《 iPhone 》の「バッテリー充電の最適化」って何？

iPhone の《 iOS 13 》から追加された機能です。

もちろんこの業界で知らない人はあまりいないと思いますが、一般の人たちはあまり「 iOSのアップデート内容 」って気にしないと思います。「私」もこの iatQ に入るまではほとんど気にしたことがなかったので（笑）バッテリーの最大容量を見る際に必ず目に入るので、自分でチェックしている人は目にしているかと思います。でも「 充電の一体何を最適化 」しているんだろう？と気になった方は少ないのでしょうか。多くの人は「充電を最適化してくれてるんだ、ふーん」くらいのものではないしょうか？

なので今回はこの「 バッテリー充電の最適化 」機能について解説していきます。

《 iPhone 》の充電とバッテリーの仕様

これを解説する前に、事前知識が少し必要になります。
まず、iPhoneのバッテリーは以前も記事で少し書きましたが「 リチウムイオンバッテリー 」を使っています。これは従来の乾電池ののように使い捨てではなく「 電気を溜めておくことができる 」電池となっています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。「 この夏から始めよう、iPhoneの《バッテリー》対策！ 」

そして、リチウム電池は「 充電を繰り返す 」ことで徐々に劣化していきます。iPhoneのバッテリーの「最大容量」が減っていく理由はここにあります。更に、「充電しながら」ゲームや動画を見ることによって劣化が進行します。そして、「満充電」（１００％）充電をすることによっても劣化が進行します。「え？じゃあ１００％の表示は嘘なんか？」と思う方もいることでしょう。嘘ではないんです。「 100%の状態で充電し続けておくのが” ダメ “ 」なんです。じゃあどうすりゃいいの？１００％になった瞬間に充電ケーブル抜かなきゃいけないの？次の項目で解説致します。

《 iPhone 》の「バッテリー充電の最適化」

ではここから解説にはいります。この機能は「 バッテリーの劣化 」を少しでも遅らせようと開発されました。では実際どういう動きをしてくれるのか。iPhoneが、ユーザーの行動時間を「学習」して「この時間からこの時間は充電してる、では充電ケーブルを抜くギリギリで100%になるように調整しよう」というのがこの「 バッテリー充電の最適化 」です。便利な時代になったものです。ずっと充電していても「 ８０％ 」くらいで勝手に抑えてくれる機能です。これにより、バッテリーの劣化を遅くすることが出来るようになりました。この機能を使うことによって、少しでもバッテリーを長持ちさせて長くiPhoneを使っていきましょう。

長持ちさせるコツも投稿してますので、トップページの検索ボックスから検索してみてくださいね。