iPhoneを充電器から外した(充電器に挿した)瞬間に発動するオートメーションの設定と活用方法
当iatQインキューブ天神店のブログで度々iPhoneに純正で装備されているオートメーション機能について書いてますが、それが意外と人気があるようなので、オートメーションを活用して何ができるか、またその設定方法などを書いていきたいと思います。
過去のオートメーション(ショートカット)について書かれている記事
- iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなった人は絶対やったほうがいいiPhoneの使いかた。5分でできるオートメーション設定
- 自分のiPhoneのバッテリーの状態を知る3つの方法
- iPhone・iPadに入っているショートカットって何ができるアプリなんだ?
このようにオートメーションを活用してiPhoneを便利に使いましょうというテイストで色々書いてますので、筆者の活用方法の一部ですが、よろしければご覧ください。
iPhoneの充電状態をトリガーに動くオートメーションで何ができるのか
筆者はiPhoneを充電器から外したタイミングで、充電解除した時間(タイムスタンプ)を自分にショートメールを送る設定にしています。
そして、低電力モードになったら、その時間を自分にショートメールを送るようにして、現在使っているバッテリーの状態を定点観測しているのですが、これを利用して何ができるかを考えてみました。
iPhoneのバッテリーの定点観測
何をするにも、この定点観測とは重要なデータ収集方法です。
決まったタイミングで収集するからこそ、正確なデータが取れます。
今回はiPhoneを充電器から外すことによってバッテリー消費がスタートするというスタート地点を観測するのが目的です。
離れた家族や彼氏、彼女に自動的に起きましたのメッセージを送る
一人暮らしを始めたばかりの方などはご家族が、朝はちゃんと起きたかな?などという心配をすることもあるかと思います。しかし、家族に毎日朝起きたよ!というメッセージを送るのは面倒だし、何かと恥ずかしかったりするものです。
こんな時に役に立つのがオートメーションで自動でメッセージを送るということです。
自分のパートナーに対してメッセージを送るのにも役に立ちます。
待ち合わせなどの時に、準備開始しないと間に合わないくらいの時間になっても自動メッセージが飛んできてなければ、それは寝坊している可能性があるということなので、電話をして起こすこともできるでしょう。
離れたところに住んでいる家族の安全確認
筆者も、そういったお年頃に差し掛かっているのですが、同じ福岡市内ではありますが、別の世帯として生活している親がいます。
基本的に連絡はしないのですが、朝起きたらiPhoneを充電器から外して寝る前に充電するというルールだけ作っておけば、あとは自動でメッセージが届きます。
メッセージが届かなければ、連絡をしてみたり近くであれば家まで様子をみに行ってもいいでしょう。
オートメーション設定をする前に自動実行について
今回は、iPhoneを電源から外す(抜く)という動作に対して命令を実行することになります。
この電源から外すという行為にはQi(非接触充電・置くだけ充電)も含まれます。
つまり、頻繁に充電を繰り返す方は通知で溢れかえる恐れがありますので、前もって自動実行にするのかを考えておいた方がいいと思います。
この記事では、全部自動実行するという前提で書きますが筆者は充電器から外すというタイミングについては自動ではなく、確認して実行にしています。
iPhoneの充電状態をトリガーにメッセージを送信する基本的な設定方法
今回ご紹介する設定方法の大部分は、ここから書かれている内容で簡単に出来上がります。
ショートカットアプリを開きます。
オートメーションをタップして個人用オートメーションを作成をタップします。
ずらりと並んだ候補の1番下に充電器とあるのでそれを選択します。
接続解除されているを選択して次へをタップします。
少し表現がわかりにくいですが、接続解除されているが充電器から外したタイミングということです。
選択できたら次へを押して進みましょう。
バッテリーから外した時刻を入れたい方は、これを実行してください。必要ない方は次の項目に進んでください。
アクションを追加をタップします。
上部の検索ボックスに日時と入力します。
下の候補に日時という項目が出てきますので、そこをタップします。
次にプラスボタンをタップします。
上部の検索ボックスにメッセージと入力します。
ここでLINEを使っている方はメッセージとLINEが出てきます。
今回はメッセージを使いましょう。
次の画面でメッセージを送信とありますので、それをタップします。
次の画面でメッセージの内容と送信先を決定ます。
メッセージ内容は任意のメッセージをiPhoneのキーボードから入力します。
送信先は電話帳から選んでもいいし、任意の番号を入力しても大丈夫です。
入力ができたら次へを押してください。
次の画面で実行前に尋ねるという選択箇所がありますので、訪ねないにして設定完了です。
iPhoneのオートメーションをうまく使って、決まったタイミングで決まった行動を行うことができます。
今回ご紹介したように、iPhoneのオートメーション機能は「決まったタイミングで決まったことをやる」というような繰り返し動作には最高に向いている内容になります。
実際文章にしてしまうと手数が多く大変な印象もありますが、実際にやってみると数分で完了します。
ぜひ、この機能を活用して豊かなiPhoneライフを送りましょう。