アメリカのモバイル関連サービス企業、Blanccoが発表した調査結果によると、2016年第1四半期(1〜3月)におけるAndroidスマートフォンの故障率は44%で、iPhoneの25%よりも2倍近く高い結果になったようです。
この結果を見て一番に思ったのが、iPhoneの修理屋さんではなくAndroidの修理屋さんをやっていたら儲かったのでは?ということだったのですが、Androidは種類が多く修理用の在庫を常に確保し続けるのが難しいというのが現状なので現実的ではないですね。
Androidの中でも故障率が高いのはサムスン制で故障端末の43%を占めているようです。
国別で言うとアジアが全体の55%と最も高くなっています。
iPhoneは基本的に中国で作られているのですが、Androidは色々なところで細かく作られていたりするので、製造工程や国によって精度のバラ付きがあるのでしょう。
比率としてサムスンは韓国の企業で、アジアの故障率が多いということはサムスンが故障率を引き上げているのでしょうか。
筆者も以前GALAXYを買った事があるのですが、ほとんど使っていないせいか故障はしませんでした。
現在のようにスマホの普及が進み生活必需品になってくると製品のブランド感よりも安定した品質で安心して使える物を選ぶのが大事という事がわかりますね。
当店はiPhoneの修理屋さんで、日々修理をしておりますがAndroidの場合は基本的にメーカー修理しか手がなくデータのバックアップをしていないとデータが全部消えてしまうという憂き目に合うわけです。
しかし、先日ご来店されたお客様もおっしゃってましたが、福岡のApple Storeに行ったらバックアップを取ってから再度来店して下さいと言われたそうで、画面が割れて液晶が壊れてどうやってバックアップを取るの?と激怒されていました。
当店では、保険などに入っていてAppleで修理したい方へは正常に使えるフロントパネルの短期貸出なども行っているのですが、Androidの場合は無条件で諦めるしかないのかと記事を書きながら思ってしまいました。
Androidの方もiPhoneの方も、転ばぬ先の杖です。バックアップはしっかりと取る習慣をつけましょう。当店にご来店されるお客様で、このデータだけは!というのは写真が多いですね。
写真のバックアップは当サイトで何度もご紹介させていただているGoogleフォトがオススメです。
週に1度程度起動させてやれば写真のバックアップが取れます。
極端な言い方にはなりますが、バックアップさえとっていたら壊れても端末代だけのダメージですみますので。
修理の料金を確認してみよう
この記事を書いた人

石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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✅ Yahoo!ニュース エキスパートとしても執筆中
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✅ ビジネス系メディアへのnote実篩も多数
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✅ ナビットの1000人アンケートの記事も担当
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✅ Kindle書籍も多数出版。可処分所得や通信制大学に関する実用エッセイなどを執筆
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