電源が切れていても使える?iPhoneとモバイルSuicaの不思議な関係
電池が切れかけているiPhoneで電車に乗るのは不安ですよね。
降りる時にモバイルSuicaが使えなかったらどうなるのか。
今回は、こんな疑問に答えてみます。
iPhoneが電源OFF状態でも、モバイルSuicaは一定の条件下でなら利用可能です。この機能は、iPhoneが「電源リザーブ」モードになったときに働きます。
電源リザーブモードが有効な時、ユーザーは以下のような機能を利用できます。
- Express Cards:交通機関の乗車券やクレジットカードなど、Apple Walletに保存されたエクスプレスカードを使用することができます。モバイルSuicaなどのことですね。
- Car Keys:デジタルの車の鍵としてiPhoneを使用することができます。
電源リザーブモードは、iPhoneのバッテリー残量が5%以下になった時に自動で有効化されることもありますが、ユーザーが手動でこのモードを選択することも可能です。iPhoneがこのモードに入ると、通常の操作やアプリの使用はできなくなりますが、上記の限定的な機能は引き続き利用可能です。
つまり、タッチ機能(NFC(Near Field Communication))の一部が使えるということです。
しかし、このモードでもバッテリー残量が一定以下になると、モバイルSuicaは利用できなくなります。しかし、電池が完全になくなった場合は、モバイルSuicaは利用できません。
このような状況を避けるために、iPhoneのバッテリー管理は非常に重要です。バッテリーリザーブモードも最後の5%を使い切ると使えなくなります。
モバイルSuicaは電源が切れているときでも利用可能とはいえ、通常の使用で電池が切れてしまうのは避けたいもの。電車を降りる時に完全にバッテリー残量が0になってタッチ決済が出来ない状態を避けるために、バッテリーの保ちが悪くなったと感じたら、バッテリー交換をした方がいいでしょう。
そうすることで、モバイルSuicaを安心して使い続けることが可能になります。iPhoneの持つ可能性を最大限に活用し、便利で快適なデジタルライフを実現しましょう。