iPhoneで流れている音声を文字に起こす方法

筆者は中年のおっさんなのですが、思うところがあり通信制の大学生をしています。
基本的に講義は動画を使って行われるのですが、後で見返したい時があります。

また当iPhone修理のiatQはグループでやっており各店舗とリモート会議をすることもしばしば。
そんな時に議事録を作るのにも非常に役に立つレシピですので、音声から文字起こしをしたいんだよなー
などという方はやってみてください。

目次
  • 今回の記事の存在意義
  • 文字起こしのための準備
  • iPhoneでの文字起こしの方法
  • iPhoneで流れている音声を文字に起こす方法

今回の記事の存在意義

今回の記事で一番言いたいことはダウンロードできない動画の音声を自動(手打ちじゃなく)で文字にできたらいいなということです。

タイピング

パソコンやMACを使えばできることはいくらでもあるのですが、筆者は1年以上前からiPadだけで仕事をしております。筆者はシステムエンジニアでパソコンに詳しい人なので、こんな時パソコンがあったら秒で終わるのにということが多々あります。

でも、そこでPC買っちゃうと負けと思いiPadだけで出来る方法を考えるというわけです。

そして今回の方法を考えた動機は大学の講義を文字に起こして見返せるようにしたいというのが一番の動機です。ある意味ほとんどの方には必要ない方法かもしれませんが、こんなこともできるんだよ。ということでお願いします。

文字起こしのための準備

  1. 動画から音声を抜く準備
  2. 音声をテキストに起こす準備

動画から音声を抜く準備

色々ツールなどありますが、iPhone純正のショートカットでやっちゃいましょう。
アプリとか入れなくてもいいし。

動画から音声を抽出するショートカットです。
ダウンロードしておきましょう。

https://www.icloud.com/shortcuts/976dff90f1af48d99d7871b00cef5a88

ショートカットっちゃなんね?という方は下記参照で。

iPhone・iPadに入っているショートカットって何ができるアプリなんだ?

iPhone・iPadに入っているショートカットって何ができるアプリなんだ?

音声をテキストに起こす準備

これにはアプリを使います。
最近LINEがリリースしたアプリです。
LINEと連携するだけで、他には面倒な条件がないので、これを使います。

ちなみに月間300分(600分)の音声を文字起こしできます。
最初に音声ファイルをトリミングしておくと効率がいいでしょう。

clova note line アイコン

 

これで準備完了です。

 

iPhoneでの文字起こしの方法

今回はダウンロードできない動画から最後は文字に起こすという作業をします。
最初から音声ファイルだけがある場合などは適宜読み飛ばしてください。

手順1

画面収録をスタートして、iPhone(iPad)で動画を再生する。

画面収録はiPhoneの操作などiPhone上での出来事を動画にする機能です。
操作方法を人に教える場合などに役に立ちます。
今回のポイントは、この画面収録は音声も一緒に入るということです。この機能を使って本来抜き出せないはずの音を抜き出します。

画面収録はiPhoneのコントロールセンターから実行します。
画面収録がない方は下記の手順を実行してください。すでにある方は読み飛ばしてください。

コントロールセンター

コントロールセンターに画面収録がない場合は設定をします。

 

いつもの設定からです。

 

少し下にスクロールしてコントロールセンターをタップ

 

下の方にある画面収録の横の+をタップして完了です。

 

コントロールセンターに画面収録が現れます。丸いアイコンのやつです。
これをタップすると画面収録が始まります。

 

この画面収録アイコンをタップすると画面の録画が始まりますので、自分が音声を抜き出したい動画を再生しましょう。

これで写真フォルダに画面収録で作った動画が入ります。
次は動画から音声を抜き出す作業です。

ここでは先ほどの準備編で用意したショートカットを使用します。

 

音声を抽出したい動画を開いて共有アイコンを押します。
箱から矢印が出ているみたいなやつです。
そして動画から音声を抽出をタップしたら音声抽出が始まります。

 

これで抽出が始まります。
動画の長さにもよるのですが、そんなに時間はかからずに音声の抽出が終わります。

音声が抽出されたら共有ボタンから保存場所を決めて保存しましょう。

ファイルに保存

 

 

保存ができたらclova noteをタップして起動します。

clova note line アイコン

起動したら下の方にある「+」をタップして始めます。

clova note 初期画面

 

今回は先ほど抽出した音声からテキストを抜き出すのでファイルアップロードです。

 

なんか確認されます。

 

先ほど保存した音声ファイルを選択してください。

 

音声の種類や会話をしている人数を選択します。
ここで適切なものを選ぶと文字起こしの精度が上がるようです。

 

あとは、ちょっと待ったら出来上がり。

今回は大人の事情で変換後のテキストは伏せてますが、日常会話で音が食い気味に話している内容だと変換精度はダダ落ちします。逆に落ち着いたインタビューのようなターンがはっきりしているものは高精度で変換されます。

 

iPhoneで流れている音声を文字に起こす方法 まとめ

いかがでしょう。誰得?みたいな内容なのですが、筆者的にはバリ便利やん!というような手法なのです。筆者と同じ思いをしている人がいたら、やってみてください。すげーって思います。

ちなみに最初からiPhoneの録音機能などを使った音声を使えば、こんな手の込んだことをしなくてもclova noteだけで文字起こしは完了します。

今回はあくまでもiPad(iPhone)でファイルとして保存できない動画から、いかにテキストを自動で起こす(抽出)かというニッチすぎる需要の解決策として買いています。

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