リモート学習に最適な環境について問合せを頻繁にうけるので、記事にまとめてみることにしました。

リモート学習とは

言葉の通り、遠隔にて学習を行うことです。
PCなどのデバイスとインターネット環境を使った学習方法のことです。

コロナウィルスの感染拡大防止措置の一環で学校が休校状態になっており、学習の遅れが出ないようにするために緊急的に需要が伸びている学習方法です。

現在、自宅にPC、タブレット、インターネット環境がある場合

この条件に当てはまる場合は新たに何かを用意する必要はないのですが、学校ごとに使われているツールが違うので必要なスペックなどの要件は確認したほうがいいでしょう。

最近、頻繁に耳にするようになったのは

zoom

などはメジャーですね。

システム要件

  • インターネット接続-有線または無線ブロードバンド(3Gまたは4G/LTE)
  • スピーカーとマイク-内蔵、USBプラグイン、またはワイヤレスBluetooth
  • ウェブカメラまたはHDウェブカメラ-内蔵またはUSBプラグイン
  • あるいは、ビデオキャプチャカード搭載のHDカムまたはHDカムコーダー

サポートされるオペレーティングシステム

  • MacOS 10.7以降を搭載のMac OS X
  • Windows 10
  • Windows 8または8.1
  • Windows 7
  • SP1以降を搭載のWindows Vista
  • SP3以降を搭載のWindows XP
  • Ubuntu 12.04またはそれ以降
  • Mint 17.1またはそれ以降
  • Red Hat Enterprise Linux 6.4またはそれ以降
  • Oracle Linux 6.4またはそれ以降
  • CentOS 6.4またはそれ以降
  • Fedora 21またはそれ以降
  • OpenSUSE 13.2またはそれ以降
  • ArchLinux(64ビットのみ)

サポートされるタブレットおよびモバイルデバイス

サポートされるブラウザ

  • Windows:IE7+、 Firefox、 Chrome、 Safari5+
  • Mac:Safari5+、 Firefox、 Chrome
  • Linux:Firefox、Chrome

zoomのサポートページからの抜粋です。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-PC-Mac-Linux%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%A6%81%E4%BB%B6

かなり幅が広いですね。

アプリケーション自体が非常に軽量に設計してあるのでしょう。

iOSでの要件です。
iOS8.0以上であれば使えるということは、iPad mini1でも十分に使えます。
iPhoneで言えば5でも使える感じですね。

実際に使えば動きは緩慢になるかもしれませんが、使えるのには間違い無い感じですね。
回線速度も3G程度で動くのであれば、インターネット無料マンションのような共同で使って回線が遅い場所やケーブルテレビのローコスト契約でも使えるということです。

Edmodoというサービスを使うとこもあるようですが、このEdmodoは条件厳しいです。

システム要件についてまとめてあるページがなかったので、一覧としては出せませんが筆者がiPad mini1で試したときはアプリをダウンロードすらできない状態でした。
また各種ブラウザも試しましたが正常にロードできない状態になりました。

ご自身の環境をよく確認した上で利用可能かどうか判断していただければいいかと思います。

お手元に各種デバイスやインターネット環境が無い方

現在、iatQ博多店にお問い合わせが多いのが、ご自宅にスマホ以外の環境が無い方です。
こんな方にオススメしているのは

無印iPadと言われているモデルとリリースされたばかりの楽天UN-LIMITの組み合わせです。

無印iPadとは第7世代iPadのことです。

ハードディスクの容量は32Gしかありませんが、スマートキーボードも使えるので非常に便利に使うことできます。
また第1世代のApple Pencilにも対応していますので、クリエイティブな用途にも対応します。
この純正周辺機器の一番の弱点は価格なんですけどね。

このiPadの一番いいところは従来のiPadにはないコスパの良さですね。
いろんなページで、このiPadはエントリーモデルでProには及ばないなどといったネガティブなコメントも出ているのですが、iPhone修理業を営んでいて感じるのは、ほとんどの方はエントリーモデルのスペックで十分ということです。

筆者はデザインなどもするのでProを使っていますが通常の利用であれば無印iPadでも問題ないと思います。
またOfficeソフトについては、Apple純正の物がありますし、互換性と可用性で見るならgoogleのOfficeアプリも無料で使うことができますので、全く問題ないかと思います。

仕事でもガリガリ使いたい!というニーズの方は、MicrosoftのOfficeをサブスクリプション契約で使うしかないですが。

通信に関しては最近押しまくっている楽天UN-LIMIT

詳細にかんしては

4月22日に急にiPhone7が圏外になって色々慌てて行った8つの行動

楽天UN-LIMITを契約して福岡 – 博多エリアで色々試してわかったこと。

この記事を読んでいただければなんとなくわかるかと。

ざっくりいうと4月8日から始まった楽天の新しい通信サービスです。

エリアに関しては、まだまだなのですが、パートナーエリアと呼ばれるAUローミングのエリアでも十分な速度は出ますし、ギガを使い切ったあとも1M/bpsは出ますので、日常の使用には差し支えないかと思います。
筆者もテスト的に5月に入ってから低速モードで運用していますが、問題は感じません。

youtubeも見ることができますし、Amazonプライムで映画を30分視ましたが途中で2回くるくるが出ただけでした。
まだzoomなどでのテストはしていないので、どこまで使えるかは実験してからのお楽しみです。

ちなみにLINEのビデオ通話で試したところ、ギリギリ使える?といった感じでした。
0.5秒くらい遅れて映像が動く感じです。
それでも映像自体は送ることができました。

もともとline電話を始めとするIP電話はUDPという規格を使って通信をするので、128k/bps程度の低速回線で十分に通話が成立します。

今はユーザーが少ないので回線に余裕があるので、今ならチャンスかと。
今後はどうなるかは楽天さんの企業姿勢にかかってますが。

楽天のキャンペーンに乗りたい方は、

楽天UN-LIMIT紹介キャンペーンのページから紹介者コード
2020031901610
を入れていただくと、楽天ポイントで2000ポイントがもらえます。

まとめ

用途によっていろんな選択肢があるとは思いますが、コロナ終了後に余った端末の可用性を考えると今回ご紹介した組み合わせの

iPad×楽天回線

この組み合わせはアリかと考えています。
現在はパソコン離れがひどいと言われていますが、その原因の一つが「面倒」なことだと筆者は考えます。
電源を入れて立ち上がるまでの時間が長すぎます。

これを考えると現在のオンライン学習から従来の教室で学習を受けるようになった際に、せっかく購入したパソコンが無駄になる可能性が高いと思います。その点iPadを始めとするタブレット端末であれば、アフターコロナでも十分に活躍の場所が見いだせます。

また楽天回線については楽天エリアが広がれば無制限でインターネットが使えるのでキャンペーンが美味しいうちに乗っかるのが吉かと考えます。
ユーザーの増え方が多ければ、当然回線が遅くなるという事象は避けられませんが、それはどの回線を使っても同じことですので、企業姿勢と運に委ねるしか無いかと思います。

 

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