iPhoneには、バッテリーを長持ちさせる「低電力モード」という機能があります。バッテリー残量が20%を下回ると自動的にアラートが出て、低電力モードに切り替えるか選べるようになっています。
この低電力モードでは、次のような機能が制限されます(Apple公式より):
メールの自動取得
アプリのバックグラウンド更新
自動ダウンロード
一部の視覚効果
自動ロックが30秒に固定
iCloud写真のアップデート停止
5G通信の一部制限(ビデオストリーミングを除く)
低電力モード中は、ステータスバーのバッテリーアイコンが黄色になります。充電が80%以上になると、自動的に解除されます。
ずっと低電力モードで使うのはアリ?
バックグラウンド更新や視覚効果の制限といった点を見ると、「ずっと低電力モードでいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。確かに、最近ではメールアプリを常時使わない人や、アプリの自動更新が不要な人も多いため、機能制限が大きな問題にならない場合もあります。
ただし、ベンチマークアプリなどの実測では、低電力モード中はCPU性能が約30~40%低下する傾向があると言われています(Appleは公式には非公開)。加えて、LINEやSNSなどの通知が遅れるケースもあるため、仕事などでリアルタイムの通知が必要な方は注意が必要です。
バッテリー劣化時は交換がベスト
バッテリーの持ちが悪くなったとき、低電力モードでの運用を続けるのも一つの手ですが、本来はバッテリー交換が理想です。iPhone修理専門店なら、即日・短時間で交換が可能な場合も多いです。
また、モバイルバッテリーの常用も一部では推奨されていますが、質の悪い製品に当たるとバッテリー本体に悪影響を及ぼす可能性もあるため、使い方には注意が必要です。
「時間になったら自動で低電力モード」にする方法
ここからが本題です。
iPhoneの「ショートカット」アプリには、“オートメーション”という便利な機能があります。これを使うと、決まった時間になると自動的に低電力モードをオン/オフにすることができます。
例えば、次のような使い方ができます:
午後1時〜5時は仕事中でiPhoneを使わないから、自動で低電力モードをオン
午後5時になったら、自動でオフに戻す
バッテリーの節約だけでなく、シンプルに”使わない時間のムダを省く”という視点でも有効です。
設定手順(低電力モードを自動でオン)
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ショートカットアプリを起動
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下部の”オートメーション”タブをタップ
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“個人用オートメーションを作成”
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トリガーを”時刻”に設定し、例えば「13:00」と指定
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繰り返しは”毎週”で平日のみなども指定可能
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アクションで”低電力モードを設定”を検索・追加
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“オン”を選択して”次へ”
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“実行の前に尋ねる”をオフにして完了
設定手順(低電力モードを自動でオフ)
上記と同様に、今度は17:00など、終了したい時間を設定し、アクションの「低電力モードを設定」で”オフ”を選びます。
これを平日だけに設定したり、シフト勤務の人は複数作ることで柔軟に対応可能です。
寝てる間も低電力モードにすれば延命効果大
実は筆者も、夜中の0時〜朝7時までは低電力モードにしています。
寝ている間にアプリのバックグラウンド更新など不要な処理を減らせるため、
バッテリーの消耗をかなり抑えることができます。
新品のときからこの設定をしておけば、バッテリーの寿命は確実に延びます。
SDGsの文脈でも、買い替えの頻度を下げるという意味で有効です。
まとめ
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低電力モードはバッテリーの節約に効果的だが、通知や処理速度の低下もある
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常時オンは人によって向き・不向きがある
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時間を指定してオン・オフする”オートメーション”が最適解
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バッテリーが劣化しているなら、交換も視野に入れる
“バッテリーを延命したいけど不便はイヤ”という方には、今回のような時限式のオートメーション設定が一番おすすめです。
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この記事を書いた人
石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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