筆者の愛用しているiPhone XSが、とうとう寿命を迎えたようです。
まだギリギリ動くのですが、突然再起動をしてバッテリーの状態が0%になったりするようになりました。
以前、そういった症状が出るのでということでバッテリー交換もしているのですが、それでも絶不調です。

しばらくは良かったのですが、結局症状の再発ということでiPhoneをリニューアルする決断をしました。
新品でiPhoneを買うのは7年ぶり?くらいになりますので、緊張しますね。最後に購入したのはiPhone5sだったと記憶しています。
当時、筆者は電話番号をたくさん持っていたので、それを全部docomoに入れてiPhone5sを4台入手しました。キャリアの引越しでiPhoneがもらえる時代だったので助かりました。
ちなみに、その5sは1台だけ自分用にして残りの3台はパーツ取りにしてお客様のiPhoneに移植されたのが思い出されます。
先日の記事でも書いているのですが、筆者の場合は画面割れなどはなくコーティングしまくりで非常に綺麗な状態なので動いている間はデータ移行の準備は問題なくできます。
ということで、iPhoneのお引越しの準備です。
前もってスケジュールがあると、データ移行も落ち着いてやることができるので安心です。
目次
- iPhoneを機種変更する際の注意点
- LINEのお引越し準備
- LINEのデータ移行の際の注意事項
- iPhoneを機種変更する前の準備【LINE】まとめ
iPhoneを機種変更する際の注意事項
iPhoneを機種変更する際に手動で引越しをさせなければいけない項目があります。
最初にやっておくのは何を手作業で移行させるかのチェックです。
iPhoneを機種変更する際のチェック項目
LINE
LINEは多くの方が使っているツールです。
その分、色々なトラブルも多くiPhone修理屋さんをしていると質問をいただくことが多いアプリです。
- ID・PASSWORDのチェック
- トークのバックアップ
- 機種変更ボタンのON
この3点をしっかりと確認しましょう。
過去にIDとパスワードを設定しているけど、忘れたという方は再設定しておきましょう。
機種変更ボタンはギリギリでONにしましょう。
後ほど解説いたしますが、ONにするとリスクが高い状態になります。
各種SNSのID・PASSWORD
FacebookやTwitter、その他必要なSNSアカウントの登録情報を確認しておきましょう。
SNSは基本的にマルチプラットフォームと言ってiPhoneからでもパソコンからでもIDとパスワードがあればログインできるように作られています。
ゲームなどの移行準備
iPhoneには凄い量のゲームがあります。
そしてゲームの数だけバックアップや機種変更の方法がありますが大きく分けて3種類で
- iCloud(Game Center)
- ゲーム会社のサーバー
- iPhone本体
この3つになりますが、ガチャ引きまくりのソーシャル系ゲームはゲーム会社のサーバーに情報を保存していることが多いです。ゲームの設定あたりに引き継ぎがあることが多いので探しておきましょう。
Game CenterはAppleのサーバーにゲームの進捗情報などが保存されていますので、基本的には何もしなくても引き継ぎができます。AppleはGame Centerはみんなで楽しくゲームをしましょう的な位置付けにしていますが、バックアップ機能もあります。

iPhone本体に保存されている場合は正しい手順で新端末にデータ移行をすれば引き継がれます。
iPhoneの中にあるプロファイル系のデータ
あまり意識して使っている人は少ないかと思いますが、iPhoneのプロファイルの中に設定情報がある人も増えています。
1番多いのが格安SIMの情報です。
格安SIMはiPhoneにSIMを挿すだけで電話はできますがデータ通信はできないので、プロファイルを入れる必要があります。後から通信できなくて慌てないように確認をしておきましょう。
他には筆者も使っている自動でフリーWIFIに繋ぐAPPも情報がプロファイルに格納されています。

そして、これはiPadでデザインなどをしている方に多いと思うのですがフォントの情報もプロファイルの中にあります。
こういった事を確認しておかないと、後で少し不便な感じになります。
少し悩むというか。
格納場所は
設定→一般→プロファイル
この順番で見ることができます。
Bluetooth機器
最近多く使われているiPhoneの周辺機器はBluetoothで接続している物が多くあります。
自分が現在使っている物を把握しておきましょう。
そして、使っていない物があれば削除しておきましょう。
ちなみに、Bluetooth機器と本体とiPhoneが紐づいている状態ですので、この紐づけを解除しておかないと別のiPhoneで接続しようとした時に接続できない状態になることがあります。
LINEのお引越し準備
ここまでで随分長くなってしまったので別項目に分けようかとも考えましたが、今日はLINEの引越し準備まで書き切りますよ。
LINEの引越し準備は実は簡単でID、PASSWORDの確認(登録)と引き継ぎボタンを押すだけで完了します。
IDなどの確認をするためにLINEの設定を開きましょう
LINEを開いて、ホームタブにしたら右上に歯車のマークがありますので、そこが設定です。
次にバックアップの確認です
画面を下の方にスクロールするとトークという項目がありますので、そこをタップします。
そしてトークのバックアップをタップします。
いますぐバックアップをタップしたらバックアップが始まります。
これでバックアップは完了です。
次に引き継ぎの準備をします。
設定画面を開けてすぐのところにアカウント引き継ぎという項目がありますので、そこをタップして開きましょう。
アカウントを引き継ぐをONにします。
注意事項が出ますので、そこを確認して問題がなければOKを押して完了です。
ここまでやっておけば引越し準備完了です。
新しいiPhoneで LINEを使う場合は基本的に電話番号とSMS認証で引き継ぎが完了するのですが、電話番号が変更になる場合はメールアドレスとパスワードを設定しておく必要があります。
LINEの設定画面からアカウントをタップして次のページで各種データの確認、登録をしておきましょう。
LINEのデータ移行の際の注意事項
LINEのアカウント引き継ぎを押したら36時間は別の端末にデータを移すことができます。
悪意のある人がこれを利用して別の端末にデータ移行をしてしまうと完全にLINEを乗っ取られてしまいます。
LINEが乗っ取られるとプライバシーはダダ漏れになり、LINE Payにチャージされているお金も使われ放題という悲しい状態になりますので、36時間という時間に限定されているのです。
不要なリスクに晒されないような配慮になっているのです。
ということで、普段からアカウント引き継ぎをONにするのはやめておきましょう。
また、このタイミングで不要なトークルームを削除しておくとバックアップが小さくなるのでオススメです。
各ショップの公式などのトークルームは基本的に過去の情報は不要ですので削除して少しでも軽くしておけばiPhoneの引越しが早く終わります。
iPhoneを機種変更する前の準備【 LINE 】まとめ
iPhoneを機種変更するためのスタート地点なのですが、今日書いた事をチェックリストとして全部やっておけばiPhoneの機種変更後に困ることは少ないと思います。
また、すぐに初期化する事情がない限り古い方のiPhoneも2週間程度はオフラインの状態で持っておくと後で助かることがあります。