iPhone修理のiatQ天神店で1番多い修理は実はバッテリー交換なんです。

通常と言いますか、一般的なiPhone修理店での販売構成比を見てみると1番多いのはiPhoneの画面割れで全体の45%程度を占めています。次いでバッテリーが30%強です。
修理全体の75%ほどが画面とバッテリーの修理で構成されています。

インキューブ天神店の販売構成比は?

全体の37%程度がバッテリー交換で画面割れが27%程度で他はiPhoneのコーティングやフィルム施工、その他、いわゆるスモールパーツと言われるパーツ類の修理です。ドックコネクタや電源ボタン、アウトカメラなどのパーツ類の修理ですね。

なんでバッテリー交換が多いのでしょう。というか画面割れ修理が少ないのでしょうか。
仮説を立てて推論をしてみましょう。

仮説1:天神周辺の人は画面を割らない?

そんなことはないと思います。バスの中や警固公園、その他の場所で画面が割れたままのiPhoneを使っている人をたくさん見かけます。

仮説2:天神周辺の人は画面が割れてても気にならない?

これはありそうですね。人前でも画面が割れている状態で使っている人は多い印象です。
画面割れしている人が多いので自分も割れててもいいや。という思考。
街の中心から離れるほど人口密度は下がり画面割れのまま使っている人を見る可能性が減ります。

トータルでの画面割れのまま使い続ける人の割合は同じなのでしょうが、仮に5%の人がバキバキのまま使い続けていると仮定して

少し古いですが2005年の出典になりますが、不動産屋さんが調査してまとめた情報になります。
1km圏内に159,537人の人がいます。

天神の中心から1kmの円

平成27年国勢調査によると

中央区:296,992人
早良区:196,052人

これはエリア全体の話になります。
上記の天神エリア1km圏内より随分と広い場所での人口ですね。

この平成27年の情報を元にバキフォン使用者数を計算してみましょう。
割れたまま使い続ける割合を5%とする(筆者の体感から算出)。
国内iPhone利用率は47.3%(出典:ひゅでポン )
所持年齢などは加味しないこととする。また単純に出荷台数から算出された数字なので1人で複数台持つなども加味しない計算とする。

小数点以下は切り捨てる

中央区

iPhone所持者数:140,477人
バキバキのまま使い続けている人の数:7,023人

早良区

iPhone所持者数:92,732人
バキバキのまま使い続けている人の数:4,636人

2倍とまではいきませんが、これだけの差があると目にする回数も変わってきます。
さらに早良区では外で見かけるというよりは学校、職場などのロケーションが多いのに対して、天神では様々なシーンで他人のiPhoneの画面を見かけます。公園や飲食店、ショッピングモールの中など。

これで目にする回数というか印象値が大きく変わります。
このことから、天神エリアでは画面が割れたまま使い続けても恥ずかしくないという仮説。

仮説3:天神エリアやその界隈で働く人は一人暮らしが多い

筆者が実家暮らしだった頃、まだiPhoneどころか携帯電話は一部のお金持ちの人しか持っていないという時代だったのでiPhoneの画面割れの話ではないですが、散髪に行くのを面倒くさがっていると、みっともないから散髪に行け!と両親から言われてました。

それでも金がないとか言いながらダラダラやっていると、渋々散髪代を出してくれていました。

中央区の2021年9月の情報で
世帯数:114,675世帯
人口:189,820人
となっています。

1世帯あたり1.65人しか住んでおらず一人暮らし世帯が多いのがわかります。
一人暮らしをしていると画面割れをみっともない!と注意する人もいないので、そのままスルーになるのでは?

仮説から導き出される答えは?

仮説1は論外な感じですが2と3はありかなと思います。
iPhoneの画面が割れたままでも注意する人が居なくて、さらに街でも同じように画面が割れている人を多く見かけるので、使える間は修理しなくていいやと。

しかしiPhoneのバッテリーは放置するわけにはいかない。

画面が割れていても程度によっては使えます。画面が割れているのに更に落としてしまうと本体に大きなダメージが出ることが多いですが。

どんなに大事に使っていてもバッテリーは消耗します。
まさに消耗品。
以前読んだ本に、人はどういう時にお金を出すのかという件があったのですが、そこには
・便利にするため
・不安を解消するため

このようなことが書いてありました。うろ覚えですが。

iPhoneのバッテリー交換は便利にするためというより不便を解消するためという感じですかね。
いつもモバイルバッテリーを持ち歩くストレスは中々のものです。
筆者は職業柄、モバイルバッテリーにアダプラー、ケーブルなど持ち歩いていますが邪魔でしょうがないです。

朝充電器からiPhoneを外して夜まで保てばいいのにといつも思います。

この欲求を完全に満たすのは難しいですが弱ったバッテリーを新品にすれば、随分と改善されます。
使用状況にもよりますが、夕方くらいまではいけるかなと。
職場に充電ができる環境があるのであれば、iPhoneと共にランチタイムを過ごして、午後から充電器に差して充電。そして寝る前までストレスフリーでiPhoneライフを楽しんで寝る前に充電器に。

元気な電池であれば、このくらいのライフスタイルは実現できるでしょう。
ちなみに筆者は仕事中はiPadがお友達なのでiPhoneの充電はしなくても夜までいけます。

画面割れは我慢できても弱ったバッテリーは我慢できない

本当はiPhoneをどんな時に落とすのかというテーマで書こうと思ったのですが、当店の売上比率などを分析してみると、通常の店舗と違う部分が見えたので、そちらについて考察して、とんでも理論を展開してみました。

そんなに大きく外してないとは思っていますが、異論OKですのでインキューブ天神店の店頭に異論をぶつけにきてください。

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