iPhoneの水没が多くなる理由を考察してみました。
iPhone専門店i@Q福岡西新店です。
表題の通りなのですが、この時期はiPhone水没での持ち込みが非常に多くなります。
当店は福岡の西新にオープンして2年目なのですが、1年目も夏場を含む暖かい時期はiPhoneの水没が多かったのです。
今年も同じような傾向が見えるので、ちょっとだけ考察してみました。
- 暑いので、水の近くに行きたくなる。
- 暑いので薄着になる。
この2点が主な原因かと考えられます。
1はそのままなのですが、海水浴など水場に行く機会が増えます。もうすぐ夏休みなので、iPhoneと一緒にお出かけをして、ジップロック的な物にiPhoneを入れて水中で撮影!というようなことをして、実は袋が破けてたというような落ちがつくんですね。
ちなみに海水にダイブさせたら大至急当店へお持ちください。
もう水着のままで駆け込むくらいの勢いで大丈夫です。
塩水が浸水した状態で数日間も自分で努力してしまうと、中が錆びて再起不能になります。
急いで当店に持ち込んでいただければ、分解洗浄を行いますので復旧する可能性が高くなります。
2についてなのですが、「うっかり」洗濯機、トイレ、洗面所、シンクなどに落としてしまうのです。
これは薄着になることで、ポケットが浅く薄くなるのが原因ではないかと思います。iPhoneをポケットに入れたまま家庭内の水場に近づいて大惨事というわけです。
実際に当店に持ち込まれる水没iPhoneの中で洗濯機にダイブしたiPhoneは非常に多いですね。
対策としては防水機能のついたケースに入れておくというのが一番現実的かと思います。ちょっと使いにくいのは難点ですが、トラブルに遭遇するリスクを考えると、バランス的にはちょうどよいかと思います。
当店の母体はIT系の会社なのですが、お客様から聞かれる内容の中にパソコンが壊れて情報が飛んでしまうなどのリスクを回避するのに一番良い方法は?などと聞かれることがあるのですが、その際の定型文的な答えの一つとして、「壊れてもいいように使う」と回答することがあります。
これは、相手を馬鹿にしているわけではなく、基本的なバックアップは日常的に3箇所に取るというやり方があります。
究極な話になりますが、パソコンが壊れるというリスクは「情報を失う」「パソコンが壊れて購入した金額を失う」この2点に尽きます。
使い方にもよるのですが、パソコンは目に見える金額を失うだけで済むのですが、情報は将来的な機会損失を招くこともありますし、写真などの思い出系の情報には他人では計ることができないほど大きな価値がある場合もあります。
だからこそ、バックアップは定期的に複数取るということが大事ですよ!とお客様にお話をします。
iPhoneも同じで、当店に持ち込まれる際のお話を聞いていると、写真だけ復旧できれば他は全部消えてもいいから!と言われることが多いです。
そうならない為に、前もってバックアップを取っておきましょう。
上で考察したように、水没の季節になっています。最悪のケースではiPhoneは復旧せず、すべてのデータを失うことになります。
近日中に半自動でiPhoneの写真などのデータをバックアップを取る方法の記事をアップしますので、お楽しみに。