【お得にスマホを使おう!】iPhone修理店が教える格安SIMの選び方
1.新たな本人確認方法の導入
2024年6月18日に、政府より携帯電話や電話転送サービスを「対面」で契約する際、事業者に対し、マイナンバーカードなどに搭載されているICチップの読み取りを本人確認方法として義務付けることを決定しました。
運転免許証などの本人確認書類の券面偽造による携帯電話の不正契約が相次いでいることなどを受けた措置で、政府は今後、ICチップの読み取りアプリの開発を検討するとしています。
インターネットなどを通じた「非対面」での契約の際には、▼顔写真のない健康保険証などの本人確認書類や、▼運転免許証の画像を送信する方法は廃止し、原則としてマイナンバーカードに一本化するということです。
警察庁によりますと、2024年1月から4月までの間、全国のSNSを使った投資詐欺の認知件数は2508件、被害額はおよそ334億3000万円に上っています。
政府はこうした対応によって、携帯電話を用いた特殊詐欺などの犯罪を減らしたい考えです。
2. 携帯電話契約の煩雑化と対策
携帯電話の契約時に対面での本人確認の方法が変わる事で契約手続きがマイナンバーカードや運転免許証、外国人の方の在留カードのICチップでの読み取りが義務化になる可能性が高く、マイナンバーカードを今お持ちでない方は本格的に導入される前に契約するのは良いかと思います。ただ、今述べてることは犯罪を助長するものではありません。一部の犯罪者による不正行為の影響で、携帯電話の契約手続きが不便になる事への対策です。
また、政府は携帯電話会社も安全で迅速な手続きを実現する為、マイナンバーカードのICチップの読み取りがスムーズにできるように、パソコンにカードリーダーを設置すれば、無料のソフトウェアでICチップを読み取れるリーダーやICチップの読み取りアプリの開発を検討しているようです。
3. 格安SIMへの移行の背景
格安SIMは大手通信事業者と比べると料金が安いのが大きなメリットです。大手通信事業者の月額相場は5,000~7,000円程度ですが、格安SIMなら月額1,000~2,500円程度で利用できますので、節約にもなります。
シンプルで分かりやすい料金プラン
格安SIMの料金プランは、大手通信事業者と比べるとシンプルで分かりやすいのが特徴です。大手通信事業者の場合には、プランの数そのものが多く、他のサービスやオプションとセットで利用することを前提にしているプランもあります。どのプランが自分にとってお得なのか、よく分からないことも多いでしょう。
これに対して、格安SIMならプランによる違いは、基本的にSIMカードの種類(音声通話機能のあり・なし)と月間データ通信容量くらいです。自分にとってどのプランがお得なのか簡単に分かります。格安SIMは利用者にとって経済的で効率的な通信サービスを提供しています。
4. 格安SIMが安い理由
格安SIMが安い2つの理由
では、なぜ格安SIMにすると料金が安くなるのでしょうか。その理由として、大きく以下の2つが挙げられます。
- 大手キャリアから通信回線を借りているため
- 店舗を持たないため
大手キャリアから通信回線を借りているため
格安SIMを取り扱う会社を含め、携帯電話の回線を自社で所持せず他の事業者から借りてサービスを提供する事業者の事をMVNOと呼びます。
MVNOは、携帯電話の通信を行う基地局をはじめとするネットワーク設備を3大キャリアから借りてサービスを提供しています。自社でネットワーク設備を持っていないので、土地代や設備代等の費用が抑えられています。また設備に対するメンテナンスもなく、その費用も不要になります。
MVNOから3大キャリアに対しては、設備のレンタル料を支払っていますが、基地局を自前で設置や管理するよりもはるかに安価となります。
オンラインでのサポートがメインであるため
店舗を保有する格安SIMキャリアは少なく、サポートはオンライン対応が主となります。
店舗を保有するとなると、店舗の賃料や人件費などの店舗運営のコストがかかります。格安SIMでは多くの場合、オンラインサポートを中心にして店舗運営のコストを削減しています。
機種変更の時ぐらいしか店舗を利用しないという方や、オンラインでのサポートでも問題ないという方は格安SIMが合っているでしょう。
もちろん、チャットサポートを用意している格安SIMが多く、基本的にはオンラインから相談可能です。全くサポートがなくなるわけではなく、あくまでオンラインがメインとなりますが、最近は店舗を持つMVNOも増えてきましたので、MVNOを選ぶときに店舗の有無もチェックすると良いでしょう。
また、当店のようなiPhone修理店が格安SIMを販売している場合もあり、サポートも充実しているMVNOもありますのでチェックしてみてください。
5. 格安SIMのメリット
月々の利用料金が安い
