※この記事は過去の修理事例をもとに、2025年時点のiPhone修理事情に合わせて再構成・リライトしたものです。
本日のiPhone修理は、iPhone6 Plusの自己修理失敗案件。
「ネットで買ったバッテリーを友達に交換してもらったけど、ホームボタンが使えなくなった」とのこと。
最近でも時々あるこのタイプのトラブル、失敗すると修理店でも難易度が上がるケースです。今回はその原因や費用、そして注意点まで詳しく解説していきます。
自己修理あるある:最初のネジでつまずく
iPhoneの修理は、まず下部の2本のネジを外すところからスタートします。
iPhone 4シリーズ以降は、精密な「星形(ペンタローブ)ネジ」が使われており、これを傷めると画面を開けることすら困難になります。
今回持ち込まれたiPhone6 Plusも、どうやらこのネジが原因。
「バッテリー交換は完了したけどホームボタンが効かない」とのことで開けてみると…
▼ 状況まとめ:
- ネジが完全になめている(潰れている)
- 画面はなんとか開けたが、ネジ1本が固定できない状態
- ホームボタンが効かない原因は「画面のケーブル断線」
- 結果:画面交換が必要
自己修理が高くつく典型パターン
今回のお客様がかかった費用を見てみましょう:
| 内容 | 費用(税込) |
|---|---|
| バッテリー交換(iatQ) | ¥3,500 |
| 画面交換(iatQ) | ¥5,000 |
| 自己購入バッテリー(Amazon) | 約¥2,130 |
| 合計 | ¥10,630 |
もし最初から修理店で依頼していれば、バッテリー交換だけで済んだはず。
ホームボタンが効かなくなったことにより、画面交換という余計な出費が増えてしまいました。
自己修理は“工具”でもつまずく
Amazonで売られているiPhone用バッテリーの多くには、おもちゃのようなドライバーが同梱されています。
精度が低く、プロが見れば一目でわかるような工具です。こういったツールで星形ネジをいじると、簡単に潰れてしまいます。
潰れたネジは、専門店でも処理が難しいケースも。
車の修理のように“溶接”して外すわけにもいかないサイズなので、今回はネジ受けの一部を物理的にカットして画面を開けるという荒技で対応しました。
「安く済ませたい」が一番高くつく理由
バッテリーだけ交換したい、という気持ちはよくわかります。
ですが、バッテリーは発火・膨張・ショートのリスクを持ったパーツです。
信頼性の低い互換バッテリーや不適切な工具を使うことで、逆にコストも手間もかかり、最悪データ損失や火災の危険さえあります。
特に、iPhone6 Plusのような古いモデルはパーツも繊細で、少しのミスで別の部分を壊してしまうことも。
バッテリー交換はプロに任せよう
- 自己修理によるネジ潰れ・断線はリスク大
- 結果的に費用が倍以上になることも
- Amazonの格安パーツは工具や品質に注意
- 修理は信頼できる店舗で安全・確実に
iPhone修理は、“壊れてから”ではなく“調子が悪くなった時点”で相談するのがベストです。
修理に関するご相談やお見積もりは、お気軽に当店へ!

