iPhoneでロックスクリーンから全ての連絡先を盗み見ることができる!?

feature-guide

こんにちは。iPhone修理専門店のi@Q福岡西新店です。

まずは、下記の映像をご覧ください。

ご覧いただけましたか?

一見ロックされているはずのiPhoneから、連絡先の情報が見えてしまうという、なかなか衝撃的な映像です。

この映像は過去に話題となった「Siriを使った情報漏洩リスク」を紹介したもので、第三者が画面ロックを解除せずに、ある操作を行うだけで連絡先や一部の情報を確認できてしまうというものでした。

2014-05-09 13.08.10

具体的には、Siriを起動して「電話」と指示したあとに、表示された連絡先画面で「編集」をタップ。

その後、よくありそうな名前(例:田中、佐藤など)を検索していくと、候補として連絡先が浮かび上がってきてしまうという流れです。

この手口の怖いところは、iPhoneの所有者が気づかないうちに、個人情報が抜き取られてしまう可能性があること。

もし最初から「誰の情報が欲しい」と狙われていた場合、ピンポイントでその人の電話番号や勤務先などが見られてしまうかもしれません。

ただし、結論から言えば、現在のiOS(2024年現在)ではこのような手法は基本的に使えません。

Appleは過去に報告されたこうしたSiri経由の脆弱性に対し、都度セキュリティアップデートを行ってきました。

今は、ロック中の状態では、Siriから連絡先の編集画面を開くことはできません。

とはいえ、iPhoneのセキュリティはユーザー自身の設定にも大きく左右されます。

万が一に備えて、以下の設定を確認しておくと安心です。

■ ロック画面でのSiriを無効にする手順:

1.「設定」アプリを開く

2.「Siriと検索」をタップ

3.「ロック中にSiriを許可」をオフにする

この設定をしておくことで、iPhoneがロックされた状態でのSiri起動を無効にできます。

つまり、iPhoneを落としてしまったり、誰かに勝手に操作されるといったリスクに備えることができるわけです。

また、今後新しいiOSアップデートが来た際には、必ず「セキュリティ修正が含まれているかどうか」を確認し、できるだけ早めに更新するようにしましょう。

Appleはセキュリティへの意識が高く、報告された脆弱性には比較的迅速に対応しています。

しかし、すべての攻撃がApple側の対処で完璧に防げるわけではありません。

ユーザー自身が「設定を見直す」「不用意に端末を他人に触らせない」など、基本的な意識を持つこともとても大切です。

まとめ

過去にSiriを使ってiPhoneの連絡先を覗き見できるという脆弱性が話題になったことがありましたが、現在のiOSでは基本的にこのような方法は使えません。

ただし、設定によっては思わぬリスクを残していることもあるので、今一度ロック画面でのSiri使用設定を確認しておくことをおすすめします。

スマホのセキュリティは、「最新の状態」と「正しい設定」が両輪です。

安心してiPhoneを使い続けるために、今できる対策を一つずつやっていきましょう。

 

修理の料金を確認してみよう

気になる料金が出たら、そのまま問い合わせもできます!

📞 電話で問い合わせ 💬 LINEで問い合わせ

またはQRコードから登録:

LINE QRコード

この記事を書いた人

石井つかさのプロフィール画像

石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)

2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営

1万台以上のiPhoneを修理してきた実績

システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!

PC・ゲーム機の修理実績も多数

ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!

「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。


🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。


✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。

「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。

メールで修理のご相談・お問い合わせはこちら

公式LINEでお問い合わせ(友だち追加はこちら)

✍️ ライティングのご依頼もこちらからどうぞ!


活動実績(一部)

iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
▶︎ 自社サイトはこちら

Yahoo!ニュース エキスパートとしても執筆中
▶︎ Yahoo!記事一覧はこちら

ビジネス系メディアへのnote実篩も多数
▶︎ 掲載メディアはこちら(note)

ナビットの1000人アンケートの記事も担当
▶︎ ナビットでの執筆一覧はこちら

Kindle書籍も多数出版。可処分所得や通信制大学に関する実用エッセイなどを執筆
▶︎ Amazon著者ページはこちら