月々の利用料金が安いのが、格安SIMの最大のメリットと言えるでしょう。その中でも格安SIMの20GB大容量でも2000円〜3000円程度で販売されているのがお得です。大手キャリアを契約中の方で利用料金を安くしたいなら、格安SIMはありだと思います。
自分に合わせた料金プランが選べる
格安SIMの料金プランは「音声通話の有無」と「月々の上限データ容量」の2点を中心に決めていくことが多いと思います。
データの上限については、低容量から大容量までさまざまな料金プランがあるため、月のインターネットの利用や動画視聴、オンラインゲームの頻度や利用時間など自分に合わせてプランが選べます。
オンラインで契約ができる
格安SIMの契約申し込みはオンラインがメインのため、ご自身で契約ができる方は店舗に足を運ぶ必要が無く、場所や時間を問わずに、お好きなタイミングで手続きができる事は大きなメリットになりますが、オンラインでの契約に不安がある方にとってはデメリットに感じる方もいらしっしゃいます。
6. 格安SIMのデメリット
通信速度が不安定な時がある
格安SIMは大手携帯電話会社(大手キャリア)の回線を借りているため、スマホの利用が集中する時間帯は通信速度が遅くなりやすい傾向があり、スマホの利用が集中する時間帯は、お昼休みや通勤・通学が集中する朝や夕方、就寝前の夜間などです。
快適な通信環境を確保するには、固定回線を利用したWi-Fiが良いと思います。コンセントタイプのWi-Fiは不安定なところがあります。もしくは通信速度が比較的安定している格安SIMを選ぶと良いかも知れません。
携帯電話会社からメールアドレスを借りられない
また、格安SIMは「@docomo.ne.jp」「@i.softbank.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」といった携帯電話会社からのメールアドレスが基本的には貸与されません。そのため、メール機能を利用するには、Gmailのような他社のフリーメールサービスもしくは、キャリアメールの持ち運びサービスを利用する必要があります。
キャリアメール持ち運びサービスを利用すれば、使用中のキャリアメールを使う場合はドコモ・auであれば月額330円×12ヶ月で年間3960円です。ソフトバンクは年額3300円で継続できます。なお、持ち運びサービスを利用するにはキャリアの解約後、31日以内の手続きが必要です。
格安SIMを提供している事業者は実店舗を持っているところが少なく、対面での相談がしにくいデメリットがあります。
格安SIMのサポートは電話やメール、専用サイトで利用できるチャットなどが主流です。初期化設定の技術サポートや各種トラブル対応、疑問への回答なども最低限のものしか期待できないことを覚悟しましょう。店舗での対面サポートに慣れてしまっている方にとって、オンラインでの問い合わせは少し大変かも知れません。なので不安な方は、実店舗を持っている格安SIMがおすすめです。
7. 格安SIMキャリア
当店がおすすめする格安SIMのIIJmioも含めた格安SIMキャリアの特徴をご紹介します
1 実質無制限で使い放題『楽天モバイル』
「楽天モバイル」は大手通販サイトなどを運営する楽天株式会社が運営会社です。日本全国のサービスエリアで、データ容量無制限でインターネットを使いたい放題できます。
2024年7月現在、楽天モバイル契約中は、楽天市場でのポイントが常に+1倍になり、貯まりやすいのも魅力の1つです。
*2023年6月楽天最強プランを開始。パートナー回線(au回線)の月5GB制限撤廃され、パートナー回線が無制限で使えるようになりました。
楽天モバイルがおすすめの方
- 実店舗でサポートを受けたい方
- 通話をよく利用される方
- 楽天市場でお買い物をされる方
2 20GB &国内通話5分以内が無料の『ahamo』
「ahamo」はドコモが提供するモバイルサービスのひとつで、月額料金を抑えながらワンプランでシンプルに利用できるのが特徴です。
月間20GBまで月額2,970円で使えるというシンプルな料金設定が魅了のサービスです。また月間20GBでは容量が足りないという方には月額4,950円で+80GBが使える「ahamo大盛りオプション」がおすすめです。
ahamoがおすすめの方
- 5分以内の国内通話が多い方
- 毎月の通信量が20GB以内で利用されている方
- オンラインで申し込みが完結できる方
3 通信速度が快適『LINMO』
「LINMO」はオンライン申し込み専用のソフトバンクの格安ブランドです。LINMOはセット割りなど条件がなくても、基本料金が安くプランがわかりやすいと言うメリットがあります。さらに、2024年7月30日からは従来のプランを改良した新プランが登場。データ使用量に応じて料金が変わる従量制です。10GB使ったときの月額料金2090円(税込)です。月3GB未満の場合は、従来のプラント同様の990円(税込)です。
