筆者は携帯電話の回線を2本使っています。
1本は楽天unlimitで、もう1本がソフトバンクを長く使っていたのですが、5月に入りLINEMOに変更しました。
なんでSoftBankからLINEMOに変更したのか。
またキャリア変更するにあたり問題になりそうな点、メリット、デメリットなどを解説いたします。
目次
- なんで携帯電話の回線を2本使っているのか
- SoftBank回線からLINEMOにするための長い道のり
- LINEMOにキャリア変更するための最後の手続き
- LINEMOを選ぶデメリット
- 今まで使っていた使っていた回線をLINEMOに変更してみました。 まとめ
なんで携帯電話の回線を2本使っているのか
これは大した事情はないのですが、強いていうなら時代の流れとでも言いましょうか。
プライベート用と位置付けて使っている方の回線は筆者が古くから使っていた回線で、現在もそのまま使っています。2年ほど前に楽天unlimitがリリースされて楽天に乗り換えました。その前はdocomo回線だったような気がしますがうろ覚えです。と過去に書いた記事を読んでみるとLINEモバイルからの乗り換えだったようです。
思い返してみたら、筆者は随分前から3大キャリアは使っていませんでした。
楽天にキャリア変更した際の顛末は当グループの博多店で詳細に書いていますので、興味がある方はどうぞ。
そして今回キャリア変更した回線は仕事用と位置付けて運用していたのですが、結局使い分けが面倒で仕事もプライベートも混ざってしまい、両方仕事用の電話がかかってきたりするのでどちらも解約できなくなってしまっているという塩漬け案件のようになっています。
そして今回変更したSoftBank回線は数年前に法人契約をしていた回線だったのです。
当時としては条件の良い契約だったのですが、今では古い契約という感じが否めません。
当時の条件
- iPhone6sが0円でもらえた
- 毎月3000円(3300円)固定
- パケット5G
- 電話かけ放題
- 3年縛り
このような内容でした。
iPhone6sが0円でもらえた
iPhone6sが0円でもらえたのは嬉しいですね。
この6sはすぐに売却したので、ほとんど使ってません。
毎月3000円(3300円)固定
今はサブブランドを使えば、この程度が普通でしたが当時としてはお得なプランでした。
パケット5G
これも当時は、なかなかの量でした。
そして筆者は基本的にパケットを使わないので全然問題ありませんでした。
むしろ余るくらい
電話かけ放題
仕事の電話は長くなることがままあるので、これは助かります。
特にフリーダイヤルではないサポートセンターに電話をするときなどは待ち時間が無闇に長かったりするので、このかけ放題オプションは助かります。
3年縛り
契約の3年縛りです。
今は総務省からの指導で期間の縛りはダメになっていますが、当時は普通に2年縛りがありましたからね。
この3年縛りの問題で時代遅れになったプランの解約までに、ひたすら待つことになりました。
3年過ぎたら1年毎に特定のタイミングでしか解約や契約の変更ができなかったのです。
LINEMOにするための準備
このあたりはかなり偏った情報にはなるのですが面倒な段取りでしたので、一応記しておきます。
法人回線というのは不自由なもので他のキャリアにMNPで移ろうと思っても行く先に法人契約プランがなければ動けないのです。ということで今回は法人契約から個人契約に戻す必要がありました。
最初に個人契約に変更に行った際は更新時期から外れていたので違約金が2万円ほどかかる状態でした。
これは高いやろ!と思い時期を待つことに。でも忘れる可能性が非常に高いのでiPhoneのリマインダーに入れておきました。
Apple純正APPリマインダーの基本的な使い方・便利な使い方

4月いっぱいが更新月でしたので4月1日にリマインダーを設定して心待ちにしている間に、やっぱり忘れていました。リマインダーに教えてもらって助かりました。
そして、法人名義から個人名義にするべくソフトバンクショップに向かいます。
筆者のスケジュールの都合で4月も下旬にかかったとこだったので、確実に名義変更を行います。
そして4月中にLINEMOに変更する作戦です。
名義変更で必要な書類は契約した際の住所が書いてある名刺と免許証、クレジットカードなどです。それをもってSoftBankショップに向かい、無事にソフトバンクでの名義変更が完了しました。
そしてマイソフトバンクから、バタバタLINEMOに変更しようとすると、そこに罠が!
