感染するウィルスについて考察してみました。今回のウィルスは設定画面から簡単に駆除できますので、5つの手順でやってみましょう。
この記事では完結にまとめさせていただきます。
iPhoneの仕組みは各種アプリが単独で動く仕組みになっています。
専門的な言い方をすると各種アプリはサンドボックス内で動作するという表現をします。
どういうことかというと、iPhone上で動いているアプリは全て隔離されたエリアで動いているということです。
こうすることによって、万が一ウィルスを持ったアプリがiPhoneに混入してもiOSや他のアプリに害を与える可能性を極限まで小さくしているのです。
また、iPhoneに入れるアプリは脱獄という改造をしていなければAPPストアから入れるしかありません。
筆者も過去にiPhoneアプリを作ったことがあるのですが、アプリを作って申請すると厳しいテストがあり、そこで合格したアプリだけがストアに並ぶ仕組みになっていますので、ウィルス混入のリスクが小さいのです。
日本では使っている人が多いので日本語の情報が多い
最初に書いたようにiOSのシェアは65.68%です。
日本ではたくさんの人がiPhoneを使っています。
つまり周りを見回せばiPhoneを使っている人だらけなのです。
これだけ多くの人が使っているのでインターネットで調べなくても友人知人や家族に聞くだけでも、iPhoneに関する内容であれば一定の答えが返ってくるでしょう。
ちなみに、筆者は昨日知人からAndroid端末のSIMロック解除を頼まれたのですが苦労しました。
AUで契約してある端末でSIMロック解除をするにはマイAUという専用サイトから手続きをする必要があるのですが、そこに入るパスワードがわからなかったので、再発行する必要がありました。
そのくらいは想定内なのですが、パスワードを再設定するにあたってSMS（ショートメール）を受け取る必要があり、SMSを送信するところまではスムーズだったのですが、SMSを受け取るアプリの場所がわからないのです。これでも日々スマホを扱っている専門家なんですが。
しばらく探していてメールのアイコンをタップしてみると、eメールとSMSが出てきました。
つまりフォルダ華ランチャーのような状態になっていたわけです。
これが機種ごとに微妙に違うので簡単に答えが返ってこない原因なのです。
アクセサリ類が充実している
これも原因は前述した機種数に依存することになるのですが、Androidスマホは数の理論が働きにくいのでスマホケースなどのアクセサリ類が非常に少ないのです。
当店が入っている雑貨館インキューブ天神店でもAndroid用のスマホケースのコーナーは小さくなっています。
また、そこに置いてあるケース類も専用ではなくマルチタイプなので写真を撮影する際はスライドさせてケースから露出させるなどといった運用でカバーする必要があります。
iPhoneがAndroidより優れている理由【iatQインキューブ天神店版】 まとめ
いかがでしょう。偶然見つけたサイトと同じテーマで記事を書いてみましたが立場が違えば切り口も変わってくるものですね。
筆者はiPhone修理店だからと言ってiPhoneが絶対にいいとは思っていません。
メーカーの態度やサポートの体制などにも難点があると思っていますし純正アクセサリが無闇に高くコスパが悪いなどといったこともあります。
しかし、それを差し置いても使うだけの理由があるので筆者の身の回りは全部Apple製品に置き換わってしまいました。今日は一生懸命偏った見地からiPhone偉い！という文章を書いてみましたが、結局はコスト、見た目、サービス、ライフスタイルなどトータルで選ぶのが正解だと思っています。
当店では取り寄せなどで時間がかかることもありますが、Androidスマホの修理もやっておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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