iLoveMusic問題について。

先日配信させていただいたiLoveMusicについてですが、現在ネット上で物議を醸し出しております。

詐欺ではないのかとか、著作権法違反ではないのか等です。

先日の記事

それについて、配信先を突き止めた方がいらっしゃるようなので、そちらのサイトから少し転記させていただきます。

 

情報科学屋さんを目指す人のメモ

iPhone App Storeの無料アプリ総合ランキング2位に「iLoveMusic」という無料で音楽を聞けるアプリがありました。目立つので気になっていた人も多いかと思います。私も気になって説明を読んでみたのですが、すぐわかったのは、音楽データはインターネット上で公開されているサービスに掲載されているコンテンツで、ダウンロード機能はない(ストリーミング再生)ということでした。そしてユーザーたちは、著作権にまつわる問題や法律(違法かどうか)が気になっているようです。

こういった内容に対してのIT屋さんらしいアプローチなのですがWiresharkという通信内容の中身を見る事が出来るソフトを利用して解析を行い、ゴールにたどり着いたようです。

最終的に、中国の音楽ストリーミングサービスから直接ストリーミング再生していることが判明しました。

そして、「こういう音楽無料再生アプリって、こんなふうに作れてしまうんだなぁ」、ということがよくわかりました。

こういった感想にたどり着いたようですね。

インターネット上に散らばっている音楽を探して拾い集めるのではなく、そういった事をしているサイトからAPIという、そのサイトが提供している機能を使って音楽配信をしているということですね。

ちょっとわかりにくい話なのですが、ダウンロードとストリーミングの話

ダウンロードとは言葉通り、自分が使っている端末に対して音楽等のファイルを”保存”するという行為で、ストリーミングというのは”保存”せずに閲覧なり視聴する行為となります。

これがどういう事かというと、ダウンロードを違法しましょうという法律が出来てしまった事でこういう事態に陥っているということです。

 

詳細はwikiをどうぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E9%81%95%E6%B3%95%E5%8C%96

 

これに対してストリーミング再生というのは一時的にファイルを”保存”して再生するのですが、著作権法では

(電子計算機における著作物の利用に伴う複製)
第47条の8 電子計算機において、(中略)無線通信若しくは有線電気通信の送信がされる著作物を当該送信を受信して利用する場合(これらの利用又は当該複製物の使用が著作権を侵害しない場合に限る。)には、当該著作物は、これらの利用のための当該電子計算機による情報処理の過程において、当該情報処理を円滑かつ効率的に行うために必要と認められる限度で、当該電子計算機の記録媒体に記録することができる。

ということで認められています。という事は、iLoveMusicというアプリはセーフという事ですね。

皆さん安心して使いましょう。

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