名義変更してから3日間は契約関連は一切触ることができないのです。
これって意外と困りますよね。このタイミングから逆算してギリギリ4月中の変更は無理ということを悟りました。
結局4月30日に手続きをしてLINEMOからSIMが発送されて届いたのが5月1日になってしまいました。
LINEMOにキャリア変更するための最後の手続き
docomo→ahamoやAU→povoなどのような同系統のサブブランドへの移行ではSIMの変更は必要ないのですが、なぜかSoftBank→LINEMOはSIMの変更が必要なのです。契約が終わればそれでOKではないのです。
eSIMを使えばいいのですが、筆者のiPhone13miniは楽天でeSIMを使っているので、空きスロットは物理SIMだけなのです。ということでSIMの到着を待ちます。そしてSIMが到着したら切り替えをするのですが、夜の8時半までにやらないと即時切り替えにならないという罠があります。
SIMが届きました。開封の儀です。
同梱物
SIMの登場。ソフトバンクのロゴがプリントされていますね。
通常のSIM、nano SIM、Micro SIMがマルチで使えます。
手で簡単に切り離せます。
筆者はiPhoneなのでMicro SIMのサイズに切り離してiPhoneの中に入れます。
モバイルプランの追加ですね。
回線が2本になるので、 SIMに名前をつけます。
同梱してあったリーフレットのQRコードを読み込み回線の切り替えを始めます。
この時、シングル SIMの方はwifi環境で行いましょう。まずは認証です。
認証が終わったら回線切り替えに入ります。
申込時に届いていたメールに書いてある申込番号が必要です。
確認事項です。
回線切り替えが完了しました。
本来は、この後に SIMカードをiPhoneに挿すようですが筆者は1番最初に SIMを入れました。
続いてLINEとの連携に入ります。データ残量の確認や問合せなどはLINEから行います。
その前に一応回線速度のチェック。20:12で41M出ています。
なかなかやりますね。
LINEMOを友達登録しましょう。これも同梱のリーフレットにQRコードがあります。
簡単確認をタップします。
My menuと連携します。
さっそくMy menuと連携です。
この画面から返事が返るまでに1分ほどかかりました。
連携も大詰め
これで連携完了です。
回線切り替えと、その他の手続きが完了です。
お疲れ様でした。
LINEMOを選ぶメリット、デメリット
LINEMOを選ぶメリットはLINEの基本機能は、どれだけ使ってもパケットがカウントされないカウントフリーという部分でしょう。LINE電話で通話するのが大好きな方は大きなメリットかもしれません。と言っても音声通信はudpというプロトコルを使ってやり取りされているので、元々通信しているパケット量は多くないので、むやみやたらにLINE電話を使わないと元は取れない気がします。
筆者の場合はお一人様LINEグループに画像を大量に流すので、そっちの方がメリットが大きい気がします。
お一人様グループについては下記を参照してください。

LINEMOを使うデメリットはソフトバンクから変更する際に同じ SIMが使えないということでしょう。
他のキャリアであれば同一ブランド系は SIMの入れ替えなく使えることが多いので、これはデメリットと言っていいと思います。とはいえ、特にiPhoneが文鎮化するというような危険性もないので段取り良く切り替えを行えばいいかと思います。
今まで使っていた使っていた回線をLINEMOに変更してみました。 まとめ
今まで、iatQインキューブ天神店の業務端末を幾度も回線切り替えを行なってきましたが、今回が1番面倒な切り替えでした。
今回LINEMOを選んだ理由はソフトバンクからの乗り換えなのでスムーズにできるかなという期待もあったのですが、スムーズではありませんでした。
しかし、これで手元の回線がahamo(docomo)、楽天(ローミングはAU)、LINEMO(ソフトバンク)と全種類の回線がコンプリートできたので、通信障害の際でもなんとか通信を手元に残すことができると思います。通信回線のリスクヘッジですね。