Google Chrome等の通知の悪用に注意!「ウィルスが見つかりました 」は嘘。

通知機能の悪用した迷惑な広告等が増えています

WindowsのPCでGoogle Chrome等のブラウザを使用した時に
通知の許可」を悪用した、迷惑広告もしくは詐欺サイトへの誘導です
間違ってもサイトへアクセスしたりはしないように気を付けましょう。

通知に「ウィルスが見つかりました(3)」等がずっと出てくる状態について

まず前提として、セキュリティー設定を無効にしない限り
昨今ではPCがウイルス感染することはとても少ないです。

Windows Defenderが動いている限り、一般的な使い方ならば心配ありません。

なので通知機能で、「ウイルスが見つかりました」って出てきても
実際にはウィルスには感染していませんので、冷静に対処しましょう。

下手に、リンク先に移動したりしなけれ状態が悪化することはありません

ですが継続して通知が流れてくるので、とても邪魔になります。
さらに通知が着信し続けると動作が重くなる原因になるので
早めに問題を解消することをオススメします。

症状

通知機能のあるPCのブラウザ、主に「Microsoft Edge」「Google Chrome」等で発生。

  • 画面右下の通知エリアに「ウイルスが見つかりました」「ウイルスが見つかりました(3)」「クリティカルウイルスアラート」等
    それっぽい画像と共に不安を煽る通知が届き続ける。
  • アンチウイルスソフト「McAfee」「WindowsDefender」等の有名セキュリティーソフトの名前を騙った詐欺サイトへの案内等

原因

迷惑広告、詐欺サイト誘導の通知を送信してくるサイトに通知を「許可」してしまっている状態

解決法

利用しているブラウザ設定から該当サイトへの通知許可を取り消す。

注意として

この通知を悪用した迷惑行為ウイルス感染では無いため
セキュリティーソフト等でスキャンをしても解決しません。
またブラウザの再インストール、一時キャッシュや閲覧履歴を削除しても
アカウントに設定として記録されているため、効果が無い可能性があります。

必要な準備

  • 問題が発生している「ブラウザ名」を確認する。
  • 迷惑通知の原因の「迷惑サイトのアドレス」を特定し確認する。

参考画像は一例です、この通知悪用しているサイトは複数あり
デザインや文言は様々なので注意が必要です。
またWindowsのバージョン次第でレイアウトが違う可能性もあります。

そして間違っても通知先へアクセスしたりしないようにお気をつけください。

画像上の赤マルの「Google Chrome」等が実際に問題が発生しているブラウザ名です。
そして「****.com」「****.net」「****.biz」「****.org」等のURL部分が迷惑サイトのアドレスです。

手順

通知に問題が発生しているブラウザの設定方法に従って
迷惑サイトの通知許可を削除する、という流れです。

今回はブラウザの利用者が多い「Microsoft Edge」や「Google Chrome」のやり方を書いていきます。

Edgeの通知設定で迷惑通知を削除

まずEdgeを起動、そして
①「・・・」でメニューを開いて
②「設定」を押して設定画面を開きます。
③「Cookie とサイトのアクセス許可」を選び
④「通知」を選択して通知設定画面へ

そして下側にある「許可」のところの上記で確認していた「迷惑サイトのアドレス」を探して削除するだけです。

Chromeの通知設定で迷惑通知を削除

まずChromeを起動。
①「・・・」でメニューを開いて
②「設定」を押して設定画面を開きます。
③「プライバシーとセキュリティ」を選び
④「サイトの設定」を選択
そして権限の項目のところの「通知」を選択。

そして下側の「通知の送信を許可するサイト」ところで、上記で確認していた「迷惑サイトのアドレス」を探して削除するだけです。

こんな設定メンドくさい、って人は

通知が出ているのところで「⚙」や「・・・」等が表示されていれば
そこから設定を開いて、ブラウザの通知をすべてオフに出来る場合があります。

「臭いものに蓋をする」形で問題解決はしませんが一番簡単ですね。

安易な通知許可は危険

ブラウザの通知機能、いわゆるプッシュ通知と言われる機能は便利です
最新の情報をお知らせしてくれたりするので活用している方もいると思います。

ですが便利な機能は、悪意ある人達にとっても利用可能な場合もあるので
信頼出来るサイトでのみ許可をしましょう。

「通知許可をしないとサイトを閲覧できません。」みたいウェブページは
悪意のあるサイトの可能性があるのでオススメしません。

通知の許可を求められた場合はしっかりと考えてから、ブロックするか許可をするか選択しましょう。

以上で終わりです。

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