気温が上がってきました。熱を持ったiPhoneとの付き合い方

天神も随分春めいてきました。
卒業のシーズンということもあり、袴姿の人なども多く見かけますね。
気温も随分と上がってきて上着を1枚減らしてもいいくらいの陽気です。

気温が上がってきたということは、iPhoneの温度も上がってくるということです。
精密機械にとって高音は歓迎できないものです。
また、iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーも高温は苦手です。

砂漠 熱い

しかしiPhoneは使えば熱を持つのは避けられないことです。
このiPhoneといかに付き合うかでバッテリーの消耗などに大きく関わってきますんどえ、しっかりと温度管理をしてiPhoneと付き合いましょう。

目次
  • iPhoneが熱くなると現れる症状
  • なんでiPhoneが熱くなるのか
  • iPhoneが熱くなった時の対応
  • 気温が上がってきました。熱を持ったiPhoneとの付き合い方 まとめ

iPhoneが熱くなると現れる症状

高温注意

iPhoneが一定の温度を超えると画面に下記のような表示が出てiPhoneが一時的に使えなくなります。

高温注意

これはiPhoneが壊れないように自分の身を守るための手段です。
こうなってしまったらiPhoneの温度が下がるのを待つしかありません。
温度が下がると正常に利用できる様になります。

筆者も2回高温注意が出たことがあります。
1度目はバイクにつけていた密閉型のスマホホルダーに入れてスマホホルダーの性能をテストした時に発生しました。

2回目はiPhoneを車のダッシュボードに置いてドライブをしていたときだったと思います。
両方とも夏の出来事でした。

電波が弱くなる

上記の高温注意の手前で発生することです。
一時的に低電力モードになり電波が弱くなることがあります。
他にも低電力モードで発生する症状が出ます。

低電力モードについては下記で詳しく書いておりますので、ご参照ください。

iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなった人は絶対やったほうがいいiPhoneの使いかた。5分でできるオートメーション設定

iPhoneのバッテリーの持ちが悪くなった人は絶対やったほうがいいiPhoneの使いかた。5分でできるオートメーション設定

この低電力モード状態の影響で負荷が高いアプリが落ちることもあります。

画面が消える

一時的に画面の輝度が下がります。または消えることがあります。
これは画面を表示している時の消費電力が大きいのが原因です。

消費電力大=バッテリーが発熱する状態

ということになるからです。
バッテリーの消費を抑えるのが目的ではなく、iPhoneの温度を下げるために最善の手段がバッテリーの消費を抑えるということなのです。

 

また、充電の減りが早いという症状も聞きますが、これについては何とも言えないところがあります。
温度が上がってバッテリーの消費が増えるのではなく、バッテリーを酷使して発熱するのが通常の動きだからです。電気エネルギーをiPhoneの中で運用する際に熱エネルギーに変換される分が電気のロスになります。

つまり発熱したのでバッテリーの減りが早いという図式は成立しません。

なんでiPhoneが熱くなるのか

前章でも少し触れましたがiPhoneを使えば温度は上がります。

それは電気エネルギーのロスが熱エネルギーの変換されるからです。
このロスは避けることができないことなのですが、これは普段から発生していることなのです。
問題は発生した熱エネルギーの逃げ場がないことがiPhoneが熱く感じる原因なのです。

iPhone本体が発熱する仕組みはiPhone内部で様々に使われている電気エネルギーのロスで想定内なので、そこで発生する熱は放熱する作りになっています。

問題は使い方によって放熱が妨げられることなのです。
iPhoneが放熱するということは人間にとって汗をかくのと同じことなので、妨げてしまうと不具合の原因になります。

汗 sweat

 

iPhoneが放熱できなくなる原因は

  • iPhoneよりも周りの温度が高い時
  • iPhoneが放熱しにくくなる様なケースをつけている時

放熱できない原因は主にこの2点です。

iPhoneよりも周りの温度が高い時

iPhoneより周りの温度が高くなると熱交換の方向が逆になるのです。
温度は高い方から低い方に移動するようになっていますのでiPhoneよりも環境温度の方が上なら温度が低いiPhoneの方へ熱が入ってきます。

この現象の詳細をwiki先輩の引用でお茶を濁そうと考えたのですが、筆者のイメージする内容がなかったので、今回は上記のざっくり説明だけでご勘弁を。

iPhoneが放熱しにくくなる様なケースをつけている時

筆者が考える、1番放熱しにくいiPhoneケース素材はシリコン製の物だと考えていります。
シリコンは鍋しきや、鍋つかみなど熱を伝えないランキング上位に入っている雰囲気です。
滑り止め効果や防水効果なども高いので調理師の方などは好んでシリコン製のiPhoneケースを使っているイメージがあります。

しかし、iPhoneの内部の熱を逃すという意味では1番相性が悪いケースとも言えます。
冬場や寒冷地ではiPhoneの温度が極端に下がるのを防いでくれるので良いケースとも言えますが夏場は温度を逃さない悪者に変わります。

筆者は基本的に裸族ですので、念のためiPhone全面にガラスコーティングをして使っています。
職業柄、室内にいることが多いので寒い時期でも一定の温度が保たれているので寒い時期も問題ありません。

とこの記事を書きながら当店が入っているインキューブ天神店のiPhoneケース売り場を見てみると完全にシリコンでできている商品は1つしかありませんでした。暖かくなる時期としては優秀な配置です。

iPhoneが熱くなった時の対応

iPhoneが熱くなった時は、とりあえず冷ましましょう。
iPhoneの冷まし方として1番やったらダメなのが冷蔵庫や冷凍庫に入れることです。
iPhoneが熱くなるのは基本的に夏場が多いのですが、日本の夏は湿度が高いので急激に冷やすとiPhone内部に結露が発生して水没状態になります。

とりあえずはiPhoneをケースから外して自然に温度が下がるのを待ちましょう。
急ぐ方は扇風機やエアコンの風に当てると早く温度が下がります。

また、以前ネットで見たのですがiPhoneの発熱部に1円玉を何枚か重ねて貼ると早く温度が下がる様です。車やパソコンの内部にあるヒートシンクと同じ考え方です。
また冷えピタのような物も効果があります。放熱の助けになるので。

ポイントは結露するほど急激に温度を下げないということです。

気温が上がってきました。熱を持ったiPhoneとの付き合い方 まとめ

ネットなどを見ていると、何もしていないのにiPhoneが熱くなったとかウィルスのせいだとか色々ありますが、自分でiPhoneを使っていなくてもiPhoneは動いています。
バックグラウンドでは電話やLINE、メールなどの着信を待機してGPSで現在地を補足して。

また電波の入りが悪いところでは一生懸命電波を捕まえるために頑張っています。
陰ながら頑張っているiPhoneを褒めてあげましょう。

またウィルスについてですが以前も書いたようにウィルス感染しにくい作りになっています。

iPhoneもウィルスに感染するのか?iPhoneに感染するウィルスについて考察してみました。今回のウィルスは設定画面から簡単に駆除できますので、5つの手順でやってみましょう。

 

このような理由からiPhoneにウィルス感染して裏でコソコソと不正なプログラムが動いているという可能性は少ないので、iPhoneが熱くなる原因とは考えにくいですね。

iPhoneが熱くなるのは人間が汗をかくのと同じような現象なので涼しいところで休ませてあげましょう。
ちなみにiPhoneで1番熱を持つところはiPhone6シリーずからは電源ボタン(サイドボタン)の横付近です。そこを中心に冷やしてあげましょう。

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