今日は「ほぼ」皆既月食です。iPhoneでの撮影にチャレンジしてみましょう。

本日は、ほぼ皆既月食という天体ショーを見ることが出来る日で、さらに全国的に雲がかからない地域が多いようです。
福岡でも皆既月食の時間は天気が良いようで、絶好の天体ショー日和になります。

本日の、ほぼ皆既月食は19時ごろがピークになるようですので、お時間ある方は素敵な天体ショーを観覧してはいかがでしょうか。また、それをiPhoneで撮影するのも楽しいかもですよ。

基本的に夜景を撮影する場合は光が足りないので長時間露光と言ってシャッターを長時間開けないと綺麗には撮影できません。
しかし、長時間シャッターを開けていると手ブレの可能性が高く綺麗に撮影ができないことが多いです。

そもそもiPhoneでそんなことできると?という方も多いかと思います。
それでは、どうやってiPhoneで綺麗な月を撮影したらいいのでしょうか。

iPhoneを固定する

まずは手ブレしないようにiPhoneを固定しましょう。
iPhoneで使える三脚も売っていますので、そういうものを利用すると完璧ですが、頻繁に使わないのに買うのは勿体無いと思う方は、過去に購入した自撮り棒を見直してみるのもありかも。

意外と三脚機能が付いてたりします。
三脚の入手が難しい場合はiPhoneを両手で持ち脇を締めましょう。
そしてシャッターは画面のシャッターではなく、音量の+を使いましょう。

意外と知られていませんが、音量の+ボタンもシャッターになるのです。

iPhoneのカメラの設定を調整しましょう。

設定と言っても難しいことはしません。

いつもの写真APPを開いて、月に向けます。
そして画面を長押しします。すると四角い枠が出てきます。

これは枠の場所にフォーカスを固定する方法で、奥の物にフォーカスする時や露光を変えるときに使える方法です。これを使うことによって自分のイメージに合った写真が撮れる可能性が上がります。
iPhoneには元々、明るいところでは暗く、暗いところでは明るくする露光の自動調整機能が付いています。

フォーカスロックを利用して、この機能を最大限に使うという方法です。

 

手前の明るい部分にフォーカスを合わせた写真

 

奥の暗い部分にフォーカスを合わせた写真

月などを撮影するときは、一般的に露光不足でうまく撮影できませんので、暗いところにフォーカスロックをして露光をあげます。
そうすることで月のわずかな光でも増幅されて、何もしないよりは綺麗に撮影することができるようになります。

ズームをして少しでも大きく月を撮影しよう

手ブレのリスクは上がりますが、ズームをすることで月を大きく撮影することができます。
方法は簡単で撮影画面でピンチアウトするだけです。

カメラが1つのiPhoneではデジタル5倍ズームまで拡大できます。
iPhone Xなどのカメラが2つ以上あるタイプでは光学2倍、デジタル5倍で最大10倍までズームすることができます。ズームすると、さらに手ブレが起きやすくなりますので三脚を使うか両手でしっかりと持ちiPhoneを固定して撮影しましょう。

徹底的に頑張って写真を撮影したいなら

徹底的に頑張って、ほぼ皆既月食を撮影したいなら三脚と望遠レンズは必須になるでしょうが、ちょっと記念に撮っときたいくらいであれば、この記事の内容を実践していただければなんとかなるかなと思います。

写真の精度はカメラなどの機材に依存する部分が多いのでiPhoneだけで完璧に!
は難しいと思いますが、やる気を出して頑張ってみましょう。

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