携帯大手3社が端末代金実質0円を廃止しました。

1月末あたりから色々と物議を醸し出していた携帯電話の端末代金の実質0円という売り方を廃止するという話ですが、最初にdocomoが発表し、それに追従するようにSoftBankとAUも実質0円の廃止を発表しました。

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この実質0円は数年前にSoftBankが始めたプランなのですが、料金プランがわかりにくいのが一番の特徴ですね。結局得なのかどうなのかがわからないという。
結果としてユーザーは得だと判断してSoftBankへの流れができたので他社も追従したということでしょう。

昨年の年度末は新規やMNPの高額キャッシュバックを自粛しなさい!という指導が総務省から出て、キャッシュバックが最後になります!って感じで看板出してたのがAUだったんですが、結局なし崩し的に高額キャッシュバックが続いています。

今回の0円廃止はどういう方向にいくんでしょうね。

一応の各社の対応予定としては、長期継続者やライトユーザーに対してお得な料金プランを出していく方向のようですが、機種の割引がないのなら「○○光+家族割」で合計7000円下がります!よりも4人家族なら、単純に格安SIMにした方が圧倒的に安いですよね。

単純計算ですが、1人7000円程度の通話料金を払っているとしたら、同じ7G制限でも3000円程度まで通信費を圧縮できるので、4000円☓4人で16000円も下がります。
現在、格安SIMで完全な通話無料プランは出ていませんので、通話が多い人は大手キャリアの通話し放題の方がお得になるケースもありますが。

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格安SIMについて詳しく知りたいかたは、「みおふぉん」のページをご参照ください。
このページがわかりにくいな〜という方で福岡にお住まいの方(他県の方でも大丈夫ですよ)は当店までお越しください。徹底的にご説明いたします。

話を戻して、実質0円機種がなくなるということは、必然的に1つの機種を長く使おうという方向に変わっていくのですが、現在のiPhoneをはじめとするスマホは電池交換ができない仕様になっているものが多いんです。
理由の1つに定期的に新機種に乗り換えていくのが前提になっていると思います。

あと一つはコスト的な問題かと筆者は考えております。
そこで問題になってくるのが、長く使っているiPhoneなどの電池の持ちが悪くなってきた場合です。
基本的には有償でメーカーに出して電池交換をしてもらうのでしょうが、その間代替機を使うことになったりするので、不便な生活を強いられます。

筆者がiPhoneの修理屋さんだからというわけではありませんが、iPhoneの修理店は日本中に点在しているし、バッテリー交換なら15分〜30分程度で終わるのが一般的ですので、iPhoneをガンガン使ってバッテリーを消耗させても簡単に交換ができるので、気楽なもんです。

バッテリーの状況が気になる方は当店にお越しください。当店のバッテリー交換の判断はお客様への聞き取りや雰囲気だけではなく、テスターにかけてお客様にも確認をしてもらい判断をしてもらいます。その上でのバッテリー交換になりますので不安なく使うことができます。

またガラス割れも当然修理できますし、スマホを落として壊したことがない人でも必ず消耗してくるのが充電ケーブルの差し込み口ですね。iPhoneでしたらライトニングコネクタです。
ここは通常1日1回以上の脱着がありますので、必然的に消耗してきます。これも当然修理できますので大丈夫です。

実質0円販売が廃止になり、1つの機種を長く使うとエコ的な意味でもメリットはありますが、過渡期は上記のようなケースも十分に考える事ができます。実際に各社とも同じ方向に動き出したので、あとは状況を見守るしかありませんが、利用者として携帯電話のあり方をじっくりと考えてみる機会になるのではないでしょうか。

各業界それぞれの見方があるでしょうが、今回はiPhoneの修理屋さん的な側面から記事を書いてみました。

 

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