久々の大物!ブーメランのようなiPhone6s!

これは久しぶりの大物ですよ。
こんな大物が西新店に来るのは何年ぶりでしょうか。
まずは見ていただいたほうが早いですね。

写真を見ても、この感動は伝わらないと思いますが、とにかくすごいんです!
画面は完全に使い物にならない状態で、SIMトレイのあたりを頂点にぐいっと曲がっております。

感動レベルです。
実際に現物を手にすると、すごい違和感です。
ちなみに画面の修理が終わって収めてみると画面なりにしていると最下部で5ミリ以上の隙間ができます。

クランプなどを使ってフレーム修正を試みましたが、基板を装着した状態での作業だったので効果もなく。

それでも少しずつ力をかけて、なんとか収める事ができました。
常に画面にテンションがかかった状態になっているので、少し怖いですがとりあえずは使えているので、この状態で様子を見てもらうことにしました。

この状態でのリスクを列挙すると
・画面にテンションがかかっているので割れやすい状態
・タッチ不良が発生する可能性
・液晶が割れて液漏れする可能性

以上3点なのですが、iPhoneの画面に関すること全てとも言えます。
これだけのリスクをお客様に持って帰っていただくということに修理屋さんとしての正義感は抵抗がありましたが、キレイにフレーム修正などをすると、お客様の金銭的リスクが増大してしまいます。

こういう時が一番悩ましいです。
技術屋さんとしては、そんな中途半端な仕事で納品なんてできねーよ!という気持ちと営業屋さんとしては、お客様の予算的なご都合もありますので、これで納品しましょう。

というせめぎ合いです。これはずっとついてくる話なんでしょうけどね。
ということで、今日も一日忙しくiPhone修理をさせていただきました。

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