iPhoneを使うすべての人がiOS15.2にアップデートした方がいい理由
AppleがiOS15.2をリリースしています。
基本的にはバグフィックスなどのマイナーチェンジなのですが、その中でとっておきのバージョンアップがあります。
今までのiPhoneから考えると画期的な仕組みなので、ぜひバージョンアップしましょう。
iOS15.2から導入された仕組みとは
それは、画面ロック解除を11回間違ってしまった際の初期化にPCが不要になったということです!
おそらく、これを読んでいる方のほとんどは、それの何がすごいと?みたいな感じなのでしょうが凄いんです。
iPhoneを落として画面が割れてしまうような憂き目にあった際にタッチも狂ってゴーストタッチと呼ばれる画面が勝手に動くような状態になることがあります。
そしてパスコード入力画面で間違ったパスコードを入れまくって11回間違うと復旧できなくなるのです。
そして唯一できることがPCやMACを使った初期化だけなのです。
それがiPhone単体でできるようになったということはiPhone修理屋さん的には快挙と言いますか、画期的なことなんです。
今までのiPhoneのロック解除を間違えて初期化の憂き目にあった場合の対処法
この表示が出たら絶望的な気持ちになりますね。
ここまできたら、もう初期化するしかありません。
そして、その初期化の方法はiPhoneをリカバリーモードにしてからiTunesがインストールされたMACやパソコンに繋いで初期化するという方法しかありませんでした。
iTunesを持っていない人はお手持ちのPCに入れておきましょう。
リカバリーモードに入れる方法
リカバリーモードなどの簡単な解説は過去の記事を参照してください。
iPhone6s以前の機種
トップボタン・サイドボタン(電源ボタン)とホームボタンを同時に押し続ける
iPhone7
音量を下げるボタンとサイドボタン(電源ボタン)を同時に押し続ける
iPhone8以降の機種
音量を下げるボタンを押して離す
音量を上げるボタンを押して離す
サイドボタン(電源ボタン)を押し続ける
こうするとリカバリーモードに入ります。
iPhoneをこの状態にしてからパソコンなどに接続してiPhoneを初期化します。
今後はiPhone単体で初期化ができる(条件付き)
iOS15.2までアップデートされていて、ネットワークに接続されていること。
この条件を満たしている場合にパスコードを11回間違えた時の画面に「iPhoneを消去する」という項目が表示されます。
ネットワークはモバイル回線やwifiなどインターネットにつながる状況です。
今までiPhone単体でリセットができないというのが問題だったとは思うのですが、Apple的にはセキュリティ面など色んな問題があったのでしょう。
実際に盗んだiPhoneを勝手に初期化して自由に使われたら大変ですからね。
と言っても、いくらiPhoneを初期化しても初期設定段階でアクティベーションロックを解除しないと使えるようにはならないので、セキュリティ面では安心だとは思います。