TouchID搭載のホームボタンは大切に。
最近では、指紋認証のTouchID搭載のiPhoneSE(2020)つまりSE2、が発売されました。
2020年10月14日に発表されたiPhone12は引き続き顔認証のfaceIDでしたね。
つい先日、お客様よりTouchIDの修理についてのご質問が、ございましたので簡単な記事にしました。
TouchIDとはいわゆる、指紋認証、指紋センサーでパスワードを解除するiPhone の機能の一つですね。
iPhone5sから搭載されたTouchID、いわゆる指紋認証ですが
5sから8までとSE(2020)はiPhoneは指紋認証が搭載され
Xシリーズと11シリーズと最新の12シリーズはFaceID(顔認証)搭載です
そして今回は指紋認証搭載のホームボタンの修理事情についてです。
指紋認証はセキュリティー上の関係で、発売元のAppleが厳密に管理しています。
ですのでホームボタンが壊れた場合は、私たち修理屋だと、指紋認証の故障を直接修理することはできません。
私たちがその場で修理できるのは指紋認証を無くしたホームボタンへ付け替えるという形になります。
そしてパーツにも個々の管理IDナンバーのような物があり、指紋認証機能が搭載されているホームボタンでは
ホームボタンとiOSが紐付けされており、ある意味でセットパーツみたいな感じになっています。
もちろん同じiPhoneシリーズの純正品ホームボタン同士を互いに交換しても、指紋認証の機能は復活しません。
そしてこの場合は両方の端末で指紋認証が使えない状態になります。
なので指紋認証の情報管理は発売元であるAppleがiOSに管理させており外部からは設定を変更できません。
以前、画面割れで修理に来られたお客様が、ホームボタンも一緒に交換してほしいと、ご依頼されたことがあります。
こんな状態の画面でホームボタンにも傷跡があったiPhone8Plusでした。
この時は指紋認証機能もホームボタンのしての機能も問題なく動いてはいたので、パーツを交換をすると指紋認証が使えなくなる事を伝えると
さすがに不便だから画面交換のみで、その時の修理は終わりました。
ですので指紋認証機能の修理に関しては、修理できるのは発売元のApple。
もしくは、専門的な業者になりますが、Appleは新しい端末を売るほうが得なので修理はあまりしない方針だとおもいます。
ですので専門業者に発注するのですが日本国内には取り扱える所はほぼ無く
その関係上、海外発注が前提となり非常に費用がかかります。
ですので指紋認証以外の部分の機能はパーツ交換で対応できますが
指紋認証の修理は店頭では出来ません。
どうしても指紋認証機能を修理したい、と思っても専門業者に依頼を出すので
かなり高額な物になり修理費用を考えると、新しく同じ型の中古を買ったり、いっそ新品でいいかもと思うような値段です、ですのでホームボタンは大切にしましょう。
それでもiPhoneを使っていて予期せぬトラブルは必ずあります、そんな時はiatQへ気軽にご相談ください。