Appleで基板故障ですと断じられたiPhone8見事復活【博多区店屋町から】
Apple、正確にはカメラのキタムラですが正規修理店に持ち込んだiPhone8が基板故障と断じられて当店に持ち込まれました。
このiPhone、回線乗り換えした際に0円で貰ったもので封も切らずに数年間放置していた端末ということで、今使っているiPhone Xの調子が悪くなったので使おうと思ったらリンゴループ。
それでAppleサポートに連絡してカメラのキタムラで対応するようになったという顛末です。
そしてカメラのキタムラで専用の端末に繋いでチェックしたところ基板不良ですということを言われて、凹みながら、ジャンク扱いでもいいので買い取りをしてくれるところを探そうかななど考えながらインキューブの中をみていたところで当店を発見。
そうだ!相談してみよう!
こんな感じで筆者がお話をさせてもらった印象として、基板故障の可能性は薄いなと判断。
筆者的には長期間放置でバッテリーの故障が原因じゃないかと推測して新品のバッテリーを仮付してみると普通に起動。
思った通り。
これは当店がすごいとかいう話ではなく、Appleの診断システムに問題があってライトニングケーブルでテスト信号をiPhoneに流して、その回答を持って故障診断するというシステムの問題なのです。
当店はiPhone修理屋さんなので、アプローチが違います。
まずは機械的に疑います。
この差で今回の結果の差が出ました。
Appleは売るのが仕事で当店は修理するのが仕事というスタンスの差が出たということです。
筆者もAppleのリモートサポートを受けたことがありますが、現物を見ずにソフト的に上がってきた内容で正常か異常かを判断しています。最初にざっくり切り分けするのは大事ですが、ざっくりすぎやしませんかね。
こんなことを思いながら10分少々で修理完了。
新品状態で今後使っていくということで当店激推し中のコーティングもご依頼いただいてスッキリ満足した雰囲気でご帰宅されました。
Appleに相談して基板故障ですねと言われたら、一度街のiPhone修理屋さんでセカンドオピニオンしてみるのもありかもしれませんね。