各社の3G回線が順次終了。あなたのガラケー、まだ使える?

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※この記事は、2022年のau 3Gサービス終了に関する内容をもとに、2025年時点での最新情報を反映してリライトしたものです。


2022年3月31日、au(KDDI)の3G回線(CDMA 1X WIN)が正式に終了しました。

この影響で、古いガラケーや3G対応スマホは、音声通話やSMSを含むモバイル通信が不可能になりました。

au公式サポート:3Gサービス終了のお知らせ

「Wi-Fiにつなげばインターネットは使えるのでは?」という疑問もありますが、携帯電話としての役割は終了したと見て良いでしょう。


他キャリアも3G終了のカウントダウンが進行中

  • SoftBank:2024年4月終了(2G終了時と同様、ソフト的な猶予がある可能性も)
  • NTT docomo:2026年3月31日でFOMA(3G)およびiモードサービス終了予定 docomo公式:3Gサービス終了について

これらのキャリアでも、対象機種のユーザーに対して機種変更サポートキャンペーンなどが実施されている場合がありますので、店舗や公式サイトで確認するのがおすすめです。


今回の話、要するにどういうこと?

au回線の3G対応端末(例:iPhone 5S、古いガラケー)は、すでに音声通話が不可。

Wi-Fiがあればネットは可能ですが、携帯電話としての実用性はゼロになります。

今後もdocomoやSoftBankが3Gサービスを停止していくので、10年以上前の端末を現役で使っている方は要注意です。


iPhoneでの基準はどこ?

  • iPhone 5S以前:3G回線メイン、要機種変更
  • iPhone 6以降:4G(LTE)対応、まだ使える
  • ただし、iPhone 6以前はSIMロック解除不可の端末もあるため、乗り換え時には注意が必要です。

予備機として保管していた人も要チェック

「メインは最新機種だけど、昔のiPhoneを予備機として保管している」

という方も多いかと思いますが、3G回線を前提とした機種は通話・SMSの予備機としてはもう使えません。

用途としてはWi-Fi経由のインターネット専用機、あるいは音楽プレイヤーや動画再生用くらいに限られてきます。


早めの機種変更が吉!

携帯キャリア各社の3Gサービスは、今後数年で完全に終了予定です。

今後の回線トラブルや「いざという時に通話ができない」などの不安を避けるためにも、早めの機種変更が安心です。

筆者のようにiPhone修理の現場で働いていても、最近ではiPhone 5S以前の端末をメインで使っている人はほとんど見かけません。

しかし、古い端末の修理依頼(画面修理やバッテリー交換)はまだあるため、予備用途やデータ取り出しとして活用されているケースは多い印象です。

いずれにせよ、3G時代は確実に終わりを迎えています。

思い出の詰まった端末も、そろそろ役割の見直しを考えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)

2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営

1万台以上のiPhoneを修理してきた実績

システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!

PC・ゲーム機の修理実績も多数

ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!

「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。


🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。


✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。

「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。

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