LINEMOがおすすめの方
- ソフトバンクの回線を利用したい方
- 子供にスマホを持たせたい親(セット割なしで基本料金が安いため)
- LINEアプリをよく利用される方
4 速度を重視するなら『UQモバイル』
UQモバイルはauのサブブランドとしてサービスを提供している格安SIMです。キャリアのサブブランドだからauの高品質な回線をそのまま利用できちょうのが魅力です。通信速度がネックと思われがちの格安SIMでも、UQモバイルなら高速で安定した通信が可能です。
格安SIMは実店舗を設けている会社も少なく、契約や故障などの際も直接対面でスタッフに相談することも難しいです。しかしUQモバイルは日本全国に実店舗を設けており、@uqmobile.jpがついたキャリアメールも利用できます。
UQモバイルがおすすめの方
- 安定した速度の回線を安く使いたい方
- いざというとき店舗のサポートを受けたい方
- 少ないデータ容量で十分な方
5 充実したサービスを求めるなら『mineo』
ドコモ・au・ソフトバンクの3つの大手キャリア回線に対応しているとい事で、どのキャリアを利用している人でも、SIMロック解除なしで乗り換えできる可能性が高いです。なのでSIMロック解除が面倒で乗り換えをためらっている方は、mineoを検討してみよう。
mineoでは1GB(1298円)から20GB(2178円)まで幅広い容量プランがあります。UQモバイルやワイモバイルには1GBプランが無いので、利用頻度が少ない方であればmineoの方がお得に利用できます。
通信速度も十分な速度が出ており、日常使いで不便に感じる事は比較的ありません。
mineoがおすすめの方
- 格安SIMサービスをはじめて使う方
- 月の途中でデータ容量が足りなくなるのを避けたい方
- 月によって使用するデータ容量に差がある方
6 幅広いプランで選ぶなら『IIJmio』
IIJmio(アイアイジェミオ)はauとドコモの回線を使い、2GB(850円)から20GB(2000円)まで幅広いプランから選べる格安SIMです。
IIJmioをお使いの方の口コミをチェックすると、時間帯にもよりますがドコモ回線で比較的安定した通信ができており、料金も比較的安いと高評価のようです。
IIJmioがおすすめの方
- スマホ端末とSIMを同時購入したい方
- スマホ代を安くしたい方
- 家族や複数端末でデータ容量をシェアしたい方
7 家族で利用をするなら『Y!モバイル』
Y!モバイルはソフトバンクのサブブランドとして利用できる格安SIMです。UQモバイルと同様、キャリアの高品質な回線をそのまま利用でき、ソフトバンクショップに併設されていることも多いワイモバイルショップでサポートも受けられるので安心です。
2024年7月現在、Y!モバイルでは、おうち割光セット(A)というソフトバンク光やソフトバンクエアーとのセット割が適用できます。セット割が適用されれば2台目のスマホ料金から毎月1,188円の割引が受けられ、通信費の大幅な節約につなげられるでしょう。
Y!モバイルがおすすめの方
- 通信速度を重視したい方
- 大手キャリアよりお得に利用したい方
- 家族でワイモバイルを契約したい方
- ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを利用している方
8 九州エリア在住なら『QTモバイル』
QTモバイルは九州電力のグループ会社であるQTnetが運営するモバイルサービスです。2024年7月現在、九州電力や光回線BBIQとセット利用すれば割引が適用されるので、月額880円から音声通話月のスマホが持てます。
QTモバイルがおすすめの方
- 九州エリアにお住まいの方
- 九州電力や光回線BBIQを契約している方
- 端末補償やサポート重視の方
- 地域密着型のサービスが良い方
9 ライフスタイルに合わせてトッピングができる『povo』
povoはオンライン申し込み専用のauの格安プランです。2021年9月29日から料金プランがpovo2.0に一新され、基本料金0円にさまざまなトッピングを追加するスタイルになりました。
Provoのトッピングでは、1GBから300GBまで自分の使い方に合ったデータ容量が選べます。例えば330円で24時間使い放題できたり、月間20GBを2700円で利用できたりと、自分流にアレンジしながら運用できるのが魅力です。超大容量の150GBのトッピングでは、実質1ヶ月あたり25GBを2,163円の格安料金で利用できます。
povoがおすすめの方
- データ消費に変動がある方
- 通信量を節約されたい方
- オンラインでの手続きに支障がない方
10 料金重視で選ぶなら『NUROモバイル』
NUROモバイルは格安SIMのなかでも比較的低価格な料金プランを提供している会社です。そのため、料金重視で選びたい人におすすめです。
