「水に落とした覚えがないのに、iPhoneが水没!?」
そんなトラブルが最近、福岡でも意外と多いのです。
釣り中にうっかり海へ、飲み物をこぼしてキーボード越しに浸水、トイレに落としてしまった…など、理由はさまざま。今回は、そんな「水濡れiPhone」がどんな状態になるのか、そして修理の流れや注意点をご紹介します。
パネルの裏側です
水没のサインは「赤い目玉」?
iPhone内部には「水没判定シール」が複数貼られています。たとえばiPhone 5シリーズでは、SIMカードスロット近くにある小さな丸いシールがそれにあたります。
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通常:白色
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水没:赤またはピンク色に変化
まるで“目玉のおやじが充血した”ような状態──これが水没の証拠です。
修理の手順:徹底洗浄 → 乾燥 → 組み立て
水没端末は、以下の手順で丁寧に処置します。
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フロントパネルを開き、バッテリーや基板を取り外す
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専用の無水アルコール(2025年現在では専用超音波洗浄器も併用)でパーツを洗浄
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エアダスターで水分を飛ばす
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乾燥剤と一緒に密閉容器へ → 24時間〜48時間自然乾燥
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翌日、再組み立て・通電チェック
この工程によって、電源が入る可能性は高くなりますが、完全な修復を保証できるわけではありません。
修理後も残る可能性がある不具合
水没修理の結果、以下のような症状が残ることがあります:
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カメラが使えない・曇る
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液晶に染みや模様が残る
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スピーカーやマイクから音が出ない
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Face IDや指紋認証が動作しない
これは水分が基板やパーツを腐食・ショートさせた痕跡であり、どうしても修理で復元できないこともあります。
絶対にしてはいけないこと:電源を入れる
水没直後に「使えるかどうか」と電源を入れるのは絶対NGです。
その時点でショートしてしまい、修復不能になる可能性が高まります。
もしiPhoneを水に濡らしてしまったら:
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電源は入れない
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充電器を差さない
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乾かそうとドライヤーで加熱しない(内部が破損します)
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そのまま持ち運ばず、できるだけ早く修理店へ
西新の静かな通りで、安心してご相談いただけます
当店は福岡市早良区の西新5丁目にあるiPhone修理店です。
街中(天神・博多)が苦手な方や、職場が近い方によくご利用いただいています。
最近では県外からご来店くださる方も増えており、「紹介されて来ました」とおっしゃっていただくことも増えました。信頼していただけるお店になってきた実感があり、本当にありがたい限りです。
もし、iPhoneが水没してしまったり、動作がおかしいと感じた場合は、どうぞお気軽にお越しください。
お店に来るのがちょっと緊張する…という方でも大丈夫です。
静かで落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくりご相談いただけます。
紹介でご来店いただいた方には、ちょっとしたサービスがあるかもしれませんよ。




