Windows10で発生している、印刷エラーについて。Microsoftから修正プログラムが提供されています

2021年3月のWindowsUpdateの更新プログラム適用後に印刷するとエラーが発生。

Windows10の画像の印刷エラーについて

お客様から問い合わせあったので、調べて記事にします。

今日現在(2021年4月12日)では不具合修正の更新プログラムが配信されていますが
環境次第でWindowsUpdateで普通に更新できたり、手動で更新する必要が合ったりする模様。

症状

印刷エラーの不具合のあるWindowsのパソコンで

  • 印刷を実行しようとすると、ブルースクリーンエラー
  • 印刷時にデータの欠損(画像の一部が白くなる)
  • 印刷機やメーカーが提供する特有の機能やソフトが正常に動かない

等のエラーが発生しています。

原因

WindowsUpdateのセキュリティ更新プログラムによる不具合

解決方法

WindowsUpdateする必要があります。

現在のところ、Windows10の場合で、バージョン 20H2,2004,1909,1809,1607,1507は。
WindowsUpdateの更新確認を手動実行するとオプションの品質更新プログラムがあります」として検知されるので
該当の更新プログラムを1つ実行することで解決できます。

それぞれのWindows10のバージョンの該当の更新プログラム

  • Windows 10 Version 20H2 の累積更新プログラム(KB5001649)
  • Windows 10 Version 2004 の累積更新プログラム(KB5001649)
  • Windows 10 Version 1909 の累積更新プログラム(KB5001648)
  • Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム(KB5001638)
  • Windows 10 Version 1803 の累積更新プログラム(KB5001634)
  • Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム(KB5001633)
  • Windows 10 Version 1507 の累積更新プログラム(KB5001631)

もしWindowsUpdateを実行しても解決しない場合

一部のWindows10はWindowsUpdateカタログから
適切な上記のプログラムのダウンロードと実行が、必要な状態となっているようです。

なので更新プログラムを検知できない場合は
WindowsUpdateのカタログから直接ダウンロードする必要があります。

カタログから適切な更新プログラムをダウンロードするためには
現在のPC環境の情報が必要です。

必要な情報

  • Windows10のシステムが、32ビット64ビットのOSなのか
  • Windows10が、どのバージョンなのか(20H2,2004,1909,1809,1803,1607,1507等)

正しい更新プログラムを適用するためにバージョン等の情報を確認しましょう。

Windows10のシステム情報とバージョン確認の方法

まず設定画面を開きます。

設定の開き方は複数あるので、お好きな方法でどうぞ。
簡単な開き方3種類は以下の3つ。
Windowsキー+I」のショートカット入力で開く。
もしくは
スタートボタン」→「設定(歯車ボタン)」で開く。
もしくは
通知アイコン(アクションセンター)」→「すべての設定」で開く。

設定画面を開いたら
システム」→「バージョン情報
バージョン情報は一番下にあります。

設定のシステムでバージョン情報から
システムの種類ビット数の確認
Windows10のバージョンを確認したら
それに合う修正プログラムをダウンロードして実行しましょう。

WindowsUpdateカタログから手動でダウンロード

 

更新プログラムのダウンロードと実行は自己責任でお願いいたします。

おそらく待っていれば、定期的なWindowsの更新がくるのでその時に解決される可能性が高いです。
急ぎで修正が必要な方のみが、確認してから実行しましょう。

例 Windows10  version2004

  • 32ビット版の場合
    「2021-03 x86 ベース システム用 Windows 10 Version 2004の累積更新プログラム (KB5001649)」
  • 64ビット版の場合
    「2021-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 2004の累積更新プログラム (KB5001649)」

画像の例はシステムは64ビットのWindows10のバージョン(2004)です

  • 32ビット=x86ベースシステム
  • 64ビット=x64ベースシステム

間違えないように、注意が必要です。

そして今回の目的は通常のWindows10のパソコンの更新なので
ARM64やWindows Serverと間違えないようにWindows10の物をダウンロードしてください。

ダウンロード場所

WindowsUpdateカタログ

WindowsUpdateカタログからダウンロードしたい更新プログラムを検索しましょう
今回ならば下記の「KB50016○○」の所をPC環境に合っているもので検索するとOK

Windows10バージョン2004 / 20H2 : KB5001649
Windows10バージョン1909 : KB5001648
Windows10バージョン1809 : KB5001638
Windows10バージョン1803 : KB5001634

後は実行してWindowsのUpdateを行い再起動。

以上。

 

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