※この記事は2022年3月時点の情報をもとに執筆された内容を、2025年時点の最新状況を考慮してリライトしたものです。アプリの仕様変更やサービス内容の変更がある可能性があります。
筆者は月に1〜2回ほど、今でもFAXを送る機会があります。
以前はそのためだけにFAX機器を置いていたのですが、最近では固定の仕事場がない生活になったため、知人の会社やコンビニのマルチコピー機を使うことが増えていました。
ただ、外出中や急ぎのときに「iPhoneからそのままFAXが送れたらいいのに…」と思うこと、ありますよね?
今回は、そんな時にiPhoneから無料でFAXを送信できるアプリ「FAX.de」の使い方をご紹介します。
FAX.deとは?
FAX.deはドイツの企業が提供しているiOSアプリで、
iPhoneやiPadからPDFや画像ファイルをFAXとして送信できる無料アプリです。
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登録不要で1日1枚まで無料でFAX送信可能(広告あり)
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追加送信は有料(ポイントチャージ式)
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国際送信対応、日本の番号にも送信OK
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ユーザー登録をすれば送受信履歴なども管理可能
筆者のように「月に数回だけFAXを送りたい」人にはぴったりなアプリです。
FAX.deの初期設定と送信手順
1. App Storeで「FAX.de」をダウンロード
2025年5月時点でもApp Storeで配信中。
「FAX.de」で検索し、アプリをインストールしてください。
※アプリストアの仕様変更や配信停止の可能性もあるため、最新の検索結果を必ずご確認ください。
2. 初回起動時の許可設定
アプリを起動すると、以下のアクセス許可を求められます。
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写真へのアクセス(送信ファイルとして使用)
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カメラへのアクセス(書類撮影に使用)
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通知設定(任意)
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アドレス帳へのアクセス(電話帳連携)
すべて許可しなくてもFAXの送信は可能です。
3. 送信先の電話番号を入力(※国番号に注意)
日本のFAX番号に送る場合:
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日本の国番号は 「81」
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福岡市(市外局番092)→ +8192xxxxxxx
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※最初の「0」を省くのが国際ルールです
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4. 書類を選択(PDF・画像 or 写真撮影)
送信したい内容は下記いずれかで選択:
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カメラで撮影(紙資料を撮る)
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写真から選ぶ(スクショ可)
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PDFファイル(対応機種限定)
筆者は画像ファイルの送信を推奨しています。スクショでもOK。
台形補正機能もついており、手ブレや角度のズレも自動補正されるので便利です。
5. 送信!完了画面を確認
すべての準備が整ったら「Send(送信)」をタップ。
送信完了後はステータス画面に「Delivered」などの表示が出ます。
※無料枠を超えた場合は課金案内が出ますので、そのまま購入せず閉じてください。
iPhoneから無料でFAXを送る方法 まとめ
FAXはすでに時代遅れと思われがちですが、行政・病院・士業などでは今でも現役。
特に「紙ベースの即時性」が必要な場面では、意外にもFAXは便利なんです。
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コンビニに行く手間が省ける
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急ぎの場面でもiPhoneだけで対応できる
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国番号ルールを理解すれば、海外からの送信もOK
【注意点】
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アプリやOSのアップデートで使えなくなる場合もある
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セキュリティ面に不安がある場合は公的書類には注意
補足:FAXは日本だけの文化ではない
「FAXはガラパゴス文化」と揶揄されがちですが、実際は欧米の一部業界でも活用されています。
セキュリティ上の理由で、あえてFAXを使う企業も存在します。
こんな人におすすめ
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フリーランスや個人事業主でたまにFAXが必要
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自宅にプリンター・FAX機器がない
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郵送よりも早く「確実に届けたい」書類がある
最後に
筆者は今後も「FAX.de」をサブツールとして使い続ける予定です。
ITの進化を取り入れつつ、必要なアナログ手段もうまく活用していきたいですね。
ご相談はお気軽に。当店では修理だけでなく、スマホの活用相談にも対応しています!
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この記事を書いた人
石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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