久しぶりの大物修理でした。

iPhone5sのロジックボード(iPhoneの本体部分、パソコンで言うところのマザーボード)を別のiPhone5sのボディに移植する大手術をしました。

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実は、このiPhoneの外側部分などは、以前当店の持ち物で大破したiPhoneの移植に使ったものでした。
それが今回帰ってきて感無量といいますか・・・
このiPhoneのオーナーは当店に来店されるお客様の中では一番来店数が多い方で、もう10回近くの修理を繰り返しております。

以前は近くに住んでいたのですが、現在は筑紫野市二日市から福岡市早良区西新の地まで足繁く通っていただいています。
今回のiPhoneの状態はフレームは曲がったり折れたりとスゴイ状態。

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SIMトレイも入らない状態でiPhoneの反応は当然のようにSIM無しと表示されるほど。
最初は鬼のフレーム修正で何とかしようとも考えたのですが、色々と大人の都合や子供の都合など硬軟織り交ぜて検討したところ、当店にある「きれいな」iPhoneへごっそりと移植することになりました。

移植手術自体は比較的スムーズに進んだのですが、さすが歴戦の猛者というか修理しすぎて満身創痍というか、iPhoneは不具合祭り。
人間で言うところの病気の総合商社という感じなんです。

電話などの時に使うスピーカーは通常壊れないパーツなのですが、それを裏から見るとボコボコになっていて、どうやったらこの場所に傷ができるんだ?という感じ。この店を開店して2年弱で数百台のiPhoneを見てきましたが、こんな状態は見たことありません。そんな状態なので、当然音も出ませんよ。

次に近接センサーという電話をするときに画面をオフにしてくれるセンサーなのですが、これも反応しません。
極めつけは、どんなに新品のフロントパネルを着けてみても微妙にタッチ不良が出るんです。調子がいい時は、すべての操作がスムーズにできるのですが、調子が悪い時はタッチしていないのに電話をかけ出す始末なのです。

とりあえず一つ一つのトラブルを乗り越え、最後にタッチ不良を残すのみとなったのですが、これは基盤の不良としかいいようがない症状ということと、来週の週末には新しいiPhoneに乗り換えをするのでギリギリ使えればいいということで完了とさせていただきました。

そして満足気に「ありがとうございました!」と元気に帰っていかれました。

無残な姿で帰ってきたiPhoneのボディは丁寧に修正して当店のロジックボードを搭載して元気に音楽を奏でてくれております。
でも左側にある音量調整ボタンが反応しないので、ここも修理しないといけないんですけどね。