iPhone・iPadに入っているショートカットって何ができるアプリなんだ?
アップルが用意している純正アプリの中で、たまにこれ何?みたいなのがありますね。
その中の代表格がショートカットアプリだと思います。
先日はショートカットアプリの中の機能を利用して特定の時間で低電力モードにする特定の時間で低電力モードにする記事を書きましたね。
これを使って何をすればいいんだ?
という疑問を少しでも解消できればと思い、今日の記事を書いてみます。
iPhoneのショートカットアプリは、そもそも何が出来るのか?
まずは、Appleの公式の説明を見てみましょう。
ショートカットは、Appでの1つまたは複数の作業を素早く完了するための機能です。「ショートカット」Appでは、複数の手順を組み合わせた独自のショートカットを作成できます。例えば、海の波情報を取り込み、ビーチまでの所要時間をチェックし、サーフミュージックのプレイリストを再生する、という「サーフタイム」ショートカットを構築できます。
相変わらずよくわかりませんね。
波の情報を取得してビーチまでの所要時間?
波の情報とビーチまでの所要時間は何かの関連性があるのか?
筆者意訳というか解釈ではワンタップで複数の操作を行える。
通常複数回タップが必要な動作が1回の画面タップで終わるから楽できるよ!と。
ショートカットアプリで実際に何が出来るのか。
筆者のショートカットの使い方です。
この中の「鯖とら」に行くというのを試しにタップしてみます。
そうすると、なんということでしょう!
ワンタップしかしてないのにインキューブ天神店から鯖とらまでのルートと所要時間で出るではないですか!
という感じ。
ちなみに「鯖とら」とは筆者の友人が経営している鯖専門の居酒屋です。
美味しいですよ。
こんな感じで、うまく仕込めば少し便利になります。
ちなみに、このショートカットの中に仕込まれているのは、iPhoneのマップアプリに鯖とらの住所を入力して現在地(GPSから取得)という操作を仕込んでいるのです。
これがあれば、どこにいても鯖とらに行きたい!でも道がわからんとよ。となっても安心です。
iPhoneのマップで案内してくれます。
まぁこんなことせんでも辿り着けるんですけどね。まあ一例です。
他にはイマココというショートカットも作っていますね。
人に場所を説明するときに楽なやつです。
筆者の場合は現在地をクリップボードに取得するまでにしています。
誰に現在地を送るか、わからんですからね。
あとはポイントカードの一覧が出るようにしています。
iPhoneのフォルダから目的のポイントカードを見つけるのは意外と難しいと感じるので、これを作りました。
文字情報で一覧に並ぶので探すのが楽です。
タップ数は変わらないです。
これがショートカットです。
ショートカットアプリの中にあるオートメーションは?
先日の記事のように自動で何かをやるやつです。
まずはアップルの説明から
ホームオートメーションには、時刻、人が到着または出発、誰かがアクセサリを制御するなどのイベントに基づいて家の中のアクションを実行する方法が用意されています。通常のショートカットは「ショートカット」App、「ショートカット」ウィジェット、または共有シートからユーザが実行する必要がありますが、ホームオートメーションのアクションは、さまざまなホームオートメーション作動機能を使用してホームハブから実行します。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/shortcuts/apddb94c7489/5.0/ios/15.0
これは、何も伝える気がないですね。
自分達がわかればいいというレベルで書いてある感じです。
それでは筆者が意訳してみましょう。
オートメーションの条件変化
iPhoneのオートメーション機能はiPhoneが何かの変化を感知したら、指定したことを実行する。
この変化というのが最初のハードルですね。
例えば、条件変化として
- 時間
- アラーム
- 就寝
- 到着
- 出発
- 通勤/通学する前
- CarPlay
- メール
- メッセージ
- Apple Watchワークアウト
- WI-FI
- Bluetooth
- NFC
- APP
- 機内モード
- おやすみモード
- 低電力モード
- バッテリー残量
- 充電器
この様なことが条件変化の一覧に準備されています。
オートメーションのアクション
この条件変化に対してアクションを起こします。
このアクションが少し難しいのですので実際のオートメーションで解説します。
・学校を出たら家族にショートメールで「学校を出ました」というメッセージを送る
この場合は条件変化は「学校を出る」
次に
“「学校を出ました」”という”ショートメール”を”家族に”送る
というのがアクションになります。
この動作は、いくつかのアクションが含まれていて、送信先に家族の電話番号(Apple ID)を入力して、本文に「学校を出ました」という文章を入れて送信することになります。
他にもアクションの中には様々なことができる準備がしてあります。
特定のアプリを開く、取得した情報をカレンダーに登録するなど。
この様な組み合わせを駆使してiPhoneを自動で動かしていくわけです。
先日作った特定の時間になったら低電力モードをON(OFF)にするというのを分解して考えると
特定の時間になる
低電力モードをON(OFF)にする
この2工程で動作が行われています。
この様なことをiPhoneに触れずに行えるのが、オートメーションです。
ショートカットやオートメーションを自分で作るのは難しそうという方はギャラリーを探しましょう。
少し、痒いところに手が届いていない感じはしますが、ギャラリーという項目があります。
そこに色々なショートカットやオートメーションがあります。
それを元に、条件の時間などをカスタムしたら自分専用のショートカットやオートメーションができるようになりますので、頑張ってみましょう。