NEOプランには、SNSサービスが追加料金なしで利用できるNEOデータフリーというサービスがついています。NEOデータフリーはLINE、X、Instagram、TikTokのSNSサービスはデータ通信量を消費しないサービスです。NEOプランは20GB(2,699円)と大容量なうえ、NEOデータフリーも付与されるため、ほとんどの人にとって十分なデータ容量です。余ったデータ容量は翌月に繰り越せるから、1ヶ月で20GBを使い切れるかどうか際どいという人にもおすすめです。
povoがおすすめの方
- 料金の安さを重視する方
- SNSをよく利用する方
- 気軽に利用できる格安SIMを探している方
11コスパを重視するなら『 ソニーネットワークコミュニケーションズ 』
小〜中容量のプランが相場より安く、コスパ重視の人向けです。モバイル回線はドコモ・au・ソフトバンクと3社すべて取り扱いがあり、速度が遅くなりにくいNEOプランも選べます。
料金の安さが特徴とも言える事業者で、3GBから40GBまで幅広いデータ容量のプランがあるほか、かけ放題つきの1GBプランも選べます。3GBプランは月792円、10GBプランは月1,485円と小〜中容量のプランがお得な傾向。また、NEOプランWと呼ばれる40GBのプランなど、他社にはあまりない容量のプランも展開しています。
NUROモバイルがおすすめの方
- あまりネットを使わず料金を抑えたい人
12 いつでも快適に使うなら『DTI SIM 』
料金はどの容量でも相場より高いが、いつでも快適に使える速度で、ドコモ回線を利用したサービスで、料金プランは2GBから16GBまでのものと、1日あたり1.4GB使い切りのもののみ。すべて10分かけ放題がついている点はメリットですが、大容量プランの取り扱いはなく、いずれのプランも高い価格設定であるため、料金を抑えたい人にとっては不向きといえます。
DTI SIMがおすすめの方
- 電話をよくする人
13 電話を良く使用する方なら『LIBMO』
東海地方で通信事業を展開するTOKAIコミュニケーションズのLIBMO。ドコモ回線を利用して最初から低速(最大128kbps)である代わりにデータ使用量の上限がない、なっとくプランというユニークなプランも提供しています。
料金プランは0.5GBから30GBの間で5つのラインナップがあります。20GBのプランが月1,991円だったり、30GBのプランなら月2,728円だったりと大容量プランが安いのが特徴。さらに、生活応援キャンペーンでもらえるTLCポイントを毎月の支払いに充てた場合、毎月110円〜440円安く使えるため、20GBプランは月1,661円で使えます。
LIBMOがおすすめの方
- 速度が遅くても電話さえできれば良い方
14 必要最低限で十分な方には『エキサイトモバイル』
ブロードバンド事業を展開するエキサイトが運営するエキサイトモバイルは、ドコモ・au回線を利用した、小容量ユーザー向けのFitプランと大容量ユーザー向けのFlatプランから選べます。
料金プランは0GB(常時速度制限)から50GBまでの多彩なラインナップが用意されています。注目すべきは3GB月690円の小容量プランで、この金額は格安SIMのなかでも最安です。しかし、時間帯によっては速度のムラが大きく、快適な通信ができずにストレスを感じることがあります。
エキサイトモバイルがおすすめの方
- メイン回線を安く抑えたい人
15 とにかく安く使いたい方には 【ロケットモバイル】
ロケットモバイルは、電気通信事業者である株式会社IoTコンサルティング(アイオーティコンサルティング)が提供する格安SIMです。業界最安のデータSIM(月額298円)をはじめ、ポイントを貯めて通信費に充当できたりと、ユニークなサービスを打ち出しているのが特徴となっています。ただし、ロケットモバイルではスマホ端末は販売していません。手持ちのスマホか新たに端末を用意したうえで、ロケットモバイルのSIMカードを挿して使うことになります。
ロケットモバイルがおすすめの方
- とにかく安くスマホを使いたい方
- 子供にスマホを持たせてLINEでやり取りしたい方
- 使っていないスマホを活用したい方
格安SIMとは違いますが、このようなものもあります。
【レンタル携帯MVNOサンシスコン】
レンタル携帯が選ばれる4つの理由
- 弁償費用0円
完全前払い制になりますので初期費用に端末代金が含まれてますので万が一故障してしまった場合でも弁償費用はかかりません。
- キャリア審査落ちでもOK
大手キャリアの審査落ちやクレジットカードを保有していなくても身分証があれば審査不要で契約可能です。
- 低コスト
レンタル携帯業界ではトップクラスの低価格で初期費用には端末代金やSIMカード代、送料などもすべてコミコミで明瞭会計になっていて安心して利用できます。
- スマホセット
