結論:2026年の非正規修理は基本的にバレるが「修理してから返す」方が得なケースが多い
最初に答えからお伝えします。2026年5月現在、iOS18・iOS19の組み合わせとアップル側のチェック体制により、サードパーティ製パネル・バッテリーは「パーツ交換アラート」として高確率で表示されます。ただしキャリア返却の現場では、その情報を厳密に突き合わせず「外観と動作」で判断するケースも多く、結果として修理して返した方が支払額が小さくなる人が圧倒的多数というのが当店の実感です。
この記事では、ドコモ・au・SoftBankそれぞれの返却プログラムごとのチェック実態、バレ判定の仕組み、修理して返すパターンと割れたまま返すパターンの損得比較を、実際にiPhoneを1万台以上修理してきた現場目線でまとめます。
修理の料金を確認してみよう
キャリア別バレ判定の仕組み(ドコモ/au/SoftBank)
まず大前提として、3キャリアとも「非正規修理を見抜く具体的な判定基準」は公表していません。各社の利用規約と返却プログラムの査定基準を整理すると、判定ロジックはおおむね次の3層構造です。
① 外観チェック(画面ガラス・背面ガラス・フレームの破損)
店頭やセンターの担当者が目視で確認します。ヒビ・欠け・大きな擦り傷が一発で「故障時利用料の対象」となるため、ここで修理済みであれば追加負担なしで通過します。
② 動作チェック(電源・タッチ・カメラ・スピーカー)
通電して基本動作を確認します。ここでタッチが効かない、カメラが映らないなどがあると故障扱いになり、22,000円前後の負担金が発生します。非正規パーツでも正常動作していれば、ここでは引っかかりません。
③ 設定情報チェック(パーツ交換アラート)
「設定 → 一般 → 情報」に表示される「不明な部品」「Appleで点検されていない部品が取り付けられています」の表示です。iOS15以降は画面・バッテリー・カメラがほぼ確実に表示されます。担当者がここまで確認するかは店舗・スタッフ次第というのが実態です。
ドコモ(いつでもカエドキ/スマホおかえしプログラム)
返却後にdポイントクラブ経由で査定し、「良品判定」を外れると故障時利用料22,000円が請求されます。割れたまま返した場合はほぼ確実にこの金額がかかります。修理して返却した場合、当店のお客様の事後報告では「請求が来た」というケースは現時点でゼロです。
au(スマホトクするプログラム)
au Online Shopまたは店頭で査定し、外観の損傷で22,000円の負担金が発生します。auは外観判定が比較的厳しく、フレームの大きな打痕も対象になります。逆に内部パーツの履歴までは追わない傾向です。
SoftBank(新トクするサポート)
店舗持込査定が中心で、外装損傷や水濡れ反応があると22,000円。SoftBankは水濡れインジケーターのチェックが厳しいのが特徴で、非正規修理よりも水没痕が決定打になりやすい傾向があります。
「パーツ交換アラート」が出ていてもバレない時がある理由
設定画面に「不明な部品」と表示されていても、追加請求につながらないケースが多いのは次の3つが理由です。
1つめは、査定の現場では時間に追われるため、設定アプリの深い階層まで開いてチェックする担当者が限られること。2つめは、キャリアの判定基準が「商品として再販可能か」であり、Appleが直接認証している部品かどうかではないこと。3つめは、画面・バッテリーが正常動作している限り「良品」扱いになる運用が一般的なことです。
ただし、iPhone 16以降は「真贋判定の精度が上がる」とAppleがアナウンスしており、今後はチェックされる頻度が増える可能性があります。「絶対にバレない」と断言できる時代ではなくなっている、と理解しておく方が安全です。
修理 vs そのまま返却 損得比較表【iPhone 14/15/16/17e】
当店i@Qの料金表(2026年5月時点)を元に、画面ガラスのみのヒビを想定した損得を整理します。
| モデル | 画面修理(i@Q税込) | そのまま返却の負担金 | 差額(修理が得な場合) |
|---|---|---|---|
| iPhone 14 / 14 Plus | 14,000円〜 | 22,000円 | 約8,000円お得 |
| iPhone 15 / 15 Plus | 15,000円〜 | 22,000円 | 約7,000円お得 |
| iPhone 16 / 16 Pro | 18,000円〜 | 22,000円 | 約4,000円お得 |
| iPhone 17 / 17e | 20,000円〜 | 22,000円 | ほぼトントン |
画面と背面の両方が割れている、フレームが歪んでいるなど重度破損の場合は、修理代が22,000円を超えることがあるため「そのまま返却」が向いています。軽度〜中度のヒビなら、ほぼ全モデルで修理してから返した方が得という結論になります。
修理して返した方が得な人・そのまま返した方が得な人
修理して返却が向いている人
画面ガラスのヒビが軽度から中度で、フレーム・基板に損傷がない方。返却までに数日〜数週間の余裕がある方。次の機種に乗り換えるまでに快適に使いたい方。これに当てはまれば、ほぼ確実に「修理して返却」が経済合理性のある選択です。
そのまま返却が向いている人
画面・背面・フレームすべてが破損していて修理代が22,000円を超える方。水没インジケーターが反応している方。キャリアの補償サービス(ケータイ補償サービス、AppleCare+ for iPhoneなど)に加入していて自己負担額が小さい方。すでに返却期限が迫っていて修理時間が取れない方は、修理せずそのまま返却で割り切るのが現実的です。
福岡で2年返却前のiPhoneをこっそり直したい方へ
i@Q西新店(早良区西新5-15-11 2F・サザエさん通り沿い)と博多店(博多区住吉3-5-2 2F・住吉神社近く)では、キャリア返却前のiPhone修理を年間多数お受けしています。iPhoneバッテリー交換は最短10分・3,000円〜、画面修理も即日対応です。
どちらの選択が一番安く済むかは、機種・破損状況・加入中の補償サービスによって変わります。状態を見せていただければ、修理した場合と返却した場合の総額をその場で比較してお伝えします。
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この記事を書いた人
石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)
✅ 2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営
✅ 1万台以上のiPhoneを修理してきた実績
✅ システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!
✅ PC・ゲーム機の修理実績も多数
✅ ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!
「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。
🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。
✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。
「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。
活動実績(一部)
✅ iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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✅ Yahoo!ニュース エキスパートとしても執筆中
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