iPhone12 Pro、Pro Maxに搭載されているLiDARとは何なのか?
博多住吉にあるiatQ博多店からお送りしております。
以前、iPadProに関する話の際に、会社の偉い人からLiDARっていうシステムの存在を軽く教えてもらっていましたが、iPhoneに搭載されて、もっと身近になったので少し調べ直してみました。
LiDAR
LiDAR(ライダー)とは「Light Detecting and Ranging」の略、光を使った探知と測距の意、つまりレーザー光を対象物に照射し、反射して戻るまでの時間から、物体までの距離を計測するためのセンサーシステム。電波の反射を利用する「レーダー」(Radar:Radio Detecting and Ranging)の電波ではなく光を利用しているのが特徴。
LiDARとはどういう場面で活用されている?
LiDARというシステムは主に自動運転技術や3D地図の作成に活用され、数百メートル先まで360°の周辺をリアルタイムでスキャンする様な物まで存在します、近年ではアメリカのNASAが火星着陸プロジェクトで使用する予定もあります。
ただしiPhone12に搭載されているLiDARセンサーは自動運転や国家プロジェクト級の物とは違い、5メートル先までをスキャンする性能の物を搭載しています。
LiDARはiPhoneで役に立つのか?
暗い場所で写真撮影する時のオートフォーカス早くなり
ポートレートモードにおける被写体と背景の切り分けの精度も速度も良くなる
従来のポートレートモードとは違い、LiDARセンサーによって写真撮影がとても快適かつ美麗になると言われています。
つまり、夜景や暗所での人物写真の撮影の際に写真が綺麗に取れるようになる。
他では3DスキャンやAR(拡張現実)関係のアプリやゲーム等で活用・応用が今後期待されている、といった所でしょうか?
もっとアプリが進化すれば、離れた場所にいる人に、手元の物体を3Dスキャンしてデータを送り離れた場所から、どんなものか確認できたり。
Amazonの商品とかのネットショッピングで、各商品の3Dスキャンデータを気軽に確認できると助かる場面もあるかもしれないです。
よく届いたものが想定と違う場合もありますので。
あとはAppleが公式が解説してる中に、スポーツのフォームの確認や身長の計測等もありました。
とりあえずは、LiDARセンサーは暗所撮影時にカメラの性能を良くする。
今後の3DスキャンやARで、活用できる新アプリに期待、と言った感じでしょうか。
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