スマホがセットで大手キャリア通信回線を利用しているサービスですのでかけ放題&パケ放題が使用可能でアプリケーションも制限なく利用可能です。
8.オススメ:IIJmioのギガプラン
特におすすめするIIJmioのギガプランについて詳しく紹介します。
格安SIMの人気ブランド「IIJmio」が提供するスマホの料金プラン「ギガプラン」はiPhone修理店目線からしても1番良いと思います。2023年4月1日よりその一部プランで改定が行われ、月額料金は据え置きのまま利用できるデータ容量が増量されました。ギガあたりに換算すると実質的な値下げに。食料品や光熱費など、いろいろなものが値上げされている中これは嬉しい内容です。
たとえば音声SIMの場合、従来の「4ギガプラン」が月額990円(税込、以下同)のまま1ギガ増えて「5ギガプラン」に、従来の「8ギガプラン」は月額1,500円のまま2ギガ増えて「10ギガプラン」にアップしています。もともと競合各社と比べてもお得感が強かったギガプランですが、今回の改定でさらにコスパが向上しています。
とは言っても、いくらお得でも実績の少ないサービスだと二の足を踏んでしまいますよね。その点、IIJmioは数多くある格安SIMの中でも老舗にあたるサービス。日本初の商用インターネットサービスプロバイダーとして設立されてから昨年で30周年を迎えた電気通信事業者「IIJ(インターネットイニシアティブ)」が運営しており、技術力の高さとそれに基づく安定した通信には定評があります。
実際、第三者機関による2022年度の顧客満足度調査では4冠を達成しており、国内MVNO市場のSIMカード契約数でもシェア1位を獲得しています。
9. IIJmioのギガプランの詳細
IIJmioのギガプランは、使い方に合わせて「SIMの機能」と「データ量」を自由に組み合わせられるのが大きな特徴。SIMの機能は、音声通話とSMS送受信、データ通信のすべてが使える「音声」、SMSとデータ通信に対応した「SMS」、データ通信に特化した「データ」および「eSIM」から選択できます。また、データ容量は「2ギガ」、「5ギガ(改定前は4ギガ)」、「10ギガ(同8ギガ)」、「15ギガ」、「20ギガ」大容量の「30ギガ」、「40ギガ」、「50ギガ」から選択可能。自分が必要とする機能と容量を組み合わせるだけのシンプルなシステムで、契約期間などの縛りは一切なし。そのわかりやすさも人気の理由になっています。
例えば30ギガ〜50ギガあれば
CASE1:家族で安く使える
家族でたくさん使えて、余ったギガのプレゼントやシェアができてムダがありません。
例えば家族3人で合計60ギガ月額税込5,880円
内訳:夫5ギガ月額税込990円+妻5ギガ月額税込990円+子50ギガ月額税込3900=合計60ギガ月額税込5,880円
CASE2:カフェなどでの作業にも
1人で複数台使える、さらにはテザリングを使ってカフェなどでの作業も安心です。
例えば1人で2台で
合計45ギガ月額税込3,930円
内訳;スマホ5ギガ月額税込990円+モバイルルータ40ギガ月額税込2,940円=合計45ギガ月額税込3,930円
*モバイルルータはデータeSIMの月額料金です。
CASE3:多くの趣味を楽しめる
Wi-Fiがなくても安心して動画やゲームを楽しめます。
例えば1人で1台で
30ギガ月額税込2,700円
10. 格安SIMの契約方法と手順
お申し込み方法
STEP1:お申し込み前に準備すること
*各キャリアによって違う場合もありますのでご注意ください。
- 本人名義のクレジットカード
- インターネット環境とパソコンなど
- メールアドレス
- 音声SIM、音声eSIM,SMS SIMの方は本人確認書類
- お使いのスマホの番号のまま乗り換えの方は、MNP予約番号が必要な場合があります。SIMの種類によってSIMロック解除が必要な場合があります。
STEP2:WEBで申し込み
利用するデータ量・SIMの機能・ご利用される方のお名前などをご登録の上、サイトから直接申し込む
STEP3:SIMの設定・ご利用開始
お手続き完了後、最短3〜4日程度(*)でSIMカードをお届けします。
*一部離島・土日祝を除く。
eSIM(音声/データ)の場合、お申し込み完了後に登録されたメールアドレス宛に申し込み完了のメールが届きます。メールの内容に従い、初期設定を行なってください。
基本的にはお客様ご自身で上記の流れで新規契約の申し込みをしていただく必要がありますが、当店でパッケージをご購入いただきますとお申し込みのサポートを店頭でお手伝いいたしますので、インターネットでの契約に不安があるお客様も安心して契約ができるかと思います。
11. スマホの設定方法
格安SIMを使う前にAPN設定が必要です。
SIMカードを挿しても格安SIMが使えないのはAPN設定をすれば通信ができますので解説していきます。
①APN設定とは?
