今年も水没の季節がやってきました。

今年は去年よりも早く桜も散ってあっという間に春も終わろうとしています。
先日、室見川(福岡市早良区と西区の間に流れている川)の桜並木が散ってしまって、何となく春が終わったなと思っていたところfacebookの去年の投稿が目に入ったのですが、まだしっかり桜が咲いていました。

気象庁発表などは見てないのですが、1週間以上早く桜が散った様に感じます。

さて、桜が散るということは気温が上がってきたということなのですが、気温が上がると水没の季節です。
例年5月に入った頃から水没の季節というイメージを持っていたのですが、今年は4月上旬から水没の季節がやってきました。

先日ご来店されたお客様ですが、はじめての一人暮らしで初めての洗濯。洋服と一緒にiPhoneもキレイに!
という水没だったのですが、そのiPhoneを開けた瞬間、不意に水没の季節が来た!
という感覚になりました。

特に根拠は無いのですが、経験からの勘というやつかもしれません。
そんな事を考えていた日の午後に、トイレ水没。
これもアルアルですね。

水没の季節というと、海水浴などを思い浮かべる方も多いと思いますが、実際には家庭内の水没も増えます。
因果はよくわかりませんが。

ということで、当iatQでは水没の季節がやってきた事を宣言すると共に毎年告知させていただいている注意事項を記事にすることにしました。

  • 電源を入れない
  • 振らない
  • ドライヤーで温めない(高温の状態にしない)

この3点ですね。

電源を入れないということ

実際に、電源を入れなければ助かったのに・・・という端末多いです。
水没で持ち込まれる端末の98%以上は電源を入れてみたけど・・・という端末です。
そして最初は電源が入ったが、すぐに切れてしまって、その後は反応無し。

という状態です。
そこで電源を入れずに最寄りのiPhone修理店に持ち込んで適切な処置をすれば高確率にて復旧するかと思います。

最低でもデータの救出が出来るなど。

不安になって電源を入れたり充電したくなる気持ちはわかりますが、絶対にやめて下さい。

次に振らないについてです。

振ったぐらいでiPhoneの中に入った水分は出てきません。
それどころか、iPhoneの基盤の奥深くに入ってしまい、更に状態が悪化することも考えられます。

ということでiPhoneは振らないようにして下さい。

最後にドライヤーで乾かさない。

ドライヤーで温風を当てて完全に乾かそうと思ったら長時間温風をあてることになります。
そうすると、中の基盤が損傷して再起不能になる恐れがあるということですね。

他にも、水没したiPhoneを乾燥させると水道のカルキなどの成分が中に残ってショートの原因になります。
お風呂の入浴剤や海水などは塩分が含まれていますので、短時間でサビが始まったりします。
iPhone修理屋さん的発想では、塩分の入った水にiPhoneを落としてしまったら水道水でいいので洗い流して、更に水没したiPhoneを乾燥させないようにして店舗にお持ち頂くと復旧の確率が上がるような気がします。

ということで、いつものようにグダグダと書いてますが、水没には注意してね!というお話でした。

 

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