Face IDが使えない原因と直し方【福岡の修理店が解説】

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「ロックを解除しようとしても顔認証が反応しない」「設定からFace IDを登録しようとしても進めない」——そんな相談がうちの店にも月に数件届きます。Face IDが使えないとき、原因はソフト(設定)側のことが多いんですが、なかにはハードの故障で修理が必要なケースもあります。この記事では、自分でできる切り分けと、修理で直る場合・直らない場合の見分け方を、福岡の修理店の現場目線で正直にお話しします。

Face IDが使えないとき、まず試す5つと「修理が必要なサイン」

先に結論を言うと、Face IDが使えない原因の多くは設定や一時的な不具合で、再起動や再登録で直ることが珍しくありません。一方で、落下・水没・他店での画面交換のあとに症状が出た場合は、TrueDepth(顔を立体的に読み取るセンサー)側のハード故障が疑われます。まずはお金をかけずに試せるところから順に確認していきましょう。

自分でできる切り分け5ステップ

  1. ノッチ周りの覆いを外す:画面上部のセンサー部分を、保護フィルムやケース、指で覆っていないか確認します。フィルムがインカメラの黒い部分にかかっていると認証できないことがあります。
  2. センサー部を拭く:メガネ拭きのような柔らかい布で、画面上部のセンサー周辺をそっと拭きます。皮脂や汚れだけで反応が鈍ることもあるんですよね。
  3. 強制再起動:音量上げ→音量下げ→サイドボタン長押し(機種により操作は異なります)で再起動します。一時的なソフトの不具合はこれで消えることが多いです。
  4. Face IDを登録し直す:「設定」→「Face IDとパスコード」から一度削除して、明るい場所で正面から再登録します。「もう一つの容姿を設定」も登録しておくと精度が上がります。
  5. iOSを最新にする&設定リセット:iOSのバージョンが古いと不具合が残っていることがあります。それでもダメなら「すべての設定をリセット」(データは消えません)を試します。

ここまでで直れば、修理は不要です。実際、店頭に持ち込まれても「設定の登録し直しで解決」というケースは少なくありません。まずは1〜5を落ち着いて試してみてください。

修理が必要なサインと、正直「うちでも直せない」領域

5ステップを試してもダメ、もしくは次のような状況なら、ハード(部品)側の故障の可能性が高くなります。

  • 落とした・ぶつけた直後からFace IDが使えなくなった
  • 水没・雨に濡れたあと、数日してから顔認証が効かなくなった
  • 「TrueDepthカメラで問題が検出されました」と表示が出る
  • 他店で画面交換やバッテリー交換をした後に使えなくなった

ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。Face IDの中核であるTrueDepthの部品は、本体の基板と特別な形で「ペアリング(紐づけ)」されています。そのため、ドットプロジェクター(顔に赤外線の点を投射する部品)そのものが壊れた場合、私たちのような第三者の修理店では顔認証を元どおりに復元できないことが多いんです。これはうちでも例外ではなく、その場合はApple(正規サービス)での対応をご案内しています。最近はApple側でもTrueDepth周りの修理対応を広げる動きがあるので、正規の窓口に相談する価値は十分あります。

「画面割れのついでにFace IDも」が危ない理由

意外と多いのが、料金の安さだけで急いで決めてしまい、画面交換のあとにFace IDが使えなくなるパターンです。画面交換の際は、上部のセンサー用フレックス(細い帯状の配線)の扱いがとても繊細で、ここに無理な力がかかったり部品に指紋や汚れが残ったりすると、それだけで顔認証が使えなくなることがあります。フランチャイズではなく直営でやっている私たちが、丁寧な作業とデータそのまま修理にこだわるのはこのためです。画面割れとFace IDの不調が同時に気になるなら、交換前に一度ご相談ください。

梅雨の福岡で増える「水没→数日後にFace ID不調」

福岡は梅雨どきに水没のご相談がぐっと増えます。水没は、その日は普通に動いていても、数日かけて内部が腐食してFace IDやインカメラが効かなくなることがあるんですよね。濡らしてしまったら、電源を入れ続けたり充電したりせず、早めに見せてください。応急処置とその後の流れは別記事にまとめています。

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多くは設定で直る、残りは「見極め」が肝心

Face IDが使えないとき、まずは5ステップのセルフチェック。ここで直れば費用はゼロです。直らないときは、落下・水没・画面交換歴という「ハード故障のサイン」を手がかりに、第三者修理店で対応できる範囲か、Appleに任せるべきかを見極めます。西新店・博多店どちらでも診断はお受けしますので、「これって修理で直るの?」と迷ったら、まずは電話やLINEで気軽に相談してください。無理に勧めることはしません。直らない領域は正直に直らないとお伝えします。

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この記事を書いた人

石井つかさのプロフィール画像

石井つかさ(ライター / iPhone修理エンジニア)

2025年5月で創業11年!福岡市内で最も歴史のある(たぶん)iPhone修理店を運営

1万台以上のiPhoneを修理してきた実績

システムエンジニア歴20年以上 → ハードだけでなくソフト面からもアドバイス可能!

PC・ゲーム機の修理実績も多数

ライターとしての実績もあり、「専門知識をわかりやすく伝える」のが得意!

「詳しいけど、オタク的じゃない」視点で、専門用語をできるだけ噛み筒き、お客様にとって本当に役立つ情報を発信しています。


🎓 2019年、40代で京都芸術大学に入学、2025年3月、6年かけて卒業。
その後すぐに放送大学に入学し、心理学を学部。 現在も学びを続経中です。


✍️ 芸術大学で学んだ“構成力・表現力”と、放送大学での“心理・社会・文学・経済”の学びを融合し、
情報発信や文章指導に応用しています。

「感性で伝え、論理で支える」
そんな発信を大切にしながら、ZINE、Kindle書籍、講座など多角的に活動中。

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iPhone修理店のオーナーとして、福岡市内で最も歴史ある店舗(iatq.net)を運営
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