APNとはA(アクセス)P(ポイント)N(ネーム)の略で、スマートフォンにインターネットの接続先を認識させる重要な設定です。
格安SIMをご利用になる場合、必ず設定する必要があります。
初期設定のうちの一つであり、スマホを新たに購入になった場合は使用前に設定を行います。手順通りに行えば、3分ほどで終わる作業です。
②APN設定の準備
事前に準備するのは、SIMカードと設定を行うAndroidスマホだけです。
iPhonenの場合はWi-Fiに接続しておく必要があります。Wi-Fiでの通信ができる環境(自宅、モバイルルーター、フリーWi-Fi等)で設定を行いましょう。
SIMカードをスマートフォンに挿入し、電源を入れ、設定できる状態にします。
③APN設定の手順
手順通りに進めていけば3分ほどで完了できる簡単な設定です。
iPhoneとAndroidで設定方法が異なりますのでそれぞれ解説いたします。
iPhoneの手順
iPhoneのAPN設定では格安SIM会社毎の構成プロファイルというデータをダウンロードし、インストールします。
- あらかじめWi-Fiに接続した状態で必ず「Safari」から開きます。
- 検索エンジンで「(キャリア名)構成プロファイル」と検索すると、該当キャリアの構成プロファイルについてのページが検索結果に表示されます。
- 該当キャリアのページよりインストール用リンクをタップするとダウンロードが始まります。
- ポップアップが表示されるので「許可」をタップします。
- プロファイルインストール画面が表示されます。「インストール」をタップします。
- 「次へ」をタップします。
- 「インストール」をタップ
- 「インストール」の確認ボタンをタップします。
- 「完了」をタップします。インターネットに接続できたら設定完了です。
Androidの手順
AndroidのAPN設定では、格安SIM会社毎の設定を直接入力していきます。
*機種によって項目名が違う場合があります。
- 設定のアイコンをタップします。
- 無線とネットワークをタップします。
- モバイルネットワークをタップします。
- アクセスポイント名をタップします。
- 画面右上の「テンテンテン」アイコン(*)をタップし「新しいAPN」を選択します。*機種によってアイコンの場所や表示が違う場合があります。
- アクセスポイントの編集画面に必要な情報(*)を入力します。*「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」以外の設定が必要な場合がごく稀にあります。
- この設定に名前を付けます。(名前は何でも良いのですが契約しているキャリアの名前を入れる事をおすすめします。)
- 購入されたSIMカードに同封されているマニュアル、またはメーカーのホームページに書かれているAPNを入力します。
- 同様にユーザー名の欄も入力します。
- こちらにも同様にパスワードを入力します。
- 最後に認証タイプを選択します。
- 各項目の入力が終わったら画面右上のチェックマーク(*)をタップし保存します。*機種によって場所やアイコンが異なる事があります。
- 最後に新たに作成したAPNの項目を選択したら設定完了です。
機種によってはアンテナが正常に立つまでにしばらく時間がかかる場合があったり、再起動しないと設定が反映されない場合もございますのでご注意ください。
それでもアンテナがうまく立たない場合は設定を一度リセットし再度設定してみてください。入力ミスでアンテナが立たない場合が多くあります。
本体・設定等に問題がないのにアンテナが立たないという場合はメーカーに問い合わせてください。
当店でパッケージをご購入いただいたお客様は店頭にてAPN設定やキャリアのサポートも致しますのでご安心ください。
12. SIMフリースマホでないといけない理由
SIMフリーとは特定の通信事業者のSIM(正確には通信契約)に縛られない状態をいいます。このため「SIMフリースマホ」と言う場合、どの通信事業者のSIMでも使用できるスマホのことを指します。
docomoやauなどの通信事業者で契約をすると、電話番号や通信契約内容などはSIMに記録されます。そのため、SIMを別のスマホに挿し替えたとしても、契約内容をそのままに別のスマホを使うことができます。
この挿し替えに一切の制限がないのがSIMフリースマホです。SIMフリースマホであれば、docomo・au・SoftBank・楽天、どの通信事業者のSIMを挿しても使用可能です。
ただし、SIMロックスマホだと、docomoで販売されたスマホはdocomo回線、auで販売されたスマホはau回線、といったようにスマホ購入先の通信事業者の回線でしか使用できません。
なお、SIMロックスマホは、所定の手続きをすることでロックを解除できます。ロックを解除したスマホはSIMロック解除スマホと呼ばれており、SIMフリースマホと同じようにどの通信事業者のSIMでも使用できるようになります。
