iPhone修理屋さん的に一番嫌な水没が海水なんです。
海水というか、塩分が入っている水分はiPhoneの劣化が急速に進むので大嫌いです。
まあ水没全般嫌いですが。
ということで水没のお客様です。
海水浴に行くということで、防水ケースを用意して準備万端!
と意気込んで出かけたら防水ケースに穴が開いていたという罠。
なんという罠でしょう!
写真を見てわかるでしょうか?
iPhoneの中で塩ふいてるんですよ。
かなり致命的な予感もしましたが、とりあえずは分解して洗浄します。
それをじっくり乾かしてドキドキしながらiPhoneの電源を入れてみると・・・
電源入ってる?
いや入ってない?
みたいな状態で悲しそうなiPhone。
iPhoneのディスプレイが緑色に輝いて、それ以外は何も映ってないのです。
でも、なんとなくいけそうな予感がしたので、新しいバッテリーをつけて再度チャレンジです。
明らかにディスプレイは傷んでましたが、とりあえず電源が入りました!
しかしタッチパネルが損傷して操作が困難な状態だったので、おもむろにイヤホンマイクを差し込んでみてSeriを起動!
おっ起動した!
そこでゴニョゴニョと作業をしてバックアップが出来る状態に。
保険に入っているのでバックアップをとって、保険を使いiPhoneを新品に戻すだけです。
重度の水没(海)でも何とかなるもんですね。