iPhoneのバックアップについてiPhone修理屋さんが思うこと。
今回はiPhoneのバックアップに関してです。
同じようなタイトルで同じような内容の記事を何度か書いていると思いますが、バックアップ率が上がっていないような気がするので、何度でも書きたいと思います。ということで書きました。
皆さんはiPhoneのバックアップは取っていますか?
バックアップは時間がかかってめんどくさそう、難しそうなどといったイメージがありますが実を言うとそこまで手間ではありません。
簡単に手順を説明すると
・充電ケーブルを準備する
・パソコンの電源を付けてiTunesを起動する(起動しなくてもOKなときも)
・パソコンにiPhoneをつなげる
・同期を開始する
ざっと言って4工程でバックアップを開始できます。
後は30分ほど放置すればOK。 もちろん、iPhoneに入れているデータが大きいほど時間がかかりますので注意ですよ。
このちょっとした手間で、水没させてしまったりおとして破損させてしまった時に、データが取り出せなくなってしまった時の対応が出来ます。
ここiatQに来られるお客さまのほとんどはバックアップを取られておらず、iPhoneが復旧しなかった時に困っている方が多いです。
実際に写真だけは!とか、lineのトーク履歴だけ!とか言われる方が多いのですが、部分的に取れるということはありません。
10か0かのような状態です。写真1枚バックアップができるのであれば、その他すべてバックアップできる可能性が高いです。
もうお盆も過ぎましたが、福岡はまだまだ暑いので川や海で遊んでいる方も多く見かけます。
水没危険エリアですね。
先日ご来店されたお客様も池で釣りをしていて、池にダイブしてiPhone2台を水没させたという状態でした。
そのお客様は何とか復旧してデータの拾い出しはできましたが、かなり危うい状態でした。
少し使っているだけでiPhoneの高温注意が出て使えない状態になるのです。
その前日のお客様のiPhoneは完全復活を果たして元気に動いている状態です。
このように、水没の季節で日々水没修理をしていますが、結果はイロイロあります。
今回は成功例だけを書いていますが、実際に復旧しないiPhoneもあります。
復旧すればデータは取れるのですが、iPhoneが起動しなければデータは取れません。
そんな時に泣かないようにするための「転ばぬ先の杖」なんです。
杖は転んでからでは役に立ちませんので、先に準備をしておきましょう。
ちなみにガラスが割れた状態で使えているiPhoneもありますが、ガラスという支えがなくなっているのでジワジワと液晶にダメージを与えていきます。
そしてある日液晶も故障してしまうことがあります。
そうなってしまうとバックアップを取ることも難しくなっていきますので、ガラス割っちゃった!でもお金ない!また今度でいいや!という状態の方は週に1回程度バックアップを取るように心がけましょう。