※この記事は過去記事をもとに、2025年時点の筆者の使用状況(Series6使用)と現行watchOSに合わせて再構成したリライト記事です。
Apple Watchを日常的に使っている方の中には、「夜だけ異様に電池の減りが早い」と感じたことはありませんか?
筆者もそのひとりです。Series3からSeries6へ買い替え、睡眠ログを取るようになってから、夜間のバッテリー消費に悩まされていました。
この記事では、睡眠中のApple Watchの電池の減りを抑える設定方法について、実体験をもとに解説します。
なぜ夜だけバッテリーの減りが早いのか?
Apple Watchで睡眠ログを取る際、装着して寝るだけなので「特別な処理は走ってないはず」と思いがちです。
しかし筆者は、ある日こんな仮説を立てました。
「寝返りなどで腕が動くたびに画面が点灯して、電池を消耗しているのでは?」
Apple Watchは画面点灯時にバッテリーを大きく使う仕様です。つまり、就寝中の無意識な動作がバッテリーを消耗している可能性があるのです。
解決策:寝る前に「シアターモード」をオンにするだけ
シアターモードとは?
- 手首を上げても画面が点灯しない
- 通知音もオフになる(触覚通知は有効)
- 映画館などでも使われるマナー設定
Apple公式説明(watchOS 8以降):
設定方法
- Apple Watchの文字盤で画面下から上にスワイプしてコントロールセンターを表示
- お面のアイコン(シアターモード)をタップ
- 有効になると、腕を動かしても画面が点灯しなくなります
この操作だけで、寝ている間の無駄な画面点灯を防げます。
その他の省電力設定(今回は補足)
Apple Watch Series5以降は、「常にオン(Always-On Display)」がデフォルト設定されています。この機能をオフにすることで日中のバッテリー消費も改善できます。
ただし、本記事のテーマは「睡眠ログ中のバッテリー改善」なので詳細は割愛します。興味がある方は以下のApple公式も参考にどうぞ:
筆者の実測:電池持ちはこう変わった
筆者はこのシアターモードを毎晩就寝前にONにする運用に切り替えました。
Before(シアターモードなし)
- 就寝前バッテリー:90%
- 起床時バッテリー:50%台
After(シアターモードあり)
- 起床時バッテリー:70%台をキープ!
およそ20%以上も節電できた結果になります。
まとめ:睡眠ログ派なら試す価値あり
Apple Watchを24時間装着して活動ログを取りたい人にとって、バッテリー問題は大きな壁です。
「夜間の電池の減りが気になる」「睡眠ログを快適に取りたい」という方は、シアターモードの活用をぜひ試してみてください。
小さな設定ひとつで、Apple Watchがより頼れる存在になりますよ。
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この記事を書いた人
石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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