iOS15.4にバージョンアップしてマスク付きFaceID解除を試してみた
筆者はApple Watchユーザーなので WatchをつけていたらiPhoneのロックが解除できるので、そこまでマスク付きでロック解除という機能に対して期待大ではないのですが、新機能としてかなり興味があったので早速試してみることに。
ちなみに現在使っているApple Watchはシリーズ6です。
Apple Watch series6を買ったので開封の儀とかやりました。写真多め。wifi環境推奨
本当に Watchでロック解除できているので、そんなに不便はないのですけどね。
あえて不便というなら反応が遅いくらいです。
iPhoneのロックが解除されないと思ってパスコードを3桁くらい入力したところで急に開いたりします。
Apple Payを使うときは Watchから使うので筆者の使用環境では、そんなに不自由していません。
しかしリリース前から話題になっていたマスクをしたままでiPhoneのFaceIDでロックが解除できるという機能、iPhone修理屋さんとしては試さないわけにはいきません。
いつもなら手順などの画像満載でお送りするのですが、今回はなんとなくバージョンアップしてセットアップまでしてしまったので、画像少なめです。
目次
- iPhoneでマスクをしたままFaceIDを解除する条件
- iOS15.4にバージョンアップする方法、その後のセットアップ
- 実際にマスクをしたままFaceIDを試してみて
- iOS15.4にバージョンアップしてマスク付きFaceID解除を試してみた まとめ
iPhoneでマスクをしたままFaceIDを解除する条件
- iPhone12シリーズかiPhone13シリーズであること
- iOS15.4にバージョンアップすること
- 設定をONにすること
この3点です。
最低限の条件としてiPhoneの制限があります。
iPhone X以降でFaceIDが搭載されましたが、iPhone12以降に搭載されているFaceIDに利用するTrueDepthカメラが顔認証時に利用できる画角が広くなっているのが原因のようですが、マスク付きFaceIDの項目をiPhoneの設定からみてみると目元をしっかりチェックするのでカメラを注視してね!となっています。
広角スキャンは関係あるのか?
そして、この機能をアクティブにするためにはiOSのバージョンアップも必須になるということのようです。バージョンアップ完了後、マスク付きでロック解除の項目はデフォルトでONになっています。
iOS15.4にバージョンアップする方法、その後のセットアップ
iOSのバージョンアップは自動にしている方は朝起きたら勝手に上がっていることも多いと思います。
手動でバージョンアップしたい方は
設定→一般→ソフトウェアアップデート
この順番で階層を進んでバージョンアップを行なってください。
そして問題はiOSバージョンアップ後の設定です。
通常バージョンアップが終わったらHelloや你好、こんにちは
このへんから始まります。ここは今回も一緒です。
いつもと違うのはここからで、なぜか再度FaceIDを再登録。
まあ新機能の目玉はFaceIDに関することなのでOKとしましょう。
目元の小皺までしっかりとスキャンしてくださいな。
ということでセットアップ画面で顔をぐるぐる回します。
ちなみにiPhone側を軌道周回させても正常に認識してくれませんでした。
地動説か天動説かみたいなものです。
最後になんで!となるWalletの再登録。
これ、本当になんで?バリ面倒なんだけど。
まあ使うけん登録ばするけどね。ちかっぱ面倒っちゃけど。
ということでLINE Payを登録
普段は Watchを使うのですが、たまにiPhoneでも使いたい時があるんですよ。
気の迷いと言いますか。
LINE Payについては下記の記事が詳しく説明してあります。
ということで必要なのでしょうがなく再登録。
モバイルSuicaは登録してません。出番少ないので。
必要な時に慌てて登録することにします。
初期設定のところでSOSに関する項目も出ましたので設定しておきましょう。
これで無事にアップデートと初期設定が完了しました。
実際にマスクをしたままFaceIDを試してみて
微妙に反応が遅い?という感じです。
新規にFaceIDを登録したばかりなので、機械学習が進んでいないのか目元の小皺を数えるのに時間がかかっているのか。
今のところは Watchと同じくらいの反応速度かなと思います。
ちなみにマスク付き解除と Watchで解除は併用できるのですが、たまに Watchの方が早く反応します。
この区別は Watchで解除されたら Watchのタップティックエンジンという機能で手首に反応がくるのでわかります。まあ携帯のバイブみたいなもんです。
そしてインカメラ部分をしっかりとみてあげないと反応が悪いような感じがします。
マスクなしのときは、なんとなくiPhoneの画面を見ていたら解除できていたのですが、今はカメラをガン見しないとダメなようです。
iOS15.4にバージョンアップしてマスク付きFaceID解除を試してみた まとめ
なんとなくいつものバージョンアップですねと思ってスクリーンショットなど何も取らずに全行程を進めたので究極に画像がない記事になってしまいましたが、概ね伝わる内容になったかなと思います。
多少反応に難はありますが、Apple Watchを持っていない人にとっては優秀な機能の一つになるでしょう。