iPhoneのバッテリーは暑さに弱いが寒さにも弱い!
iPhone専門店のi@Q福岡西新店です。
冬らしい寒さで天気も悪いですね。 去年はかなり暖かかったから季節感がなかったですが、やっと戻ってきた気がします。
今は寒いと言うだけで済んではいますが、これから花粉の季節になると考えると辛いです・・・
寒いといえば皆さん、バッテリーは暑さに弱いと聞いたことがあるかと思います。
ですがバッテリーは暑さだけでなく寒さにも弱いのです!暑さも寒さもダメとなるとまるで人間みたいですね・・・
暑い中ではバッテリーが傷みやすくなり発熱やバッテリーの膨張などが起きますが、寒い中ではバッテリーが異常に早く減ります。
寒くなるとバッテリー内部で起きている化学反応が鈍くなってしまって電力低下状態になるようです。
私は実際に減ったことはないのですが、聞いた話によるとiPhone6と比較的新しい機種のものがたったの一時間で60パーセントほど減ってしまったとのこと。 いくらグラフィックや動きが激しいゲームアプリでも、たったの一時間で60パーセント減らすほうが難しいです。
ならどうしたらいいのか?
バッテリーが正常に動作する温度は0度から35度と言われています。 その中でも最もパフォーマンスが高くなる温度は20度ほどだそうです。
正常に動作する温度は0度から35度と言っても、ロジックボードが発する熱もあるので注意が必要ですよ。
少し話はそれましたが、要するにバッテリーの温度を20度くらいに保ってやればいいのです。 深いことを考えなくてもOKですよ。
寒い状態であれば温めてやればバッテリー内部で起きている化学反応も正常になり、電力低下の状態も解消されます。
これにて全て解決! と言いたいところではありますが、温める際に注意が必要になります。
iPhoneを温めると言っても流石に限度があります。
冬なのでこたつやストーブに手軽なカイロがありますが、これらは温度が高く思ったよりも熱くなります。
熱くなると夏に出てくる症状が出たり最悪の場合、バッテリーの発火や破裂が発生してしまいます。
温めるのは問題はないですが、程々にしておきましょう。
後もう一つ
冷たいものを暖めると結露が発生しますよね?冬の窓を見るとよく水滴が付いているやつです。
iPhoneが冷たいともちろん内部で結露が発生します。 内部で結露が発生するといわゆる水没と同じ状態になってしまい、iPhone内部の諸パーツがショートして破損します。
更に水の中にポチャンと落としたわけでもないので気付かずに電源を入れてしまうので更に悪化してしまいます。(水没させてしまっても大体電源を入れてしまった後に修理依頼が来ますが)
急激な温度変化をさせないようにゆっくりと温めましょう。
最近バッテリーの持ちがよくないと感じられる方がいるかもしれません。
もしかするとこの記事に書いている症状かもしれませんので一度iPhoneを温めてみてはいかがでしょうか?
それでも変化がないという場合はバッテリーの劣化の可能性が大きいので、まずは当店へお越しください。