※この記事は過去の内容をもとに、2025年5月時点の情報でリライトしています。
iPhoneの動作が不安定になるとき、まずチェックすべきポイント
「iPhoneが突然フリーズした」「急に再起動した」「なんだか最近動きが遅い」
こういったご相談は、修理店でも日常的に寄せられます。
iPhoneは安定性が高いスマートフォンですが、ハードの劣化やOSの影響、ストレージの逼迫などが重なると、不調が起きやすくなります。
今回は、よくあるトラブルの原因と対処法を、実際の店舗対応の流れに沿ってご紹介します。
突然のシャットダウンやフリーズの主な原因
1. バッテリー劣化による電力供給不足
iPhoneのバッテリーは経年劣化します。
劣化が進むと、高負荷な動作中に電力が足りなくなり、突然シャットダウンすることがあります。特に冬場はそのリスクが高まります。
2. iOSアップデート後の不具合
アップデート直後に挙動がおかしくなるケースもあります。
一時的なキャッシュの不具合や、古いアプリとの相性が原因となることもあります。
3. アプリの多重起動・バックグラウンド処理
リソースを大量に使うアプリを複数同時に開いていると、メモリ不足でアプリや本体自体がフリーズすることもあります。
iPhoneが遅くなる理由とその対策
1. ストレージの空き容量不足
iPhoneは内部ストレージにある程度の“余白”がないと、正常に動作できません。
写真・動画・LINEのデータなどが溜まりすぎていると、処理速度が極端に低下することもあります。
2. キャッシュや一時ファイルの蓄積
Safariやアプリが溜め込むキャッシュも、動作の重さに影響します。
「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」などの方法で一部は解消できます。
3. 本体の処理性能が時代に合っていない
iPhone 8以前のモデルでは、最新アプリやOSの動作が限界に近づいていることも。
この場合は、処理負荷の高いアプリを避けるか、機種変更の検討が必要になります。
ストレージがいっぱいになるとどうなる?
容量が限界に近づくと、以下のような現象が起きることがあります:
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写真や動画の撮影ができない
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アプリのアップデートが停止する
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システムが自動で一部機能を制限(ライブフォト無効、クラッシュ頻発)
iPhoneの空き容量は、最低でも5GB以上を保つのが理想です。
特に「設定」→「iPhoneストレージ」で“その他”が多い場合は要注意です。
早めのメンテナンスで、大切なデータと動作を守る
iPhoneは長く使える設計ですが、使いっぱなしだと調子を崩すこともあります。
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バッテリーの劣化チェック(「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」)
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ストレージ管理
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不要アプリ・写真の整理
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定期的な再起動
これらを日常的に意識するだけで、動作不良の予防につながります。
不安なときは、店舗での診断やメンテナンス相談もお気軽にどうぞ。
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この記事を書いた人
石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
▶︎ 自社サイトはこちら
✅ Yahoo!ニュース エキスパートとしても執筆中
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✅ ビジネス系メディアへのnote実篩も多数
▶︎ 掲載メディアはこちら(note)
✅ ナビットの1000人アンケートの記事も担当
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✅ Kindle書籍も多数出版。可処分所得や通信制大学に関する実用エッセイなどを執筆
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