2021年10月以降に発売されたスマホはすべてSIMフリーに
2021年10月からはSIMロックが原則禁止となったため、2021年10月以降に発売されたスマホ(iPhone13シリーズやiPhone SE第3世代)はすべてSIMフリーとなりました。そのため、今後新品のスマホを購入する場合は、基本的にすべてSIMフリーと考えて問題ありません。
ただし、中古ショップでスマホを購入する場合は、2021年9月以前のスマホがSIMロックされた状態で販売されていることもあるので注意しましょう。
*iPhone6S以降の端末はSIMロック解除の手続きをすると、SIMフリー端末として使用できるようになります。
SIMフリースマホの入手方法
SIMフリースマホの入手方法は以下のとおりです。
- 通信事業者から購入する
- メーカーから購入する
- 家電量販店で購入する
通信事業者から購入する
2021年10月以降はSIMロックが原則禁止となったため、現在通信事業者で購入できる新品のスマホはすべてSIMフリーです。
通信事業者の中でも、docomo・au・SoftBank・楽天の大手キャリアは、割引の適用があるため新品のスマホを安価で購入できるのが大きな魅力です。
キャリアによって多少内容は異なりますが、以下のような仕組みで割引をしています。
- 48回の分割払いでスマホを購入する
- 2年目以降にスマホを返却する(残価設定の場合は壊したら修理代がかかります)
- その後の支払いが免除される
割引の適用条件はキャリアによって異なるので、購入時に確認しておきましょう。
メーカーから購入する
SIMロックは通信事業者側で行われるものなので、通信事業者を介さずにメーカーから直接購入するスマホはSIMフリーとなります。
iPhoneならAppleStore、Xperiaならソニーストア、GooglePixelならGoogle ストアなど、メーカーから直接購入することができます。
通信事業者から購入する場合、割引を適用しない場合の販売価格は定価よりも高くなる傾向にありますが、メーカーからは定価で購入できます。
端末の返却を考えておらず、長く使い続ける予定ならメーカーでの購入がおすすめです。
家電量販店で購入する
家電量販店でもSIMフリースマホを購入できます。
家電量販店ではスマホ購入時にポイントが付与され、さらに店舗独自のキャンペーンを開催していることもあります。そのため、キャンペーン内容によってはお得にスマホを購入できます。
ただし、家電量販店で中古スマホを購入するときは、SIMロックがかかったスマホを選ばないように注意しましょう。
2021年9月以前に発売された中古スマホは、SIMロックがされている可能性があるため、よく確認したうえで購入してください。不安な場合は家電量販店のスタッフに、SIMフリーのスマホなのか確認したうえで購入しましょう。
当店でもiPhoneの中古端末を中心に販売しています。
2024年7月ムスビースマホ人気ランキングです。
1位 iPhone SE第2世代(SIMフリー国内版)
2位 iPhone12(SIMフリー国内版)
3位 iPhone8(SIMフリー国内版)
4位 iPhone SE第3世代(SIMフリー国内版)
5位 iPhone11(SIMフリー国内版)
上記のランキングのSIMフリー端末も常に在庫が有るわけではありませんが購入することもできますし、お客様のご要望のiPhoneもご用意できますのでお気軽にご相談ください。また、当店で端末も購入していただきますと、iPhoneのメンテナンスや故障の際には会員割引で対応いたしますので、もしもの時も安心です。
13. 実際の利用者の声です。
IIJmioを利用されてる51名の方に株式会社マイナビ出版が調査されたリアルな口コミ&評判をまとめさせていただきました。
IIJmioのメリット・デメリット
メリット
- 月額料金が安く、種類も選べる
- 運営会社がインターネット業界の老舗で安心
- GBの繰り越し、シェアができる
- eSIMが使える
- 思っていたよりも通信速度が速い
デメリット
- 支払い方法が本人名義のクレジットカードのみ
- お昼の12時〜13時が通信速度は遅くなりがち
今回独自調査したIIJmioの口コミや評判をもとに、メリットとデメリットを簡単にまとめました。
大手キャリアと比較して通信速度が遅かったり、昼休みなどの時間帯で回線が混雑しやすいといったMVNOならではのデメリットはあるものの、メリットと取れる部分も多く、人によって十分にニーズを満たせる格安SIMだと思います。
「格安SIMらしく激安料金でスマホを使いたいけど、ある程度の品質は保ちたい」そんな方におすすめの格安SIMです。
14. まとめ
データ通信のみか音声通話付きか?
