入浴剤の入った湯船で水没！

海水での水没やトイレに落として水没　という感じの物が増えてきている最近。
しかし、湯船に落として水没ということはあまり聞きませんね。
そう噂をしていたら、お客さまが来られました。

内容は、入浴剤の入った湯船に落としてしまったとのこと。　噂をすればってやつですかね？
お客さまのiPhoneの状態を聞いていくと
水没させて一日が経っている、電源がついた状態で落とした、水没させた時に電源が落ちた　とのこと

入浴剤以外のことは、トイレでの水没に似たようなものなのですが、今回の場合は普通のお湯ではないということ。
しかし、当店では洗濯してしまったiPhoneや、ハワイで水没させてしまって3日ほど経ったiPhoneも復旧させています！（ハワイで水没のiPhoneは、データ復旧のみ）

お客さまに注意事項を一通り説明し、納得の元で作業を進めることに。
水没ですので、100パーセントはありません。（基盤絡みの物も）
例え、さっき水没させてしまって、すぐに持ってきたと言っても浸水の状態やその時のiPhoneの状態によります。

そのうち、100パーセント直る技術が出てくるかもしれませんね！　その前に、完全防水仕様で性能がいいものが出ているとは思いますが・・・

さて、話を戻して
iPhoneの水没処置です。

お客さまのiPhoneの内部です。　一度処理をしたあとなので綺麗ですが、処理前は水分がたくさん付いていました。

バッテリーの右上の角あたりにある水没マークも真っ赤です。
しっかりと水没してしまっているようなので、バッテリー交換が必要かも・・・
と思いながら作業を続けて、いざ電源ON！

すると見事に電源がつきました！　本当に良かった！
部品交換はしなければ起動しないだろうと思っていましたが、問題なく起動しました。
しかし、操作に問題ないとはいえ、液晶にモヤモヤが出来てしまったいます。（iPhoneの画面上）

この画面の件については、お客さまに交換するか、しないかを判断していただくことになります。
普通に使っていて操作に問題はないのですが、目に問題が出てきそうです・・・
動作確認として、少しだけ操作させていただきましたが、目がチカチカします。

iPhoneを水没させてしまうと、このように（見づらいですが）モヤモヤが出てしまい、最悪、操作をすることができなくなってしまいます。
水没は、程度が良ければそこまでお金がかからないのですが、悪ければ色々なパーツを交換しなければ起動、操作が出来ない状態になります。　水没には気を付けましょう！