スマホやタブレットを水没させてしまった時にやってはいけない4つのこと!とは

5月末から水没の修理依頼が増えてますので、スマホを水没させない事が1番良いのですが、今回は、もしスマホを水没させてしまった時に絶対にやってはいけない4つのこと知って頂けたらと思います。

1、水没直後にスマホやタブレットの電電を入れる

危険行為その1

水没直後は故障していないかが気になって、すぐに「故障や不具合の有無」を確認したくなると思いますが、絶対にやってはいけません。

電源を入れると本体内に通電することで、繊細なスマホやタブレットの金属部品類が化学反応を起こし、腐食や浸食が一気に加速してしまい、同時に侵入していなかった他の部品までもが漏電や破損を引き起こし、その結果、スマホやタブレット本体にとどめをさした形になってしまうからです。

もちろん、水没直後のスマホやタブレットの充電やパソコンとのUSB接続もNGです。下手すると接続した側のパソコンやその他のアクセサリの2次破損まで引き起こしかねませんので絶対にやらないでください。

2、本体をドライヤーなどの電熱器などで加熱して乾燥させない

危険行為その2

「ドライヤーで乾かしたら大丈夫だったよ」こたつに乾くまで入れたら治ったよ」このような話を聞くことがありますが、いずれも間違っています。ドライヤーやコタツなどで過度な加熱をすると、金属部品と水分との化学反応を加速することがあり、濡れていなかった金属部品にまで腐食や浸食を引き起こす要因となるからです。

また、ドライヤーの風を本体内部に送り込んで内部を乾かそうとしたくなる方も多いと思いますが、これもNGです。ドライヤーの風の影響で、本来侵入していなかった箇所に水が入り、水害箇所を増やしてしまっているからです。これも絶対にやらないでください。

3、端末内に入っている水分を出す為に、本体をとにかく振ってみた

危険行為その3

確かに本体を振れば内部の水分は多少外に出てくるかもしれませんが、これも不必要に水害箇所を拡大する危険な行為です。やってはいけません。

また、本体内部で接着剤などや水に弱い精密機器への大きなダメージにもなりますので絶対にやらないでください。

 

4、海水(塩水)に落としたら完全にアウト!

これは「危険行為」ではありませんが、海水(塩水)への水没はスマホやタブレットにとってあまりにも致命的なので、あえて4つ目の危険な禁止事項としました。

これから夏にかけて海水浴や釣りなどに行かれる際は、端末が潮風の影響を受けることも絶対に忘れないでください。長時間砂浜でスマホやタブレットを使用していたら潮風で故障したというケースは本当に多いです。

また、万が一海水(塩水)に水没した場合は、通常の水没のようには復旧できない可能性が高くなりますので、防水ケースやジップロックなどの水没対策を行ってください。

水没や湿気による危険性について

バッテリーの発熱・破裂・発火

トイレや洗面台などの水場でスマホやタブレットをいじっていてうっかり!雨の日の野外で使用濡れてしまった!デスク周りに置いていたスマホやタブレットにジュースやコーヒーが!などなど、いろいろな水没例を聞きます。

ドライヤーでしっかり乾かしたら問題なく使えた、という話も聞きますが、スマホやタブレットのバッテリーはリチウムイオン製のため、この方法だとすごく危険です。リチウムイオンバッテリーは、わずかな水分でも浸食腐食が始ります。最悪の場合、破裂や液漏れ、発火などの事故を起こしかねないのです。なので水没したらタオルで水分を拭き取ってなるべく早くスマホやタブレットの修理ができる当店のような修理店に持ち込みますと、復旧の可能性かなり高くなります。

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