格安SIMを選ぶ際は、データ通信のみでよいのか、それとも音声通話も必要なのかを考えましょう。データ通信のみであっても、※LINE電話など、IP電話を利用する通話ができます。データ通信のみの格安SIMで電話をかける際には、利用可能データ量が使われることと、110番などの緊急通報ができない点に注意が必要です。
※LINEを利用するためには、SMSによる認証が必要のため、データ通信のみで利用する場合は、SMS機能付きのデータ通信SIMが必要です。
利用している回線の種類は?
格安SIMを選ぶ際は、サービス提供している事業者が、どこのキャリアの回線を利用しているのかを調べましょう。自分の住んでいる地域などを考慮して、つながりやすいキャリアの回線を選びましょう。キャリアによって通信エリアが異なるため、事前確認が必要です。
オプションサービスは何があるか?
格安SIMを選ぶ際は、サービス提供している事業者のオプションサービスも確認しましょう。通話し放題サービス・データ量無制限サービスなど、キャリアと同様のサービスを提供している事業者もあります。自分の現在の利用状況を確認して、今後必要なオプションが何かを確認したうえで、事業者を選びましょう。
格安SIMにもかけ放題プランがある。
格安SIMにも、音声通話のかけ放題プランが選べる可能性があるため、確認しましょう。ただし、10分以内なら何度でも通話し放題など、通話時間に条件があるかけ放題プランがほとんどです。通話時間の長くない電話を何度でもかけたいという人におすすめのプランです。
MNP対応状況はどうなっているのか?
格安SIMでもMNPを利用して乗換えることが可能です。MNPとは、現在使用している電話番号を変更せずに、他社と契約できる制度のことです。MNPを利用する際は、現在使っている通信事業者からMNP予約番号を取得し、乗り換え先にMNP転入手続きを行う必要があります。
通常時の基本料金はいくらか?
基本料金は、契約当初はキャンペーンにより安くなっていても1~2年後に平常時の料金に戻るといったケースも珍しくありません。目先の安さだけに注目して選ぶのではなく、長期的な目線で見て本当にお得なのかどうかを比較して選ぶ必要があります。
サポートが充実しているか?
MVNOでもチャットやメールでのサポートや店舗でのサポートなど、大手携帯会社と同程度のサポートが受けられる場合もあります。サポートには有料・無料があるので確認しておきましょう。
おすすめの格安SIM IIJmioギガプラン
IIJmioモバイルサービスギガプランは小容量のデータを使う人も、大容量のデータを使う人にもリーズナブルな料金で利用できるプランになっています。また、eSIMにも対応しており、データ専用も音声対応SIMでも対応し、メイン回線だけではなく、サブ回線用途としても良いプランかと思います。「携帯料金を安くしたい」「今の容量では足りない」と感じている人におすすめのプランです。
対象となるプランも普段何ギガお使いなのかで2ギガ〜50ギガまで選びやすくなってますので、お客様の使用に合わせたプランが見つかるかと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
また、当店でパッケージを購入いただきますと格安SIMの設定のサポートも行いますので、ご自身での設定に不安がある方でも安心です。それから、お使いのiPhoneが壊れた場合も当店で割引修理いたします。例えばiPhoneの画面割れの修理ですと1000円割引で修理させていただきます。他の故障の修理に対しましても特別価格で修理させていただきますので万が一故障した時も安心ですので、格安SIMの事で気になる事やご興味がありましたらお気軽にiPhone修理のi@Qにご相談ください。