iPhoneのガラスコーティングって効果が効果があるの?画面割れなくなる?

iPhoneの画面割れ防止でガラスフィルムを貼る方が多いかと思いますが、最近ではガラスコーティングという選択肢も出てきています。

この画面保護フィルムはわかるけど、結局ガラスコーティングというのはなんなのでしょうか。
また、その効果は?

iPhoneの画面を保護するための方法として、画面保護フィルムやガラスコーティングという選択肢がありますが、そもそもどういう効果を期待するかによって用途が違います。
大前提として絶対にiPhonen画面が割れなくなるということはありません。

画面が割れにくくなったり小傷がつきにくくなるという物です。

iPhoneの画面保護フィルムのメリット・デメリット

iPhoneの画面割れを防止する目的のアイテムの代表格です。

画面保護フィルムのメリット

  • 入手が容易である
  • 種類が多く、機能で選ぶことができる

この2点が主なメリットになるかと思います。
機能と価格によって選べるのはありがたいです。また100均などでも入手できるので困りません。

画面保護フィルムのデメリット

  • 綺麗に貼るには慣れと技術が必要
  • 型落ちした機種などのガラスフィルムは店頭在庫がないことがある
  • 種類が多すぎて、どれを選んでいいかわからない

種類が多すぎて、どれを選んでいいかわからないというのは当店のロケーションである天神の雑貨館インキューブ天神店という場所だからこそ体感できるのですが、お客様からどれを選んだらいいかわからないという声を多くいただきます。

筆者は用途を確認して、それに応じてオススメしています。

iPhoneのガラスコーティングのメリット・デメリット

これは画面保護フィルムのメリットとデメリットが逆になる感じです。

ガラスコーティングのメリット

  • ガラスコーティング施工は埃の混入などがない
  • 機種を問わない
  • 長持ちする

当店はお客様と話しながらiPhoneの修理をしたりコーティングをしたりするのですが、一度コーティングをしたら次の機種変更までガラスが割れることもなく、綺麗なままiPhoneの人生?iPhone生?を全うできたという話を聞くことが多いです。

また、ケイ素を主体とする溶液を化学反応させてコーティングをするのですが、最初は液体ですので相手の形を問わずにコーティングできます。
型落ちのiPhoneでもApple Watchでも大丈夫です。また、他の時計などでも問題ありません。

ガラスコーティングのデメリット

  • ケイ素を主成分とした溶液で自分でやるにはハードルが高い
  • 特定の店舗に行かないと購入(施工)できない
  • 効果が分かりにくい

上でも書きましたが、溶液を化学反応させるので自分でやるには加減が分かりにくいです。
3点目の効果が分かりにくいという点と相まって施工ができているかを知るには経験が必要です。
と言っても10回もやればわかるのですが、普通の方は10回もガラスコーティングをすることは無いと思います。

効果についてですが、筆者も最初は懐疑的でした。
しかし、お客さまからの問い合わせも多くテスト的に入荷して自分のiPhoneに施工してみたところ、明らかな効果が出たので今はインキューブ天神店の店頭でオススメさせていただいています。

 

ガラスフィルムやガラスコーティングの性能を示す9Hや10Hとは?

この、やたら硬そうな雰囲気の表記ですが、ここには若干の誤解があります。
地球上でダイヤモンドが1番硬く、いわゆる硬度10というのは聞いたことがある方も多いかと思います。
ダイヤモンドが硬度10でガラスフィルムやコーティングが9Hや10Hならダイヤモンドと一緒?みたいな雰囲気もありますが、実は違うのです。

ダイヤモンドなどで表記されているのはモースコードです

モース硬度とは鉱物硬度のことで

  1. 滑石 もっとも柔らかい鉱物で爪で簡単に傷がつく
  2. 石膏 爪でなんとか傷がつく
  3. 方解石 硬貨などで擦って、なんとか傷がつく
  4. 蛍石 ナイフで簡単に傷がつく
  5. 燐灰石 ナイフでなんとか傷がつく
  6. 生長石 ナイフで傷をつけることができず、刃が痛む
  7. 石英 ガラスや鋼鉄などに傷をつけることができる
  8. トパーズ 石英に傷をつけることができる
  9. コランダム 石英にもトパーズにも傷をつけることができる
  10. ダイヤモンド 地球上でもっとも硬くコランダムにも傷をつけることができる

このようになっております。

詳細はWIKIを参照してください。

身近な物としては

モース硬度

このようになっています。

ガラスフィルムやコーティングの表記は?

JIS規格で定められている鉛筆硬度というもので、言葉通り鉛筆の芯の硬さで測る方法です。

つまり、鉛筆では傷がつかないということを表記しているのです。
参考までにですが鉛筆硬度の10Hというのはモース硬度の5程度になります。
上記の様にガラスよりもナイフが若干硬いので、ナイフ>ガラス

このような図式になりますが、製造方法やガラスに被膜をつけるなどのコーティング技術によって硬度を上げているので単純比較はできませんが、iPhoneに貼るガラスフィルムなどは硬い鉛筆で傷が入りませんよという表記なのです。

なんでiPhoneに画面保護フィルムを貼ったりガラスコーティングをするのか

一つの目的は少しでも強度を上げることです。
被膜が1枚あるだけで直接的なダメージを軽減することができます。
そうやって、iPhoneの画面が割れる可能性を軽減しているのです。

また、ガラスコーティングの場合はiPhoneなどの画面を平滑にすることができます。
ガラスにも微細な凹凸がありガラスコーティングは、その凹凸を少しでも埋めて平滑にすることで引っかかりを無くして全体の強度を上げる役割があります。

ボクサーがつけるマウスピースと同じ考え方です。

こうやって全体の強度を上げて画面割れの脅威の可能性を下げるというわけです。

 

実際にコーティングをしたiPhoneとコーティングをしていないiPhoneの比較

実物が当店にございますので、気になる方はご来店ください。

左側がコーティングをしているiPhoneで右側は未施工です。

 

もう少し見やすく光など調整した写真

 

意外と差が出ていますね。
画面が平滑になるということは傷をつける物質が滑って傷が入りにくくなるということです。
まが傷がなければ、それをきっかけてに大きな割れになる可能性も低くなるということにつながります。

コーティングで隙間を埋めて一体感を上げているので、曲げなどに対する強度も上がっていますのでiPhoneの画面が割れにくくなるのです。

 

 

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